「添發碗仔翅美食」で念願のフカヒレスープ〜マカオの微妙なグルメ㉝〜
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常に行列のフカヒレスープ
マカオでもフカヒレの名店が多い福隆新街。
昔、遊郭だった通りで、赤い屋根や扉が当時の面影を残しています。
フカヒレスープを廉価で味わえるお店が並ぶ中でも、間違いなく最も流行っているのがここ。
「添發碗仔翅美食」です。
行列が途絶えることのない人気店。
マカオの通算滞在日数が100日に迫る私でも、まだ入ったことのない未知のお店でした。(なんと大袈裟な…)
だから、私がマカオでいつも行っていたのは、こちらのお店、「譚家魚翅鮑魚店」。
添發碗仔翅から100mほど離れた場所にある海産物の問屋を兼ねた中華屋さん。
*「譚家魚翅鮑魚店」についてはこちらで記事で紹介しています。「譚家魚翅」~福隆新街はふかひれストリート《マカオの微妙なグルメ⑥》
ところがところが、今回の渡澳では土曜だったにもかかわらず、前を通りかかったら列はなんと3人。
夕方はいつも20人くらいは並んでいるのに、16時半という中途半端な時刻と、気温29℃というスープには不向きな高温のせい?
これは突入せざるにはいきません。
列の後ろで待っていたら、1分後に入店できました。
店の中は小さな丸テーブルと狭いカウンターを挟んで、ギュウギュウ詰め。
当然相席です。空いている椅子に座れと、指示されました。
メニューはフカヒレスープだけ。
(です、たぶん…)
中国系で「招牌」と文頭にあるのは「お薦め」という意味です。「店長イチオシ!」ってやつ。
私の注文は〈紅焼湯花膠海参大隻翅〉。
「海参」はナマコで、「花膠」は魚の浮き袋の乾物のこと。
ナマコと魚の浮き袋が入った土鍋のフカヒレスープって意味です。
これで100HK$(約1,400円)。
兄弟が海産物の卸を営んでいて、そのおかげで安くフカヒレを提供できるんだと、テレビのグルメ番組の取材で答えているのを聞いたことがあります。
さぁ、念願の添發碗仔翅美食のフカヒレスープ。
熱々の土鍋はこのサイズ。直径20cmというところでしょうか。
ちなみに最安(35HK$)のお椀はこのサイズ。
私の目前で、中国人親子が3人で食べていました。
私の器には、約5cmのフカヒレが5~6キレ入っています。しっかりした歯ごたえがあります。
これはナマコ(海参)?
スープの色が他店よりちょっとだけ濃い気がします。その分、クリーミーさは感じないかなぁ。
卓上に調味料が各種置いてあったので、試してみました。
ラー油は合います。
酢は私的にNG。
白胡椒は微妙。味を引き締めたいなら、胡椒とラー油でしょうか。
やがて完食。美味しゅうございました。
店を出た時には、こんな人だかりになっていました。ラッキー。
行列が多い証拠に、店前には団扇が用意されていました。
でも3年前に見たときより、だいぶ値上げしたような…。
添發碗仔翅美食(Tim Fat Vun Chai Chi)
営業時間:10:00〜22:00
住所:新馬路福隆新街18號地下
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