三浦海岸・マホロバ前の「珈琲処 てぃだ」の《おばぁの気まぐれ膳》~これで千円はもったいない!?~三浦半島だより#64

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三浦海岸駅前に建つ唯一の高級ホテルと云っていいマホロバマインズ三浦。
道を挟んだ駐車場横にある食堂が
「珈琲処 てぃだ」。

火曜から金曜のお昼時しか営業しないという、幻のカフェが私の家の近所にあります。
店の正面に立って振り返るとそこにはマホロバマインズ。

「てぃだ」さんは宮古島をモチーフとして、お婆さんがひとりで運営されている食堂&カフェとして注目していました。
《てぃだ》とは沖縄の言葉で【太陽】を意味するみたいです。
気になってはいたものの、コロナ明けは営業されている日もまちまちでなかなか訪問できずにいました。
今週は香港遠征の直前で外食を多くしている影響(生ごみを溜めたくないんです)で、木曜正午前に潜入してみました。
11時半のオープン直後のため、まだ暖簾もかかっていません。

ただ入口に黒板が出ていますのは営業している証拠。

ほぼこれだけのメニューでやっているお店なんです。
ドアを開けて中に入ると、年配のご婦人がのそりと顔を出します。
私より10歳くらい上でしょうか?
「食事ですか?」と声を掛けられ、カウンターを勧められます。



10人くらい座れるL字のカウンターがゆったりしていて、奥には座敷もありました。
小ぎれいで狭苦しくなくて案外心地いい空間。
まずはメニューを拝見。

食事は、日替わり定食の〈おばぁの気まぐれ膳〉と、宮古島風カレーライス、沖縄そばとなります。
(以前は夜も営業されていたという噂)
見たところ、ご婦人のワンオペで営業されているようなので、フードメニュー3つが限界でしょうね。

基本は喫茶店ですから、ドリンクやデザート類は豊富です。
今日のおまかせのメインはクジラ肉のステーキと聞きました。
久々の鯨といきましょう。
待つこと約20分。沖縄らしさなのか、ゆったりとした時間が流れています。
(店主が流した「竹富島の唄」がそれをさらに助長)
料理を運んでいただいたときに訊いた話では、女性店主は沖縄の方ではないそうです。

メニューの表紙にもそう書いてありました。

このお店はオープンして10年で、その前は宮古島に移住して3年ほど飲食店を経営していたんだとか。
「なぜ戻ってこられたんですか?」
と私が訪ねたら、
「食材が良いからご飯がおいしくなくて」
とお答えいただきました。(なんと正直な方)
魚や野菜が新鮮な三浦半島に較べると、沖縄の離島では食材が九州あたりからの船便となるため、いいものが揃いにくいそうです。
ある意味、口が肥えてしまう三浦暮らしの弊害ですな。
で、この気まぐれ御膳の豪華さにぶったまげました!

まずはクジラ肉の炒め物。

しめじと一緒に鯨が6切れくらいはあったかな?

「いい鯨の肉が入ったんですよ」と店主は言ってましたが、これ、缶詰で買っても千円超えないか?
しかも隣りには刺身が付いてました。

これってもしやマグロ中トロ?

間違っている気もしますが、まぁいいや。

これはブリ大根。大きめの大根が2切れ。こういうのが嬉しいだよなぁ。

小鉢もさらに2品。三浦名物のマグロ煮もありました。

この品数(&クオリティ)でしかもコーヒーが付いて、ジャスト1,000円ですからね!?
(しかし特に沖縄料理に拘っているというわけではなさそうです)

普通、サービスのコーヒーにオレオ2個もつけるか~?
いや~尊いです。
先週、記事を書いたSDGsの「もったいない食堂」の〈もったいない定食〉。

量が少ないとかブチブチ文句を述べていましたが、こちらはドリンク込で3千円です。
どっちが尊いか一目瞭然ですよね?
正直、味なんかそんなに変わらないんだから。
私は環境問題より経済対策を重視します。
例え50年後に世界中の土地が水没しても構わないので、安くランチが食べたいです。

営業時間:火~金曜 11:30~15:00
土日祝と月曜が定休日

帰りにマホロバを散策してみました

三浦海岸に移住してほぼ2年。家から徒歩3分にあるマホロバマインズ三浦に初めて潜入しました。

企業の集団研修などでよく利用されていると聞くリゾートホテルです。
駅前の居酒屋でご一緒するご老人たちは、ここのサウナやプールによく通うみたいです。
ただ私には縁がないので足を運ぶのも本当に初めて。
クルマ寄せにいた奇妙な動物たちに目を魅かれました。

〈高温注意〉のゴリラってなに?

隣りには長寿の象徴のキリン。

自動ドアを抜けた先には大黒天と恵比寿様。

意味が判らず、一周して退散しました。あまり縁がなさそう。

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