【ソフトクリームLOVE #5】熱海「來宮神社」の麦こがしソフトクリーム
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麦こがしってなんだ?
小田原で絶品の青うなぎを味わった10月7日㈪。
まだ時間が正午前だったことと、あまりにも満足して心が豊かになったために、熱海のパワースポット「來宮神社(きのみやじんじゃ)」を訪問することにしました。
ここは樹齢二千年の大楠で有名なのとともに、最近は〈麦こがし〉を使った和菓子が静かなブームとなっていると聞きました。
そう「麦こがしソフトクリーム」が食べられるんです。
ところで、麦こがしってそもそも何なのでしょう?
【麦粉菓子】とも書くそうです。関西では〈はったい粉〉と呼ぶようで、そちらの方がポピュラーな感じがします。
大麦や裸麦を炒って挽いた粉のこと。
日本がまだそれほど豊かでなかった時代に子供のおやつとして重宝されていたんだとか。砂糖を入れ、お湯で練ってお菓子にしたんだそうです。
最初はきな粉のことかと思っていましたが、きな粉は大豆を炒って皮をむき挽いた粉でした。
熱海市では、地主神(じぬしのかみ)である來宮神社の創建の逸話に麦こがしが登場し、神様へのお供え物として扱われていた縁起物ということで、約1300年前から伝わる麦こがしを使った「黒麦まんじゅう」が人気を呼んでいます。
″麦こがしで町おこし”ってわけです。
毎年7月15日〜7月16日には、「熱海こがし祭り(来宮神社例大祭)」が執り行われ、麦こがしが蒔かれます。
御朱印集めのついでに、ソフトクリームが食べられるなんて一石二鳥。いざ参りましょう。
樹齢二千年の大楠を見ながら食べるソフトクリーム
麦こがしソフトクリームは、來宮神社内にある「大楠五色の杜」の休憩スペースでいただきました。
ここの茶寮では、樹齢二千年の大楠を見下ろしながら、座ってお茶が楽します。夜は大楠にLEDを飾って、ライトアップされるんだとか。
「祝の菓子と静岡抹茶セット」なんていうメニューが用意されています。
抹茶を飲む器は5種類あって、自分で選ぶことができるんだとか。
この祝の菓子というのが、麦こがしでできた落雁です。
そして麦こがしのわらび餅やソフトクリームがあるってわけ。
いよいよ麦こがしソフトクリームとご対面。400円です。
上に飾られたのが落雁です。
落雁とは、穀類の粉に砂糖や水飴などを入れて練り、木型に押して乾燥させたお菓子のこと。この場合は大麦なんでしょう。
ところどころクリームに茶色い粉が混ざっています。これが麦こがし?
クリームが濃厚で、バニラとは違う、きな粉にも似た独特の風味。
これが大麦なんでしょう。
深い焦げ茶色をしたコーンが香ばしくて、これはこれで美味。
底までしっかりクリームが詰まっています。
大楠のパワーと、麦こがしソフトクリームのほのかな甘さで、心もすっきり浄化されました。
*來宮神社参拝の記事はこちらです。
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