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熱闘! 香港競馬《2024年香港国際競走》7度目の海外競馬観戦は会員席への入場拒否!?~

最終日:念願のゴンピン360と天壇大仏

今回の遠征はマカオに寄らなかったこともあり、これまで香港で訪問できなかった店や観光地を回ろうと考えておりました。挽肉と米や興記の煲仔飯もそう。
そして最終日は帰国便が夜の20時近いこともあり、離島に向かいます。
目指すはランタオ島。

香港国際空港がある島であるとともに、香港の一番大きい島(香港島よりも面積が広い)で 広東語では大嶼山(ダーイユーサーン)と呼ばれている。
ここには香港ディズニーランドの他に、私が注目する「ゴンピン360(昂坪360)」「天壇大仏」があるんです。
空港の近くなので夕方近くまで観光に時間がかかったとしても安心。
ホテルもゆっくり10時にチェックアウト。
港島線で中環駅へ進み、連結する香港駅から東涌線へ乗り換え。ランタオ島を目指します。

東涌線のホーム。列車は約8分置きに出ており、終点の東涌駅までは約40分とのこと。

と思っていたら、ケーブルカーのチケット購入に悪戦苦闘しているうちに、列車が東涌駅で折り返していました。
気づいたら香港駅の隣りの九龍駅。

30分以上ロスしてしまいました。
東涌(トンチョン)駅に再度着いたのはほぼ正午。(ちなみに香港ディズニーランドへ行く方はこの1つ手前の欣澳駅/サニーベイ駅で下車し迪士尼線に乗り換えます)

ケーブルカー(ゴンピン360)のチケットは、無事klookのサイトでクリスタル往復の14時までの時間帯で購入できています。

噂ではこのゴンドラが結構並ぶという話なので急いで向かわねば。

B出口から屋外へ。

駅前にはアウトレットモールがあって、そこらじゅうにゴンピン360への標識が出ています。

乗車口までは約5分。↓このエスカレーターが乗り場の入口。

チケットを買う客と購入済みの客の列にここで分岐します。私は右側を進軍。

まずまずの行列が見えてきました。

いつも思うんですが、航空機のオンラインチェックイン等も同様、なぜこれだけ分かりやすいのに事前に手続きを済ませておかないのでしょう。未購入の列が停滞しています。
さらにチケットが確認され、〈スタンダード〉と床がスケルトンになった〈クリスタル〉の列に分岐します。

私はピンクのリボンを渡されクリスタルの列に。(機体全体が透明になったクリスタル+というのもあるようです。それはまた別の列がありました)

だいぶ近づいてきましたが、ここからがまたジリジリ。

ほぼ30分かかって、12時半にようやく乗車。
と思ったら青いケーブルカーはスタンダードの機体でした。こっちの方が多くない?

クリスタルはゴールドの機体。

係員が乗り込むときにいちいちグループの写真を撮っていて後で売りつけようという魂胆らしい。これが混雑の原因かも?

念願の天壇大仏に向かって、ケーブルカーが発進。約25分間の空中散歩です。
乗客は私以外にフィリピン系らしい一男一女の若い家族と、中国系のご婦人2人連れ。さらにタイ人っぽいBL系の男性カップルがいちゃついていました。

振り返るとこんな感じ。

右手に空港の滑走路が見えます。

足元を見ると確かにスケルトン。

でも恐怖感も特になく感動を呼ぶものではないですね。これなら通常のケーブルカーで良かったかも。
機内でフィリピン系の家族が入れ替わり写真を撮っているのを見て、「私がシャッターを押してあげるよ」と提案しました。だって手を伸ばしたところで全員とこの景色を綺麗にフレームに収めるのは不可能でしょう。
まずまず喜ばれました。BLカップルにも声かけしましたが遠慮されました。
こういう時、中国人って愛想ない方が多いですね。

彼女たちは煩わしそうに終始無反応。(腕組みって…)
私のお節介なところなんですが、どこの観光地にいても幸せそうに写真を撮っているグループを見ると微笑ましい気分になるんです。そして一人抜けてシャッター係になっている様がなんとももどかしい。暇なときは必ず声かけして全員を1枚に収めるようにしています。
こういう小さな善意がいつか自分に帰ってくると信じている部分もあるんですけど…。

かなり標高も高くなってきました。遠くに大仏さんも見えてきました。

そしてここがゴール。

狭っちい売店の通路を抜けないと屋外に出られない仕掛けになっているのが、商魂逞しいというか中華っぽいですよね。着いたばっかりで土産なんか買うか?

お土産屋を抜けて昂坪駅の出口へ。

気づいたんですけど、ケーブルカーへのアクセスから道中の紹介がメッチャ詳しくなってますよね?
他の記事もそうなんですが、こういう道案内を書くのに最も力が入ってしまう傾向があるみたいです。
時間を作って別記事に分離する予定なのでご容赦ください。
そしていよいよ天壇大仏と寶蓮寺へ。
昂坪駅前は昂坪市集(昂坪ビレッジ)と呼ばれ、2006年6月にオープンとのこと。レストランや土産店が並びます。
こんな太鼓があったり…、

三国志のパネル(顔はめじゃないのね?)があったり…、

生きている牛が昼寝していたりと賑やか。

100mほど歩いて大仏へ接近していきます。

大仏様は寶蓮寺(ポーリン寺)の門の右手にいらっしゃいました。

さぁさ、ご覧あれ。

高さは台座を含めると約34m、重さは約202tで、世界で2番目に大きい屋外にある青銅製の大仏像なんだそう。(なんとギネスブックに載っている世界最大のブロンズ大仏は茨城県牛久の大仏で、高さ120m)
しかしこの268段と云われる階段が曲者。かなり勾配がきつく途中で休憩を挟まないと着きゃしません。

山の上なのでインナーダウンを着込んでいたものの、汗びっしょり。

ようやく到着です。

建造は意外と新しく1989年12月に完成し開眼供養をしたのは1993年12月29日。中国のハイテク企業・中国航天科技部によるデザインだそう。
大仏の体内にも入場できるようなのですが、遠慮してぐるり一周。

背面はこんな感じ。
ここから寶蓮寺方面を見下ろす絶景も見事でした。

下に降りて、このお寺を見物に行きます。

大仏下の円形の広場の向こうに門と社殿が見えます。

カラフルな提灯のアーケードを抜けて、

こちらが香港最大の仏教寺院〈寶蓮禪寺〉

この寺院は標高520mに位置していて、創建は1924年。

朱色の本殿である〈大雄宝殿〉が優美です。
続いて興味を抱いていたパワースポットを訪れます。

その名は「心経簡林」。
天壇大仏の左手に案内が出ていました。ここから散策道を約15分歩くよう。

大仏や寺院に較べて、歩いている人が極めて少ないです。すれ違うのもハイキングの方ばかり。

不安に包まれながら約10分後に入口に到着。
鶏の像がお出迎え。

全体像はこんな様子。

般若心経(ハートスートラ)の経文が刻まれた38本の巨大な木骨柱が、パワースポットたる所以。

その先がハイキングコースとなる門の先に展望台がありました。

森の向こうに心経簡林が見えています。
広場に戻って38本の木柱を巡ります。

なんとも奇怪な空間…。

数字の8の字の形、無限を意味する“∞”インフィニティの形状に並んでいて、歩いていると不思議な心境に襲われます。


これは競馬の前日に訪れればご利益があったかなぁ。(現生利益に興味のない馬鹿男の戯言)
ほぼ5分で一周まわり、同じ道を戻ります。

奥に大仏様が見えますね。活力をいただきました。
この日も朝から何も食べていないので昂坪ビレッジに戻り、ケーブルカーに乗る前に遅いブランチ。
もう14時半です。
SUBWAYにて、ターキーサンドとセブンアップフリーで63HK$。

ここでは美味しい食事を探す気力もなく、これで済ませます。

帰りのケーブルカーもクリスタル。

なぜか下りは行列なし。しかも坂を下りるから速いんです。

15時に東涌駅前に到着。アウトレットにあった「奇華餅家」でご近所に配る土産を購入。バターエッグロールが有名なお店ですが、チーズクラッカーにしました。(ちなみにチーズは【芝士】と書きます)
確か1個24HK$。
東涌駅からは空港(機場)への直通バス(S1)が出ていて、約10分で到着。

16時には香港国際空港に入りました。
フライトは19:50発で、チェックインまで小一時間あるため、カフェスタンドでブラックコーヒー(38HK$)を注文。ブログの下書きはここでまとめました。
17時に香港エクスプレスのチェックインカウンターへ。

ここでもなぜだかオンラインチェックイン済みの列には誰も並んでおらず、1分とかからず手続き終了。
なぜ皆オンライン使わないの?
早すぎたため、搭乗ゲート番も決まっておらず、出国審査するべきか悩んで今回も「翠華餐廳」で軽食を摂ることに。

〈菠蘿油(パイナップルパンのバター添え)〉と〈カクテルパン〉なる謎の菓子パンとアイスミルクティ。

安定の味です。香港のベーカリーは微妙に旨い。
202番ゲートに決まり、18時過ぎに移動。
途中、こんな自動販売機が目に留まりました。



調理パンにおにぎりにスナック。
全部、日本の製品じゃないかい!!
香港という土地柄、工場を起こすには規模が小さく、それでいて中国本土の製品は信用していないのでしょうね。日本製への信頼が厚いことは理解できます。

UO622便の搭乗開始は19:20予定だったものの、作業は少し遅れ気味。
結局19:40に機内に乗り込み、いつもの25Bに着席。
なんか機体が新しくなって、レイアウトが変わってます。

窓側に座席のない25列を選んだものの、椅子があります。

しかもシートは有名なあのRECARO。
結局、両隣には誰も来ず、3列を独占して寝っ転がったまま羽田に向かうことになりました。
東京到着もやや遅れてAM1時。
月曜深夜だったため入国審査も空いていて、あっという間に駐車場から出庫。(3日間の駐車料金は約6,500円)
外気温は10℃以下でしょうか?
東京は寒いですね。お疲れ様でした。
長文の観戦記をお読みいただきありがとうございました。
毎回開催直前になると閲覧者が急増するため、力が入ってしまい、執筆に20時間かかりました。
さらにマカオでも遊ぶ場合は記事を分けるのですが、今回は香港オンリーの旅程。久々にカオスの街・HongKongを堪能できました。
次回は1月8~11日のマカオ遠征。カジノに行きたくて中毒症状が露見しています。
さらに2月は人生初の台湾旅行を計画しています。
2025年4月の香港チャンピオンズデーはどうしましょうかねぇ?
日本馬のメンツもちょっとショボくて、あまり期待できなくなってきたし少し検討します。

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