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熱闘! 香港競馬《2024年香港国際競走》7度目の海外競馬観戦は会員席への入場拒否!?~

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▶ 目次
昨年に続き香港国際競走へ
観戦前日:日本で人気のハンバーグ専門店へ
12/8:通算7度目の沙田競馬場
4R:香港ヴァーズ(2400m)
5R:香港スプリント(1200m)
7R:香港マイル(1600m)
8R:香港カップ(2000m)
祭りの後:油麻地で煲仔飯(香港式土鍋ご飯)
最終日:念願のゴンピン360と天壇大仏
最近注目の帰国飯

昨年に続き香港国際競走へ

4月の香港チャンピオンズデーに続き、沙田競馬場に競馬観戦にやって来ました。
毎年12月の第2日曜に開催される香港国際競走
距離別に分れた国際GⅠに世界の名馬が集結します。
各レースの賞金は、
香港カップ(芝2000m)が4,000万HK$(1着2,240万HK$)
香港マイル(芝1600m)が3,600万HK$(1着2,160万HK$)
香港スプリント(芝1200m)が2,600万HK$(1着1,456万HK$)
香港ヴァーズ(芝2400m)が2,400万HK$(1着1,344万HK$)となっており、
香港国際競走全体での賞金総額は12,600万HK$、日本円で約24億円にのぼります。
かくいう私は2016~2019年と4年続けて現地で観戦。コロナ禍で行かれなかった3年を挟み昨年復帰を果たしました。
今回の渡航は2024年12月7~9日の2泊3日。
通例ではマカオに宿泊して競馬の日だけ香港を往復する日程を組んでいましたが、今年は香港に宿泊し観光を楽しむ予定。カジノを省いたギャンブル遠征です。
*遠征記としている都合上、日程を順に追っています。競馬の記事を先に読みたい方はこちらにジャンプしてください。

観戦前日:日本で人気のハンバーグ専門店へ

日本を出発したのは12月7日(土)。
神奈川県三浦市の自宅から愛車プリウスαで羽田に向かったのがAM2:15。
3:30には第3ターミナルに繋がった第5駐車場に到着。土曜早朝だとどのフロアも空きがありました。
フライトはいつもの香港エクスプレス UO625便。午前中に香港に入れる便です。

オンラインチェックイン済みの列だけ並んでおらず、3:45には出国完了。
搭乗開始は5:55。寒気が降りているのか空港が寒く、体感15℃以下って感じ。

航空機はほぼ満車。往きの便は約5時間かかるため、PCでWBCの決勝の動画を見ていたお隣りの方に話しかけてしばし雑談。私と齢の近い日本人の方でやはり競馬目的でした。最近増えましたね。
4回目の香港競馬観戦らしく大いに盛り上がりました。奇遇なことに泊まるホテルも同じ。
香港国際空港には11時到着。海外旅行客の入境審査の列は500m超。

50m程度の列が10回くらい折れてとぐろを巻いています。
この10月から入国カードの記載&提出が不要になったんじゃないのか?
関所の通過に40分。e-Channelの資格復活を心から願いました。
飛行機の中で少しだけマカオにこのまま向かおうかという企みも浮かんでいました。
でも足止めされたことで諦めがつき、エアポートエクスプレスで香港中心地へ行くことに。

久々すぎて運賃も忘れてました。香港駅までの運賃はオクトパス利用で110HK$。


香港の交通系ICカード・オクトパス(八達通)を300HK$チャージしておきます。
この日の為替レートは1香港ドル(HK$)=19.2794円。

外気は22℃。インナーダウンを脱ぎ薄手のハイネックとパーカーに。これでも暑そう。
マカオに寄らない香港は44度目の渡航で初。
ホテルに向かう前に尖沙咀でランチをしていくことに。

尖沙咀の海濱公園沿いに2019年8月に建った「K11MUSEA」へ。

アートを意識したショッピングモールです。
庶民向けとは言えないレストラン群に戸惑いながら、4階の「金枝玉葉」という広東式の飲茶店に入店。

好き勝手に注文すると初日から怖ろしい金額になりそう。

炒麺と蝦餃子に止めておきました。それでも235HK$(約4,600円)。

「頭抽鼓油王炒麺」なる勇ましい名前の焼きそば。まぁ凄く美味しいんですけど、値段は128香港HK$…。
具はネギとニラだけの焼きそばが2,800円とは! 何だかなぁ。
*「金枝玉葉」の詳細は別の記事で紹介予定。
何の興味もない商業ビルはホントに居心地が悪い。屋外に出て、海濱公園を散策することに。


この辺りを歩くのは7~8年振りかなぁ。

宿泊先は香港島なので、中環側にスターフェリー(広東語で天星小輪)を使うことにしました。

これがまた信じ難い混みよう。

土曜のお昼でしたね。下層階の乗り場には500人近い乗客がごった返しています。往年のビクトリアピークのトロリー乗り場みたい。

たった10分の矢切の渡しで、料金は土日なら5.6HK$(下層階・現金払いの場合)。前は50円くらいのイメージでしたが、100円になっちゃいましたね。
対岸に着いたのが15時ちょい前。香港駅を抜けて中環駅。そこからMTR港島線で銅鐸湾で降りてホテルへ向かいます。

時代廣場というショッピングモールがあるA出口から屋外へ。

ビルの壁面には香港国際競走の広告が掲出されてます。

歩いて5分で今回の宿泊先「ベストウエスタン・コーズウェイベイ」へ。
入口が表通りに面しておらず路地裏から回りこむロケーション。

路上に出ている看板とはホテル名が違うし、いかにも古いホテルを買い取った感がありあり。
大阪や韓国・仁川でもベストウエスタングループの施設に宿泊した経験がありますが、少し印象が違ってます。
フロントは3階で部屋は33階。

デラックスダブルルームを予約しましたが、部屋中をベッドが占領しています。
完全にAPAグレード。
大都会・香港ではホテルの貧富の差が激しいのは判っておりましたが、これはかなりボロい…やられました。
宿泊費は2泊で28,041円(1,430HK$)。

立地は抜群なのですが、入口の扉を締めると風呂場の壁が軋みます。

天井の照明がなぜかシャンデリアなのが腹立たしいです。

飲料水もないので徒歩5分のセブンイレブンに調達に。
*香港では今春から使い捨てのプラスティック製品の無料提供が規制されました。ホテルでは歯ブラシ、歯磨き粉、綿棒、シャワーキャップ、カミソリ、くし、客室でのプラスチックボトル入り飲料水の無料提供が禁止となりました。
香港の物価調査第1弾。

水を含む清涼飲料水4本とチョコアイスバーとガムを購入。
香港通貨で総額89.5HK$になります。日本円で1,724円。
右側のアイスコーヒーは280円換算。
日本の2倍くらいでしょうか?
チョコバーはほぼ500円。恐るべし。
夕食はとっておきの店を予約してあります。

日本から進出したハンバーグ専門店の予約を1週間前にゲットしてあります。
店名は「挽肉と米」。
ifcビル(国際金融中心)というところにあり、中環駅と連結する香港駅の真上みたい。

4階テラスにある店です。予約は21時。
1週間前にインスタ上で予約開始で、2名だと満席でしたが1名縛りだと何コマか空いてました。

当日キャンセルと遅刻は予約時に払った178HK$(約3,500円)が全額没収される仕組み。
30分前に到着。

場所がとにかく分かりにくいんです。
同じフロアのフォーシーズンホテルのスタッフに案内いただき、ようやく入口を発見。

この日は予約だけで席が埋まってました。

偶然、待ち人が消えたため、予約時間の15分前に入店させていただくことができ、カウンターに着席。
和牛のハンバーグが目の前で網焼きされ、ご飯も日本から取り寄せと拘りのお店。

ハンバーグ3個にポテトサラダ、塩レモンサワーを注文。


和牛100%のハンバーグはとにかく肉肉しい。
3種類の食べ方を推奨しているところも新鮮でした。
合計254.1HK$。日本円で約5千円の夕食ですが、味・良とも満足です。

*「挽肉と米」の詳細な記事は近日中にアップします。

22時に中環に戻ってきたタイミングで競馬でご一緒するMさんから通電。
昼間は暑かったとはいえ日が暮れた香港はまずまず涼しいのですが、なぜか短パンと半袖ポロシャツのM氏。
腹が突き出たポロシャツに中途半端な丈のバミューダショーツ。そして背中にリュック。
いつにも増して山下清を連想させる風貌なんです。
(この服装が翌日波乱を起こします)
合流して銅鐸湾エリアで店を探しますが、この街は食事するに相応しくありません。
土曜夜だというのに営業しているレストランが殆どなく、素食の汁麺をだす店をやっと見つけて晩飯を食べていただきました。(味がなくて不味そうでした。ハンバーグで満腹の私は遠慮です)
次ページはいよいよ香港競馬観戦へ。

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