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熱闘!香港競馬《2024年香港チャンピオンズデー》〜半年振りの香港競馬観戦【シャティン競馬場への最適ルート解説付】〜

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2024年4月28日に開催された《香港チャンピオンズデー》の観戦記です。

シャティン(沙田)
競馬場へのアクセスや、各GⅠレースの馬券予想・結果も含めリポートします。

▶ 目次
香港チャンピオンズデーとは?
沙田競馬場への新ルート(from マカオ)
火炭駅から競馬場へのルート解説
観光客専用の5階観覧席へのアクセス
馬券の買い方
5R:チェアマンズスプリントプライズ
7R:チャンピオンズマイル
8R:クイーンエリザベス2世カップ

香港チャンピオンズデーとは?

香港競馬の春の祭典《香港チャンピオンズデー》は2018年に創設されました。
以来、毎年4月の最終日曜日に、沙田競馬場において3つのGⅠ競走が開催されるようになり、今や12月第2週の《香港国際競走》とともに国際的な競馬のイベントです。

今年の開催は4月28日(日)。
12月の香港国際競走は昨年末を含め、すでに5度観戦に訪れているものの、4月の香港競馬は初めて。
*過去の記事はこちらでご覧になれます。自慢じゃないけど、日本で最も詳細な香港競馬場観戦記です。
まずは3つの国際GⅠレースからご説明します。
第5R:チェアマンズスプリントプライズ(芝1200m)/賞金総額2,200万HK$(1着1,232万HK$)
第7R:チャンピオンズマイル(芝1600m)/賞金総額2,200万HK$(1着1,232万HK$)
第8R:クイーンエリザベス2世カップ(芝2000m)/賞金総額2,800万HK$(1着1,568万HK$)
*2024年4月末の為替レートは1HK$=約200円
暮れの香港国際競走との違いは、芝2400m戦がないこと。
国際GⅠだけに地元の香港ジョッキークラブの登録馬の他に、欧州や日本からの招待馬も参戦します。全レースが芝コースでの開催のため、アメリカから遠征してくる馬は殆どありません。
日本馬の活躍も特に中距離に多く、2021年のラブズオンリーユーと2019年のウィンブライトがQE2世カップを優勝しています。

例年、香港競馬を観戦する際は、レース当日を含め前後の宿泊もマカオのホテルを予約し、カジノや観光を楽しむというまさに《男の快楽ツアー》を実践しています。
今回も昨年末の香港競馬観戦の際にもご一緒した東京在住のM氏が同行されています。海外競馬好きの情報通なので、頼りにしております。(もっとも道中のアクセスは私が全てご案内しているのですが…)
記事全体がかなり長いため、GⅠレースの予想や結果が気になる方は、こちらへジャンプしてください。
*旅行中の全行程の記録は別の記事に起こしています。よければそちらもご覧ください。

熱闘! 海外カジノ・マカオ篇#39《50代最後のマカオ遠征を勝利で飾れたか?》~2024年4月~


沙田競馬場への新ルート(from マカオ)

最初に言っておくと、我々はマカオからアクセスしています。香港空港から直接、沙田競馬場へ向かう方はこちらにジャンプしてください。
沙田競馬場の開場は公には11時と発表されていて、第1レースの発走は12:45。12月の香港国際競走に較べて30分程遅い開始です。
香港まではフェリーではなく、空港近くへ行く越境バスで向かう予定。
マカオに滞在している私とMさんは7時半にリオホテルの1階ロビーで集合。そこからプレジデントホテル(総統酒店)前のバス停へ。

102Xの路線バスで「港珠澳大橋邊檢大樓」へ。

4つ目のバス停なので10分程度で到着。
(タクシーで向かっても半島側からなら1,000円程度行けるはず)

ここから「港珠澳大橋香港口岸」へ向かいます。出国前に香港行きの越境バスの乗車券を購入。

自販機はマカオパスもオクトパス(八達通)のどちらでも決済可能。*使える券売機が別々になっているので注意。

運賃は65HK$。現金で買う場合は有人の窓口へ。

マカオ側の出国審査は通常、大した時間はかかりません。今回も空いています。
抜けたら、珠海ではなく香港行きの矢印に沿って歩き、バスに乗車。

たまにこんな2階建てバスに当たります。

香港口岸までは概ね40分。

香港口岸到着はAM9時。
ここで香港の入国審査を受けます。休日は一般の外国人訪問客の列が激混みしているケースがあるので注意。
まぁ最大10分も並べば通過できるでしょう。
余談ですが私の場合は、香港への入国回数が多いため、e道(e-channel)といって自動化ゲートを抜けられる資格を持っており、ほぼスルーで通過できます。こんなやつ。

入境ゲートを抜けたら、そのまま直進して公共バス乗り場(「公共巴士」などと標識に出ています)を目指します。
通常なら正面中央のやや左側の、A41と書かれた「沙田」方面の路線バスを使います。
目的地は「沙田市中心總站」という停留所。

日曜朝の時間帯は30分程度の頻度でバスがあります。所要時間は約40分です。(平日だと1時間近くかかるかも?)

*空港から向かわれる方も同様に、到着ターミナル外の公共バス乗り場からA41を探して乗っていただけばOKです。こちらが始発になります。
ただし、ここで問題発生。
トイレを催した私がバス停を離れている間に、到着したA41を逃してしまいました!
あと30分はここで待たなければいけないのかぁ?

憂鬱な気持ちで周辺をうろついていたら、沙田エリアに向かうバスが他にもあることに気づきました。
どうやら隣りのバス停のA46でも、沙田駅及び最終的に我々が目指す〈火炭駅〉に停まりそう。
火炭駅に直接行けるバスがあったんだ!!
これは発見です。

土日の昼間は60分間隔で、1時間程度で着きそう。

ところでお気づきでしょうか?
香港のバス停は時刻表がないんです。何分ごとにバスが来るかが書かれているだけ。要は次にバスが来るかは神のみぞ知るってこと。(日本以外のバスや電車って大概こんなものですけどね)
そして幸運にも3分後にバスがやってきました。

9:40頃に乗り、10:20にはMTR(地下鉄)の駅がある〈火炭駅〉に到着してしまいました。
定例のA41だと、沙田のバスターミナルに連結した沙田駅から1つ先の火炭(フォタン)駅までMTRを乗らなければならないところでした。
あくまでもバス到着のタイミングに左右されますが、できれば直通のA46を利用したいところ。
バスを下りたら、50mほど先にあるMTRの火炭駅に向かいます。
改札の前にセブンイレブンがあるのでここで競馬新聞を買います。

これは意外とポイントです。
というのも、競馬場内では現地の競馬新聞は販売されていません。

私が知る限り、ここが新聞が買える最後の場所のはず。

まぁ、ウマニティあたりのサイトを見れば、平場の出走表も出ていますが、やはり現地観戦するなら地元の新聞は不可欠に思います。お土産にもなるしね。
改札周辺で様子を窺ったところ、10時半の段階では競馬場に向かう地元客は見かけません。(そりゃ第1Rの発走は12:45ですもんね)
M氏と相談して、駅前でブランチしていこうということになりました。
競馬場に向かうには、セブンイレブンを正面に見て右手へ進み、屋外へ出ます。(MTRで来た場合はC・D出口方面の改札で出てください)

こんな馬のモニュメントが見えれば正解。これがある横断歩道を渡って左に進めば、シャティン競馬場です。
それとは反対側のビルの1階に、ファミレスを見つけました。
店名は「大家楽」

香港や台湾の住民は自宅でご飯を作らないと聞きますが、噂に違わず混んでます。

入口にあるこんな装置で、オーダーするシステム。

支払いはオクトパスなど。*現金で払いたい場合は有人のカウンターもあります。かなり並んでるけど。

写真の撮り方が雑で申し訳ありませんが、ホットドッグとオートミールとホットコーヒーのセットです。
(しかしオートミールなんてよく食うよね?)
競馬場内でも食べられるんですが、特に会員席内の売店は行列が酷いため、私は最近パスしています。ドリンクもできれば持ち込むのが正解。
30分後(11:00)に外に出てみたら、新聞を抱えた中年オヤジたちが横断歩道を渡って競馬場へ向かい始めています。
我々もそろそろシャティン競馬場を目指します。続きは次ページへ。

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  • コメント ( 1 )

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  1. すんさん

    記事拝見させていただきました。
    私は尖沙咀から地下鉄に乗り移動しました。
    次回はマカオも魅力的です。