
熱闘!海外カジノ・マカオ篇#12《香港競馬で馬券に挑戦/香港国際競走》~2016年12月~
▶ 目次 1.初日はマカオに寄り、チョイ勝ち 2.沙田競馬場への初アクセス 3.いよいよ馬券の購入開始 |
今回の旅の目的は香港で競馬観戦
今回の「熱闘!海外カジノ」第12弾は、香港競馬レポがメインのため、番外編としてお送りします。
いつもは金曜~日曜という2泊3日の日程で予定を組むことが多いのですが、今回は12月11日の香港国際競走(国際G1が1日4レース!)の観戦が主な目的。
12月10日㈯~12月12日㈪で香港エクスプレスを予約しました。
往復運賃8,290円(安!)、手数料とスイートシートの座席指定料含め21,680円。
初日はマカオに渡り、2日目の朝に香港に移動して、ホテルに荷物を預け、競馬場へ向かう日程。
が、ここで緊急事態発生!
火曜日に予定の定例会議が前倒し!
そのため、12日㈪の16時には東京のオフィスに戻らなければならなくなりました。残念ながら急な変更だったため、羽田着のLCCが空席なし。やむを得ずバニラエアで月曜午前7:00 成田空港着で帰国することに。
2万円近い不意な出費に、不吉な予感がします。
*前回は初日が台風で、マカオに渡れず。
〈熱闘!海外カジノ・マカオ篇#11《シグナル8の台風襲来》~2016年10月~〉
しかも、羽田イン・成田アウトのため、空港までクルマが使えません。家が世田谷で空港へのシャトルバスがなく、早朝は陸の孤島状態。
京王タクシーの定額タクシーで約8,000円使って空港へ。
私の自宅からだと定額は7,000円らしく、なぜか羽田へは首都高を使う規定があり、どんなに空いていることを主張しても一般道では行ってくれません。融通が効かん。
とにかく10日㈯ AM6:35のUO625便で、香港国際空港へ。風向きの影響で、この時期は往路が5時間半かかります。
いつもの11:00の空港発フェリーに乗れないため、A11の空港バスで上環を目指します。
33HK$で30分程度で到着。
*無駄な出費を抑えるためエアポートエクスプレス(機場快線)を回避。115HK$なので82HK$の節約!
*この時期の為替レートは、1HK$=14.93円くらい。トランプ大統領就任後でUSドル急騰の時期です。
港澳碼頭(香港島・上環のフェリーターミナルなのにこの呼び名)のバス停が分からず、一駅乗り過ごしました。
12:15に着いていたのに、空いてる次のフェリーが14:15とな。許せん。
前回に続き、スーパークラス(348HK$)にグレードアップ
12:45のフェリーに乗船です。171HK$の浪費です。先程のバス利用が活きたと前向きにとらえましょう。
スーパークラスは軽食付き。皆、味気ないサンドイッチや弁当を断り、「出前一丁」に変更してカップラーメンを受け取っています。
羨ましいが頼み方が分からん。
*後で調べました。「チョッチンヤッデン(出前一丁)」か「ゴンジャイミン(カップ麺)」でなんとか通じそう。
宿泊はカーサレアル(皇家金堡酒店)。エリートキングルーム1泊で756HK$。
SIMフリースマホに、外港碼頭の自販機で買ったCTMのSIMを挿入して、しばしお散歩。
本日の晩餐は、
水坑尾街近くの「富仕葡式美食」でポルトガル式チキンライス。
私が選ぶマカオ一番のご馳走です。鶏の丸揚げの中にケチャップライスを詰め込んだ逸品。入店してすぐ満席でした。
*このお店の詳細はこちらの記事をどうぞ。「富仕葡式美食」のチキンライスは澳門No.1メニュー《マカオの微妙なグルメ⑤》
日が暮れて19:00。リオ・カジノ(利澳酒店)へ。
*リオカジノでの有利な両替方法についてはこちらで紹介しています。マカオ・リオカジノ(利澳娯楽場)の日本円ホールド事情
こんなにカジノへの情熱が少ないのは自分史上初。
明日の香港競馬があるので気が気じゃなく、沙田競馬場へのアクセスや馬券の買い方がわかるか心配でスマホばかり検索しています。
とにかく2階のバカラ卓に参戦。300~500HK$で着席して、5,000HK$をチップに換え、のんびり賭けます。
一時は▲2,500HK$だったのを、見を混ぜながら地道に戻します。Maxで9,000には届かなかった。
5,000HK$→7000HK$ +2,000HK$。ほぼ3万円の勝利で、23:00に勝ち逃げ。
マカオ通算7勝5敗1分。
沙田競馬場への初アクセス
11日㈰は朝から香港へ。11時頃、九龍フェリーターミナルに到着。MTR・油麻地駅近くのイン ホテル香港(盛世酒店)にチェックイン。シティビスタ・ダブルルームで1泊672HK$。
マカオに較べてかなり狭い。浴槽なし。4.5畳のワンルームマンションって感じ。
荷物を置いて、さっそくMTRで沙田競馬場へ。
油麻地駅から、九龍塘駅で東鉄線に乗り換え、競馬開催時だけ開く臨時駅・馬場駅で降ります。所要時間約30分。
立派な競馬場です。最近行ってないけど東京競馬場くらいのスケール感。収容人員10万人。右回り1周1899m・直線432m。
外国人はパスポートを見せれば、会員専用エリアに入れます。入場料は210HK$。オクトパスカード(八達通)で決済できて便利。今回は大活躍。
*訂正します(2017年12月):入場ゲートで徴収される入場料20HK$はオクトパスで払えますが、会員専用エリアへのパス購入は現金支払いのみでした。190HK$のキャッシュを用意しておきましょう。
帽子がもらえました。
いいのか悪いのかも分からず、ゴール1ハロン前あたりの観戦テラス(5階)のスタンド席が空いていたので着席。
ここは指定席ではないかとドキドキしたけど、最後まで誰からもクレームなし。
*訂正します。(2017年12月):このテラスのスタンドは指定席らしく、有料でした。
5階の馬券購入窓口前向かいのカウンターで指定席がほしい旨を告げて、50HK$払ってクーポンとタグを受け取る必要があるようです。この時は運が良かっただけでした。
第4RのG1レースの投票締切りまで30分くらいしかなく、マークシートの書き方が理解できず結構焦ります。さらに馬番が枠の並びと違います。
でも、ここは窓口の方々が親切で、間違って書いても、直してくれるし良心を感じました。多謝。
単勝は「獨贏」WIN、馬連は「連贏」QUINELLAといいます。
「ころがし」という買い方があり、「過關」ALL UPと呼びようですが、かなりハードルが高くて今回は諦めました。
*馬券の買い方は「香港賽馬中心」というサイトを参考にさせていただきました。
いよいよ馬券の購入開始
第4R 香港ヴァーズ(芝2400m)
モレイラが乗るサトノクラウンが、ムーアが乗る1番人気のハイランドリールをゴール前かわしてV。G1初制覇。さすが香港で強い堀厩舎。
ハイランドリールから流した馬券が50HK$→14.25倍。いきなり的中。
第5R 香港スプリント(芝1200m)
日本から参戦のG1馬、ビッグアーサー、レッドファルクスともに馬群に散ったものの……
内枠のBoxが的中! 20HK$→166HK$。
馬番と枠番を間違えて、馬番の5番以下のBoxを購入。ところが、入着した1・2着馬は枠も1・2枠でした。
まさに結果オーライ。
第6R 重賞の狭間、平場のレースも買ってみるがあっさり撃沈。90HK$失う。
第7R 香港マイル(芝1600m)
ネオリアリズムから馬連で流すも馬群に沈む。バートンとボウマンの組合せの馬連を買うか最後まで迷って、やめたらそのとおりに。
280HK$失いました。
香港競馬の特性で、勝利を手にする騎手が偏っている印象。モレイラ、バートン、ボウマン……、出てたら勿論、ムーア鉄板。
第8R 香港カップ(芝2000m)
モーリス軸の馬連3点×@100HK$と、エイシンヒカリの単勝で勝負。
なぜか2頭の組合せ(馬連)はないと判断。
見事、モーリス差し切り。590HK$→1,185HK$。
やっぱりムーア→バートンです。絶対押さえておく必要があります。
エイシンヒカリ(武豊騎乗)の大逃げに期待して(こちらの方が儲かる)、ゴール前まで楽しませてくれましたが、如何せん直線が長過ぎました。
これが払戻しレシートです。当たり馬券を渡すと香港紙幣と一緒に渡されます。
約2万円の勝利。まさにビギナーズラック。馬券なんか簡単だ!
私なりの香港G1レースの馬券術を披露します。
JRAの馬券購入サイトでも買える仕組みを生かして、競馬場内と比較して、オッズの有利な方を選ぶこと。
大雑把に言えば、
日本馬を軸で買うときは競馬場で馬券を買い、外国馬を軸にするときはJRAのサイトで買うのがポイント。
得てして、JRAのオッズは日本馬の応援馬券が多いので、そうするのがお得かと。
3レースを的中し、ご機嫌で帰路へ。
夕食は、佐敦の「亞龍咖喱」でエッグカレー。
このカレーはパキスタン系らしく、独特なのはオムレツがカレーの下から出てくること。それほど辛くないし、癖になる味です。
*このお店の詳細はこちらの記事でもご紹介しています。「亞龍咖喱」のパキスタン風エッグカレー(咖喱蛋飯)《香港の微妙なグルメ①》
「Superdry極度乾燥(しなさい)」という英国のファッションブランドをご存知でしょうか?
イギリス人が日本でアサヒのスーパードライのビールに感動し、自分の服飾ブランドにその名を冠したという噂。
日本以外ではGAPと同じくらい人気(さすがに日本では商標権の問題で引っかかりそう)で、デヴィッド・ベッカムやディカプリオなど有名人が結構、着ています。我々日本人からすると「極度乾燥しなさい」ってなんだよ、と必ず突っ込みを入れたくなるお気楽さが笑えます。
アジアの国々にも直営店ができていて、香港にもハーバーシティに店があると聞いていました。
*このくだりの詳細は別の記事でご紹介しています。よければどうぞ。*君は《Superdry 極度乾燥(しなさい)》を知っているか?
それが、ネイザン通り沿いで路面店を発見!
セール中だったので、同僚への土産にTシャツ2枚購入。500HK$くらい。
重慶マンションに寄って、両替してホテルへ投宿。仮眠します。
翌日、夕方から会議があるため、今夜、ホテルをチェックアウトしなければなりません。
22:40に、油麻地のバス停からA21のエアポートバスで香港国際空港へ向かう。所要時間40分。
バニラエアーの2:00の便で成田へ。
朝7:00に空港到着。新宿行きのリムジンバスで一度、帰宅して、昼から出社。
お疲れ様でした。来年も香港競馬レポートします。
コメント ( 2 )
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getaさん
コメントありがとうございます。
いつか香港競馬ご一緒しましょう。まだ手探りなので、しっかり状況を把握しておきます。
私も上環のフェリーターミナルで無理やり、早い便に乗らされたことがありました。そういう仕組みだったのですね。勉強になりました。
風まかせさん、こんにちは。
12月の香港競馬G1同日4レースをゴール板前の席で観戦できるんですね。一度見てみたいです。香港、マカオの競馬場には一度も足を運んだことがなく興味がありまので、機会があれば一度ご一緒させてください。
上環のフェリーターミナルでは、搭乗口脇のSTANDBYのレーンに並ぶと購入チケット記載の時刻よりも早い時間のフェリーに乗れますよ。
混雑時は搭乗口で貼られる座席シートがなくなると出発するようなので、多くの人がSTANDBYに並んで自分のチケットの時刻よりも早いフェリーに乗ります。
僕も何度かSTANDBYから乗船しています。
また、スーパークラスではビールや紅茶など飲み物も無料で飲めますよ。