一生に一度は食べたい!「 天香樓」の一杯7千円!?の上海蟹味噌麺を食す《香港の微妙なグルメ②》

香港が誇る世界最高峰の中華料理の名店と評する方もいます。

その名も「天香樓」。

杭州料理は、中国八大料理のうちの一つ、浙江料理を代表するもの。
上海に比較的近い内陸部。
「食は広州にあり」と言いますが、今では「食は杭州にあり」と言われるぐらいの知る人ぞ知るグルメ都市だそう。
浙江省にルーツを持つそのお店は、尖沙咀と佐敦の中間あたりにあります。

以前、テレビ東京の「男子ごはん」の香港特集で、国分太一さんと栗原心平さんが訪問されているのを見て、あの「蟹味噌麺」を一度は試さなければと、心に決めておりました。

上海蟹7杯分の味噌を使い、時価で提供される麺類とは、果たしてどんなものか? 勝者の昼食として相応しいじゃないですか。

訪問したのは2018年5月4日。
前日までにマカオのカジノでチョロ勝ちしたため、財布にやや余裕があり、香港へ帰るフェリーを早めて、ランチに向かいました。
着いたのは12:30頃。
香港のランチタイムのピークは13時だと聞いていたので、それよりも早く着かねばと。
場所は分かりにくいです。


まずはMTRの尖沙咀駅から彌敦道(ネイザン・ロード)を北上。佐敦側へ歩きます。
左側に九龍公園を見ながら、金巴利道(キンバリー・ロード)を右折します。

イメージは、美麗華広場というファッションビルの手前で右折し、金巴利道という通りを道なりで左に沿って行く感じ。
*先に金巴利街なる似たような標識が現れますので注意です。正解は「金巴利道」です。
この辺りは、日本食のレストランと、結婚衣装をアレンジする店舗が多い気が…。

これは世田谷にある焼肉食べ放題の店。

これは謎のオムライス。鰻の蒲焼が乗っかっています。

5分程歩くと、三叉路に出ます。

制服を来た香港の女の子たちに目を奪われている間に、道に迷ってしまいました。
ここがどこだか、地図を見ても分かりません。ぐるぐる付近をループします。
目指すは柯士甸道(オースチン・ロード)


やっとのことで大きな看板を発見。

それにしても入りにくい店ですね。

カーテンで覆われていて、中が見えませんが、決して、絢爛豪華な店構えではありません。
混んでる?

香港人の金を持った常連ばかりで、観光客などお呼びじゃないという噂も聞きます。
*そうだとしたら「男子ごはん」の取材なんか受けないと思いますけどね…。

恐る恐る、ドアを開けると誰も客は皆無。

女性の店員さんが出てきて、片言の日本語で案内されます。
他にも2人のおじさん(お店の方)が出てきて、覗いていきます。
メニューを配られると、中国語の横に、日本語も添えられていました。
*メニューも完全に街の中華屋(笑)。


予習もたくさんしてあるので余裕です。
龍井蝦仁(淡水海老の龍井茶葉炒め)と清炒蟹粉帯麺 (蟹の卵&蟹肉かけまぜ麺)を注文。
蟹の麺は時価と言われていましたが、値段がホントに書いてない。
念のため訊くと、別のメニューに480HK$と書いてありました。約7,000円です。

お茶が出てきていたので、特に欲しくなかったのですが、しきりに紹興酒を勧めてくるので、仕方なく青島ビールを1本いただきます。
50HK$と言ってました。

一見さんには愛想がないと評判でしたが、3人の店員さんが替わるがわるビールを注ぎにきてくれました。
それって危機感の現れなのでしょうか、それとも暇つぶし?
平日12:30で客は私だけ。


ランチメニューなのか、料理はかなり早く出てきます。
お通しは、大根の紹興酒漬け。

すぐに川海老の茶葉炒めが登場。
さすがの旨さでした、この「龍井蝦仁」。

小ぶりですが、プリプリした淡水で育った海老を、高級な龍井茶葉で炒めたもの。
薄味でも味はしっかり。龍井茶の香りも爽やかで、上品です。
黒酢のタレが置かれ、万能だから少しかけて食べろと言われましたが、タレなしのほうが素材の風味を楽しめそう。
海老と漬物で、ビールをぐびぐび。
続けて3分程で、蟹味噌麺のお出まし。

陽澄湖で取れたという上海蟹の味噌を、1人前の麺に7杯分使っているというあんかけの混ぜ麺。

餡を綺麗なオレンジにするために足の身は一切使わないとか。
なんとも贅沢な逸品。味はというと、まぁ濃厚なこと!
生臭さもなく、甘みが強く、食べたことのない味です。
*そう感じるのは、醤油の風味が弱いからでしょうか?
やや太めの黄金麺は、日本の有名店のつけ麺と似ています。


万能の黒酢たれを垂らしてみましたが、個人的には、NO THANKS。
黒酢の強さが、蟹の風味を消してしまいそうで、勿体ない。
量的には丼も小ぶりなので、ペロリです。
これをシェアする日本人がいるとは、意味が分からん。


締めて勘定は、940HK$。約13,160円。
聞いていた蟹麺とビールの価格から逆算すると海老の炒め物も5千円近くする計算。
サービス料(お通しが出てましたね)が含まれているのかもしれません。
これで千ドル弱は、なんとも微妙ですが、覚悟して来店したため、クレームは入れず。

なんか試されているような気分。 この名店の味がお前にわかるか?

日本人が普段食べてる中華料理とも違います。
判断を下すのは、一度の来店では無理かも…。
他にも、酔蟹(酔っぱらい蟹)や東坡肉、こじき鶏、豆苗の炒めものなど、試してみたいメニューも多々あります。
豪華ホテルに入っている一流シェフが作るチャイニーズ以外に、街角にある老舗の中華料理を堪能するのも、悪くないと実感しました。
 

天香樓
MTR尖沙咀駅から徒歩10~15分
営業時間:12:00~14:30 18:00~22:00 無休

3 Comments

  1. こんにちは。
    蟹味噌麺美味しそうですね。
    一生に一度は食べてみたいです。
    いつか、香港競馬の時にご一緒したいです。

    • ハマトラ様
      今年の暮れの香港G1も、12月の2週目の金~月で、既にエアーを予約済みです。お待ちしております。

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