とうとう普通に買える日が来た!? 成城石井の〈いちごバター〉実食レビュー

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▶ 目次
1.2022年4月 桜木町店に山積みされていた

2.2019年4月24日に限定発売

3.運命の試食
4.次回の発売日は5月29日
5.10月3日(木)再販状況
6.2020年は3月26日発売

2022年4月2日 桜木町店に山積みされていた

かつてはWEBによる抽選販売などと、空前の人気を博していた
成城石井の「いちごバター」。
過剰人気で3年近く購入することが叶わなかったあの商品が、なんと店頭で山積みされておりました。
それも数量制限なし!!

店舗はといえば
横浜市・桜木町駅前の「シァル桜木町アネックス店」。

この店舗は桜木町駅の新南口にあり、ICカード専用などという面倒臭い改札口の脇にあるため、あまり知られていません。
そう穴場なんです。


もう一つの人気商品「アップルシナモンジャム」も、他店が完全に品切れ状態の時ですら、なんぼでも購入できたことが昨年ありました。
※アップルシナモンジャムの記事はこちら。

【2021年も1月下旬より発売開始!】やるなぁ、成城石井の《アップルシナモンジャム》


そういえば、今年はこの商品は店頭で見かけませんね。

いちごバターのインプレッションは、この後の記事をご覧ください。
【予告】KALDIが限定販売で売り出した《あまおう苺バター》との比較記事を準備中です。近日公開予定!

2019年4月24日に限定発売

成城石井の人気商品は「アップルシナモンジャム」だけではありません。
そう、〈いちごバター〉なる商品が、限定販売で2019年4月24日に発売されるという情報をキャッチしました。
最初の話では約7万個を朝10時から販売するということでしたが、どうやら5月29日との2度に分けて売るとのこと。
おひとり様1個ということなので、会社帰りにでも成城石井巡りをするしかありません。
まずは昼休み。ランチの後に赤羽橋駅の近所にある成城石井・東麻布店を訪問。
店頭のレジ横には50個ほどの〈いちごバター〉が山積みされておりました。

税込み754円。容量は270gです。

正確には〈いちごスプレッド〉なんですね。ジャムとは呼ばないようです。
調べてみたら、糖度40%未満の低糖度ジャムは一般に「フルーツスプレッド」という名称を使うそう。

このペースなら夕方でも在庫切れはないかと高を括っていましたが、それが大間違い。
18時ちょい過ぎに仕事を終え、まずは東麻布店に再訪問したところ、さっきの陳列場所から消えています。ジャム等のスプレッドが並んでいるコーナーに回ると、POPはあるものの商品のあったスペースには他のジャムが並んでいます。
早くも売り切れ。半日と保たないのか?
小雨降る中、徒歩で麻布十番店まで歩きます。
ここは赤羽橋の倍くらいの規模なので、まだ在庫はあると勝手に思っていましたが、どこにも見当たりません。
しかもジャム売場には「いちごバター次回の発売は5月29日です」の小さなPOPが…。
1個700円もするジャムが、数時間のうちに売り切れるとは、にわかに信じがたい現象。
これはセレブが集まる港区特有のこと?
大江戸線と京王新線を乗り継いで、笹塚駅の駅ビルにある成城石井も寄ってみました。
ここでも「いちごバター完売しました」の貼り紙が遠慮気味に貼ってありました。
帰りの電車で調べてみると、お店によっては開店前から「いちごバター行列」を作っていたところもあるとか…。
アップルシナモンジャムでも、1週間程度は店に並んでいたので(生産量が違うかもしれませんが)、これは異常事態。
「とちおとめ」や「あまおう」「紅ほっぺ」など、国産の有名ないちごを使っているとは聞いているものの、大衆の心を動かすほど美味しいのでしょうか?
早速試してみます。

運命の試食

まずはセブンイレブンで「金の食パン」を購入。厚切りでまぁまぁのパンでないと、スプレッドにも失礼というもの。

トースターを準備します。

我が家のトースターは、横から水を入れて蒸気で蒸らすスチーム系。

ちょっと焼き過ぎましたが、最後の10秒でスチームによってパンがふっくらしますので、これでもOKかな?

蓋を開けると綺麗なピンク色。
上からだと滑らかなペーストに見えますが、底の方にはゴロっとした苺の粒が結構残っています。

ジャムというよりは梅干しの裏ごしに見えなくもない。

少し舐めてみました。
苺の酸っぱさはそれほど感じません。甘みがわりと強いかな?
ただし、滑らかで苺と砂糖を煮詰めたジャム特有の甘さとは全く違います。
《リッチなバターのコクと苺の酸味の絶妙なバランスが人気の理由》などと、ネットをググると書かれていますが、バターの風味はあまりないような…。
パンに塗ってみます。


塗り広げてみると、ジャムっぽくなります。
次第にトーストの熱でバターが溶けて、「いちごバター」の本領発揮です。
まろやかなバターの風味がパンに滲みこんで、さわやかな苺の酸味と混ざりあって、なかなかいい感じ。
これは熱が加わることが秘訣のようです。
ならばと、パンにジャムを塗ってから、トーストしてみました。

画像ではよく分かりませんが、バターの脂分とともに、苺ジャムが溶けこんだ状態。
パンが焦げる前に取り出します。
あれ、苺の酸味が消えてる!?
甘さだけが際立つから、自分的にはこれはNG。普通にトーストしてから塗ったほうがベターだと思います。

結論から言えば、行列してまで入手する価値はないかなぁ。
甘過ぎない点は好みだけど、私の場合、そもそもバターをしっかり塗ってからジャムを乗せて食べるので、それで代用できてしまいます。
「アップルシナモンジャム」の時は〈上質なアップルパイの味がトーストで味わえる〉と感動モノでしたが、「いちごバター」については特に心が動きませんでした。

次回の発売日は2019年5月29日

とは言え、私の感想とは裏腹に、「いちごバター」の人気は過熱気味。

ヤフオクではすでに定価の3倍の値段で買い求める方々がいるようです。
パンケーキやアイスクリームに合わせてもGOODという意見も見かけましたので、機会があれば来月、再度買いに走ってみます。

2019年10月3日(木)再販状況

5月に続く7月20日からの販売はスルーした私でしたが、10月3日(木)より6万個の限定販売が始まるという情報を前々日に知りました。
まだ苺の季節には早いけど買ってみっか‥
ということで、再販開始日のランチタイムに、成城石井赤羽橋店を訪問しました。

やはり御一人様1点限り。
そんなこともあろうと、同僚のKさんを昼食に誘って、一緒に買っていただくようお願いしてあります。
まずは2個確保。

見たところ、5月と変わらぬスペックです。

ヤフオクを調べると、早くも1,500〜2,000円の値をつけて、売られています。
わざわざ倍の値段で買うものではない気はしますが、調子に乗って、会社帰りにもう1個買ってしまいました。
1週間したら3個7,000円くらいで売りに出しちゃおうかなぁ?
と悪いことを考えたりして。

2020年はついに抽選発売に突入

 過剰気味の人気は、ついに違う局面へ向かいました。
なんと抽選販売方式を導入
次回の発売が3月下旬に決まったところで、成城石井のHPで先行抽選販売のお知らせを見つけました。
世の中がコロナだ、マスクだと騒がしいこのご時世に、苺ジャムを手に入れるために2カ月も前にWEBで申し込むというのも、どこか違和感があります。
でも申し込むんですけど…。そして結果は…

無情の落選。26日から店頭で限定販売を始めるから、そちらに行ってくれとのこと。
何か踊らされている感があります。
でもお店に買いに行っちゃうんですけど…

今シーズンのいちごバターはこれだけということになりました。

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