「ヘンリーズ・ギャレー・マキシム」で待望のアフリカンチキン〜マカオの微妙なグルメ㉓〜
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ここのが一番美味いかも?
B級グルメを追いかけがちな私が偉そうなことは言えませんが、マカオ滞在中に高級ホテルでミシュランに載るような有名店に行くのがお好きでない方々には、今回ご案内するお店は絶対おすすめです。
B級グルメを除いて、有名なメニューと言えば、アフリカンチキン。
2月のマカオ遠征では、念願のマカオ料理の老舗に訪問しました。
民國大馬路沿いにある「ヘンリーズ・ギャレー・マキシム(美亨心利)」。
マカオをタワーを望む西湾に面したなかなかのロケーション。
リスボアホテル前のバス停から9番や28Bの路線バスで、「民國馬路」というバス停で降りればすぐです。
今回はバス停が遠く、タクシーに下の画像を見せて、行ってもらいました。
有名らしく、すぐわかってくれました。タクシー代も市街地から500円程度。
お隣りは以前、ご紹介したカレーの名店「アリ・カレーハウス」。
*このお店の記事はこちらです。アリ・カレーハウス(亞利咖喱屋)~マカオは意外とカレー大国《マカオの微妙なグルメ⑦》
仲良く人気店が並んでいます。
その晩は最初の客として、「ヘンリーズ・ギャレー・マキシム」に入店。
船員だった初代オーナーにより1976年に開業。船をモチーフにした内装が特徴。「ギャレー」の意味は船のキッチンをさすそうです。
1月にはテレビ東京の「男子ごはん」でも紹介されていましたね。海が微かに見える窓際のテーブルにご案内。
インテリアも落ち着いていて、とても心地よい空間です。15分くらい、私と店員さんしかいない状況が続き、ドリンクメニューを見て、にやにやしておりました。
いつもはお酒は飲まないものの、どうしも賞味してみたかったワインを見つけ、それをオーダー。
緑のワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」。
葡萄の発酵を短めに抑えているため、甘みが少なく爽やかな微炭酸ワイン。
「CASAL GARCIA(カサル・ガルシア)」という人気の銘柄みたいです。ハーフボトルで100HK$(約1,400円)。
私にはこれでも甘く感じましたが、なかなかよろしいお味です。ちびちびやりながら、フードメニューを漁ります。
英語とポルトガル語と中国語で書かれているため、事前学習していないと戸惑います。
ここに来られるお客さんがたいてい頼んでいるのは、アフリカンチキン(非州辣雛)とカレー蟹(咖喱蟹)。私は手がベタベタになるのが嫌で、蟹は頼みません。
メインはベタにアフリカンチキン(185HK$)に決定。
マカオでは「バカリャウ」という鱈の料理がメニューに多くあります。「馬介休」と書かれていればその類い。
私の好みはバカリャウとポテトの細切りの炒め物なのですが、230HK$(約3,000円)もして断念。仕方なく店員さんに薦められたコロッケを注文。
デザートはマンゴープリン(50HK$)。
10分程、待機。マカオはえてしてパンが美味。
こちらもおご多分に漏れず、硬すぎない丁度よさで、何個でもいけそう。
まずは「バカリャウのコロッケ(110HK$」が登場。
英語では〈Dry cod fish ball〉と呼びます。意味が分からん。
いつも思うは、バカリャウのコロッケには味があまりないこと。
微かに塩味を感じるものの、味の濃いものに毒されている東京人の我々には物足りない。このお店では何のソースも用意されていませんでした。
いつも頼んでから後悔します。
そして5分後に、アフリカンチキンのお出まし。
ソースが食欲をそそる良い色。
チリとにんにくをメインに、ココナッツとピーナッツバターを隠し味にしているそうです。
ピリ辛加減が絶妙で、ヴィーニョ・ヴェルデともよく合い、手が止まりません。
個人的には、佛笑楼やソルマーより好み。
すぐに完食です。
タイミングを見計らって、給使の店員さんがマンゴープリンを運んできました。
ちょっとパンチに欠ける味。上にかけたソースも存在感がなし。
〆て、会計は489HK$。7千円のディナーですが、ワイン込みなら仕方ないか。
帰りは、28Bのバスで、リオホテル前のバス停まで行けました。
夕方は17:30まで休憩らしく、少し待たされました。でも近くにペーニャ教会や媽閣廟などの観光スポットもあり、時間を潰すのは楽。
こちらはペーニャ教会。展望台から見下ろすマカオの景色も優雅です。坂をひたすら上るのが嫌でなければ是非。
お店の周辺も、洋風の建物が多くいい感じ。ポルトガル統治時代の雰囲気が色濃く残ります。
私が20代の頃に住んでいた横浜・山手地区によく似た街並でした。
住所: 西灣民國大馬路4 G-H
営業時間: 11:00〜23:00
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コメント ( 2 )
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もりもり様
無事、帰国されたようで、お疲れ様でした。
香港ダービーだったんですね。次はクイーンエリザベス2世カップでしょうか? 私も次回は4月29日からの遠征で、新元号をマカオで迎える予定です。
週末香港澳門弾丸旅行に行って参りました。月曜早朝は羽田よりタクシーで帰宅〜出勤でしたが、香港エクスプレスの深夜往復便は想像以上に快適でした。
澳門では、レポートにありました三元粥とフカヒレ屋、マッサージは足康楽に、全て満足でした。
また、マカオパスとオクトパスを購入の上、空港〜澳門〜佐敦〜旺角〜空港の全区間路線バスで移動し、とても楽しめました!二階建バスでは先頭席にも座れました。
ギャンブルは、ウインでのポーカー&バカラ、香港ダービーを含め6レースに挑戦、少しばかり預金させられましたが、大いに楽しめました!!
次は4月26日に行ってまいります。