大陸系中国男子のファッション・チェック

中国人のファッションセンス

マカオの街角を歩いていて、気になるのが〈大陸系中国人のファッション〉。

特に男性の服装には目が行きます。

なんせ、奴ら、ファッションセンス・ゼロ!!
そらぁ、怖ろしい恰好で歩いています。


大陸の方から遊びに来る中華系の男性たちは、総じて痩せ型でガタイが良く、一重瞼でギロツイた眼差し。
そして、なぜだか知りませんが、みんな角刈りです。
(マカオに博奕をしに来る男たちはたいていそう)
ひと昔前の体操の代表とか、卓球の選手を思い浮かべてください。
下の画像は、NBAのバスケットで有名な姚明(ヤオ・ミン)。
こんなイメージ。

同じ中国系の香港居住者や台湾の方とも、髪型や服装でなんとなく見分けがつきます。
香港は眼鏡男子が多いかなぁ。
大陸系中華男児は、襟付きのシャツを着ていない印象。Tシャツが圧倒的に多いです。

それに較べて、我々日本人はポロシャツやボタンダウン・シャツが、どれだけ好きか分かります。

韓国人や香港人との違い

話が変わりますが、韓国の若者も、大きな眼鏡と、キャップ、そして女性のショートパンツが特徴です。
「アラレちゃんメガネ」と呼ばれたボストン型やウェリントン型の眼鏡が、男女とも人気。なんでも大きな眼鏡には、小顔効果があるとか…。
で、中国人で特筆すべきは、色鮮やかな色彩感覚。
赤、黄色、ゴールドなどの鮮やかな色を好みます。(特に女性は赤が大好き)
上海や北京の都会の女性と比較して、中国男子の服装感覚は一般的にまだ遅れていますので、高級レストランにジャージやサッカーのユニフォームで入ってくる光景も見かけます。
*だから、ヤオ・ミンの印象が強いのかも?
ブランドのロゴが入るにしても、日本人ならさりげないものを選ぶところを、中国人は大きくてはっきりし、一目でブランドがわかるデザインを好むと言われます。
中国人が好むのは
「色が鮮やか」
「存在感がある」
「コーディネートしなくても、かっこよく見える」
なのです。
*自分でアレンジして、コーディネートするというレベルまで達していないのでしょう。
そして、彼らは、なぜか刺繍ものが大好き。虎やライオンなんかの、勇ましい動物の刺繍が入った服を、良く着用しています。


最初にビックリしたのは、MGMマカオの前を歩いていた、黒いTシャツで角刈りの兄ちゃん。
ジーンズのお尻の両ポケットに、虎の顔の刺繍がありました。両方にですよ。


*実際には、ブルージーンズの両尻にこれに似た刺繍が!!
それ以来、彼らの愛するファッションって何なのかが気になって、マカオの男性向け洋品店や、ホテル内のショッピングアーケードのショーウィンドーをチェックして、これだと思ったら画像を残してきました。

結構な数が揃いましたので、整理してお披露目しようと思います。
彼らが求めるファッションリーダーが浮かびあがってくると思います。
*虎の刺繍の時も含め、何度か実際の人物をカメラに収めようと思ったことがあるのですが、トっぽい男性も多く、揉めそうだったので自粛しております。
いつか最高に強烈な人物を見かけたら、交渉して撮影させていただこうと思っております。
それまでに中国語を覚えなくては…。


ファッションチェック START!!

基本は、白Tに動物。

バブル期にヒョウ柄が流行りましたが、これは柄ではなく、豹のイラスト。
黒のTシャツもお好きみたいです。

新日本プロレスかと思いましたが、やっぱり、中は虎。阪神ファンが見たら、垂涎のアイテムでしょう。
そして、ポロシャツにも、刺繍しないと気が済まないようです


Tシャツと短パンのコーディネート。スポーツ系を超えています。
「good」とか「OK」と書かれています。

ある意味、甚平よりもタチが悪そう。

冬の服装。
お前はライオンキングか!?
赤いズボンを合わせるセンスは独特です。

白いダウンジャケットは、男女とも人気みたいですね。

でも、インナーもパンツも猛烈な柄。こういう形のブルゾンもよく見かけます。


これは選べません。どうしても言われたら、左下かなぁ?
この2つのTシャツもきています。


アンディー・ウォーホールって、ジェイムス・ディーンも描いてましたっけ?
Tシャツをズボンの中に入れているのは、ゴージャスなベルトを見せびらかすためでしょうか?

ついでの流れで、小物をチェックしていきます。

ラーメンの丼に書いてある渦巻の文様。
正式には「八卦(はっけ)模様」とか「雷文」と呼ばれて魔除けのおまじないを、バックルにもあしらっています。


スニーカーにも、このブローチらしき物体が貼り付いています。
だんだん見えてきました。
殆どがゴールドだということに気づかれたでしょうか?
シルバーは使いません。
風水好きな中国人は、ゴールドは金運に良いとされ重用します。
この画像は、スタジオ・シティに入っているブティックのショーウィンドウより。


このコーディネートで10万円くらいするのかな?
いつか買うフリをして、値段を訊いてみなくては


このキャップを合わせることを、グッチは許しているのでしょうか?

こんな2人組がいたら、イヤですねぇ。あぶない刑事の中国版があったら、夏はこんなファッション?
かなり見えてきましたぁ~
ウィン・マカオのヴェルサーチのショップ。

有名ブランドだって、好みを把握してるんです。こっちはグッチのショーケース。

よく見ると、ど派手なカットソーの肩から腕にかけて、毛皮が貼られています。

結局、こういうのが、彼らの最高のファッションなんでしょうね。
昔の大阪あたりにいましよね。大屋政子さんとか。
赤とか金色を目いっぱい使って、カネを持っているなら持っていると主張する。実に分かりやすいです。

日本は1960年代にアイビーブームなんかがあって、欧米のファッションの洗礼を戦後ずっと受けてきましたが、それとは別に、角刈りにいなせな不良ファッションのようなモードがありました。
マカオのような、特殊な人々が集まる街だからこそ見られるファッションなのか、これからもウォッチしたいと思います。

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