熱闘! 香港競馬《2024年香港国際競走》7度目の海外競馬観戦は会員席への入場拒否!?~
通算7度目の沙田競馬場
明けて12月8日(日)。
同じホテルに泊まるMさんとは9:20に待ち合わせの予定でしたが、目が覚めたら5分超過。
夜中にブログ読者から「ちゃんと着けるかどうか不安」というコメントが届いていたため、返答に苦心していたら睡眠時間を1時間程ロスしてしまいました。
部屋の清掃をしにきたメイドとMさんに急かされ競馬場へ。
シャティン競馬場の最寄りは東鉄線の「火炭駅」。
我々のホテルがある港島線からだと金鐘駅で乗り換えて7つ目の駅。
火炭駅に着いたのは10:20頃。
元々、競馬開催日にだけ停車する〈競馬場前駅〉というのがありますが、この時間だと沙田駅からそちらに迂回する路線が殆どないようです。(そもそも私のブログではその競馬場前駅の利用を推奨していません)
改札を出たセブンイレブンで競馬新聞を買います。
このように平積みしてあります。民間の競馬新聞を買える場所はここが最後かもしれませんのでお忘れなく。
当然、中国語です。記憶が確かならば12HK$(約230円)でした。
場内でこんなパンフレットが置いてあったりするんだけど、出馬表ではないみたい。
競馬場はセブンイレブンを正面に見て右側の出口から屋外に出たら、信号を渡ります。
馬の像があるほうなら正解。向こう側に渡ったら左折です。人の流れが競馬場に繋がっていますのでそれに従いましょう。
この柱の所を右折。
この緑の歩道で左から来る方々と合流します。
競馬場が近づいてきたので人が増えてきました。開門は10:30と発表されていますが、これはちょっと前の時間。
しかも今年は観客が明らかに多そうですね。
階段を下りるあたりで沙田競馬場が見えてきます。4コーナーの後方あたり。
スロープを下って200m程度歩くと入場ゲートに突き当たります。
一般入場する場合は、ここで入場料(オクトパスでタッチ決済可)を払ってゲートを潜ります。
↑観光客用の観覧席を目指す我々は左側のこのブースで専用バッジを買わなければなりません。
会員席に入るために190HK$(約3,700円)支払います。
ただ今回は50人以上の列。例年5人くらいしか並んでいないのに?
私が宣伝しすぎちゃったかなぁ。
確かに私の香港競馬観戦のブログ記事の閲覧数がここ半月で2千ビューくらい伸びてました。
2千なんて動画サイトやSNSでは大した数字ではないものの、競馬観戦に来る日本人なんて2千人いるかだって怪しいですからね。ある意味、この日来場した全員が読んでいたって不思議ではありません。
ここではバッジの販売の際にパスポートのチェックが必要なんです。だから割と時間がかかるわけ。
列が進まないため他の係員が現れ、6人ずつぶっこ抜いて他のゲートの売場に連れて行くという荒業を始めました。
我々もなんだか判らぬまま場内に通され、スタンドの階段を上って沙田側の入場ゲートへ。
こっちにも会員席の販売カウンターがあるんです。
ここで衝撃のトラブルが発生。
短パンで競馬場に来ていたMさんが、会員席のドレスコードに引っかかったようです。
なんか説明用のPOPを見せられ、入場拒否の説明を受けています。
入りたければズボン買って出直せと。
マカオのカジノなら許されるけど、ここは英国紳士の伝統が残る香港の競馬場ですからね。
VIPエリアに入りたければ、最低限の身なりの規程があるのは当然。
そもそもクソ寒い12月に…、
なんで60超えたオヤジが短パン履いてるの?
昨日からずっと疑問に思っていたことはある意味、悪い虫の知らせだったようです。
係員は連れの私にも「一緒に入れないけどどうする?」と質問を投げてきました。
私はきっぱり「OK, we are separate」。
私一人で5階の会員専用席に向かうことに決めました。
生命に影響するトラブルでもないし、私もそこまで優しくありません。
会員席で観戦することを目的に香港くんだりまで来ているんですから、座れるかどうかも判らない一般席で観るのはまっぴらごめんです。
旅はあくまで自己責任。(女性や親兄弟なら別の対応になったでしょう)
「駅前にユニクロがありそうだから、ズボン買って戻ってきたらどうですか?」と告げて別れました。
さすがトラブルトラベラーのMさん、毎回やらかしてくれます。
まずは写真右の会員席用のタグを入手しました。単独で会員席を目指します。
すでに2階(香港では1階)に連れてこられていたので、〈会員席〉という表示を探してパドック側に進みます。(画像左側がパドックです)
パドック前の通路手前で、会員席用バッジを持っているかどうかをチェックする岐路にぶち当たります。
さっきのタグを見せて、右側の通路に。
↑5階の会員観覧席に向かうにはここがキモ。
この〈C〉と書かれた通路に入って突き当りを左に曲がればエレベーターがあるんです。
エレベーターは馬主席(4階)の方もいますので、日本人の威信にかけて無礼を働かないように。
5階で降りるとこんな感じ。
食事をしながらレース観戦するカフェや、観戦スタンドがあります。
スタンドで観たい私はいつも〈Loges〉と表示されたカウンターで指定席を割り当ててもらいます。
タグを見せて「Two seat , please.」とか告げるだけでOK。
ただ今日は11時前だというのにここでも10名くらいの列ができていました。
↑左側の黄色のタグでは《C10》の座席が割り当てられたことが判ります。指定席料は今年も無料。
並んでいる際に昨夜、ブログのコメントで不安を募らせていたSさんが私を待ち伏せしていました。
私の服装を返信のメールでお知らせして、「本当にわらなかった時は探して」と告げてありました。
無事、観覧席まで来られて何よりです。しばし歓談。
私の座席からの眺望です。前から2列目のビジョン前。
ゴールからは100mくらい手前のあたり。
遥か向こうに見えるは4コーナー。直線は420mくらいだったはず。
*この5階観覧席は今年は大人気。12時前には受付に〈SOLD OUT〉のPOPが出ていました。来年以降、観戦に訪れる方は早めに入場する必要がありそうです。
レース前のパドックでのイベントは、韓国アーティストのRainのミニコンサート。(私は聴いたことなし)
入場時のパドック前の行列はこれだったのかも?
平場の第1レースの馬券を買うため、新聞を広げて予想開始です。
ちなみに左上の紺色のキャップは会員席チケット購入特典。品質悪し。
正直、最近の香港競馬観戦ではGⅠが始まる前の平場数レースの馬券は買わないようにしています。
ハンデの幅が広い香港馬だけのレースを、予想するのはかなり難解。調子こいて初っ端から負債を広げるのはよろしくないと判断しました。
ただ今回は近くに先ほど知り合ったSさんもいたので、お付き合いで1Rの単勝だけ馬券売り場で買ってきました。
あまり考えずに馬番①と②の馬の単勝を各10HK$(約190円)だけ購入。
香港競馬では馬番とゲート番が一致していないので注意してください。
*香港ではハンデが重い順(レーティング順)に馬が並んでいます。
現地のマークシートはこんな感じで記入します。間違っていても窓口で直してくれるから安心。
*都合上、馬券種やマークシートについての解説は省きますが、気になる方はこちらをご参考に。
ただし結果は1番枠の⑪の馬が内枠を利して逃げ切りました。
1番人気の馬から最内の馬を買えば簡単に獲れましたね。ちゃんと考えるべきでした。
それでは、最初のGⅠ・香港ヴァーズから予想と結果をお伝えしていきます。次ページへ。
こちらの記事もおすすめです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。