「とんかつ大宝」隠れた行列店~《目黒のとんかつ御三家》勝手に比較③

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《目黒のとんかつ御三家》シリーズ第3弾

目黒のとんかつの名店を勝手に比較しています。
目黒駅から権之助坂を下ること約5分。
屋根のある商店街の中ほどに位置する、
知る人ぞ知るとんかつの良店「大宝」

会社でヒアリングすると、
ここが一番旨いと主張する人が思いの外、多いのも大宝。
カウンター10人、テーブル4人という縦長で狭い店内は、食べている方の後ろを通るのすら気が引けるほど。

「かつ壱」「とんき」と較べると明らかに地の利はなし。駅からの距離は結構あるし、ラーメン店や定食屋の多い一帯です。
それでも、いつ行っても待ってる客が絶えない人気店。今回はその謎に迫ります。


やはり同僚のA氏とランチで訪れます。並んでいる客が数人いたこともあり2回ほど見送りました。
店のキャパシティが乏しいので、ランチタイムで回転がいいと言っても、タイミングを間違うと20分くらいは外で待つことになるかも?
PM1:15頃に行ったところ、先客はバッグパッカーぽい、白人3人組だけ。
たまたま団体で帰る客がいたため、彼らと一緒に入店できました。
ランチメニューはこんな感じ。


私はロースかつ。A氏はヒレかつを注文(彼はどんな時もこのメニュー)。全品1,050円です。
このレビュー中、我々が陣取る席は、必ず揚げ場の真ん前。取材のために用意されたような偶然。
今回も飽きることなく、とんかつが出来上がっていく過程を見つめます。

大宝の特徴はパン粉のその大きさ

「かつ壱」も大きく思えましたが、その2倍はあるかも。最大で小指の爪くらいのサイズです。
揚げるラードが上質という評判もネットで見ました。揚げ時間は標準的で約10分。ランチ時の回転もよさそうです。


これが私のロースかつ定食。

こちらがA氏がオーダーしたヒレかつ定食。
ヒレのほうが特に衣がサクサクしたビジュアルです。口に入れて噛んだ瞬間、音がしそう。
かつのサイズは「かつ壱」に較べるとやや小ぶり。向こうがデカいだけで通常のとんかつの大きさです。


上の画像は、ロースかつの断面図。
食べてみると、衣の食感は軽く、肉が柔らかく脂も適度にジューシーといった感じ。お店のHPで「ふんわり揚げた」というコピーがありましたが、言い得て妙。
さすがにとんかつなので、あっさりとは言わないまでも、しつこさのない味です。脂が良質というのは、この部分に現れているのかも?
カウンターに岩塩が置いてありました。確かに塩と辛子で食べるのも良さそう。

体調がイマイチの日は「かつ壱」よりも「大宝」に分があるでしょう。
*そもそもそんな日に、とんかつを食うこともないでしょうけど…。

評価と結論です。
腹が減ってガッツリ食べたい時は、「かつ壱」でロースかつを食べます。
しかし、「今日はヒレかつ」という気分だったら、「大宝」がお薦めです。

A氏も同意見でした。横で見ていても、
クリスピーで軽そうで、いかにも旨そうなヒレかつでした。
量感も普通で胃にもたれないので、女性には喜ばれそうです。
ただし、デートで使えるかと言えば店が狭いので微妙。
夜もやっていますが、「かつ壱」や「とんき」のように、ここでビールを注文しようとは思いません。


食べたらさっさと帰りましょう。
*ランチ/11:30~14:15(L.O.) 夜/17:30~22:00頃 定休日/木曜日

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