もう一度食べたいマカオグルメ20選~マカオ渡航解禁記念企画~
7位:ヘンリーズ・ギャレー・マキシムのアフリカンチキン
ポルトガルをルーツとしたマカオ料理の代表的メニューといえば、アフリカチキン(非洲雞)でしょうか。
数多あるアフリカンチキンの名店の中で、私が選んだのは、
ヘンリーズ・ギャレー・マキシム(美心享利餐廳)。
既出のアリ・カレーハウスと同様、マカオをタワーを望む西湾に面した民國大馬路沿いの静かな場所。
初代オーナーが船員だったらしく、創業は1976年。船をモチーフにした内装が特徴。
時間と心に余裕があれば、緑のワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」を注文したいところ。
「CASAL GARCIA(カサル・ガルシア)」という人気の銘柄で、甘みが少ない微炭酸ワイン。
ハーフボトルで100HK$(*2020年当時)。
アフリカチキン(非洲雞)はこんな感じ。
テレビ東京の「男子ごはん」でも紹介されていましたが、チリとにんにくをメインに、ココナッツとピーナッツバターを隠し味にしているそうです。
ピリ辛加減が絶妙で、かなり旨し!
ソースが多めで肉のほぐれもよく、フォークの手が止まりません。
ソルマーや佛笑楼、リトラルなどでアフリカンチキンをいただいてきましたが、ここのチキンが最も好みでした。
惜しむらくは、それ以外のメニュー(例えばバカリャウのコロッケ)が口に合わないこと。
*ヘンリーズ・ギャレー・マキシムの記事はこちら。
8位:洪馨椰子のココナッツアイス
エッグタルトやセラデューラのマカオの代表的スイーツを差し置いて、最上位にきたデザートがこれ。
果欄街にある「洪馨椰子」の自家製ココナッツアイス。
創業は1869年という驚きの老舗。
セナド広場と十月初五日街の間に挟まれた狭い通りで、ココナッツ100%のアイスクリーム(シャーベット)一本で勝負するお店。
そのココナッツアイスがこれ。
牛乳も砂糖も使っていないのに、驚くほど滑らかな。
値段は25HK$で約350円。(*2020年当時)
セナド広場の周辺では、他にもっと安価なココナッツアイスも売っていますが、試してみるとその差は歴然。
工場で作ったやつは、ざらついているんです。ココナッツの実の繊維が混ざっていて、果実のカスが気になるものもありました。
厳密に言えばシャーベットではないかと思うのですが、ココナッツだけでこの濃厚な味が出るとはビックリ。
さすが4代続いたココナッツ専門店の味です。
マンゴーフレーバーもあるのでお好みで。(私は薦めませんが…)
夕方5時頃には閉まってしまうので、地図を見て探してください。
*洪馨椰子の記事はこちら。
9位:添發碗仔翅美食のフカヒレスープ
福隆新街でひと際、行列を見せる店があります。
それがフカヒレスープ専門店の「添發碗仔翅美食」
福隆新街というのは、本来はこんな通り。
京都の祇園にも通じた静かな場所に人が群がるのは、安価で美味しいフカヒレスープが提供されているから。
元々、兄弟が海産物の卸を営んでいて、そのおかげで安くフカヒレを提供できるんだと、テレビのグルメ番組の取材で答えているのを聞いたことがあります。
メニューがこれだけというのも潔くて素敵です。
まぁ、いつも50人以上が並んでいて、品数が山ほどあったら回らんでしょうね。
マカオ渡航35回を誇る私が、ここのフカヒレにありつけたのも1回だけ。
その時注文したのがこれ。
紅焼湯花膠海参大隻翅。
「海参」はナマコで、「花膠」は魚の浮き袋の乾物のこと。
ナマコと魚の浮き袋が入った土鍋のフカヒレスープって意味です。
約5cmのフカヒレが5~6キレ入って、値段は100HK$(*2020年当時)。
スープの色が他店よりちょっとだけ濃い気がします。
中国人がやるように胡椒や辣油で自分好みの味にカスタマイズすれば、絶対美味しく味わえます。
ぎゅうぎゅう詰めに相席させられるのを覚悟で、大陸の方に混じって食べる価値はあると思います。
そもそも千円かそこらで、この量のフカヒレは口にできません。
*添發碗仔翅美食の記事はこちら。
第10位はポルトガル料理で有名なお店。
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