16位:エッグタルトのロードストウズ直営のカフェ
マカオ名物・エッグタルトの２大有名店といえば、マカオ半島の「マーガレット・カフェ・エ・ナタ」と、コロアン島の「ロードストウズ・ベーカリー」。
実は店主同士が元夫婦というのが愉快な話なんですが、今回はコロアン島のロードストウズ・ベーカリーにまつわる店を紹介します。
コロアン島はマカオ中心街からバスで約１時間の海岸避暑地。
そんな鄙びた街に、行列を作るエッグタルト専門店があります。
それが「ロードストウズ・ベーカリー」。
でもここではイートインコーナーがないため、エッグタルトを求めた客はテイクアウトするか、近くのベンチで食べています。
しかし、最近ではロードストウズが手掛けた直営のカフェが２店舗できています。
最初はこちら、「ロードストウズ・カフェ」。
で、ちょっと離れた場所にある新しい店が「ロードストウズ・ガーデンカフェ」。
これがまた洒落ていて、心地いいカフェなんです。
ここでエッグタルトをいただいてもいいのですが、朝食やランチで訪れたなら、もう少しガッツリ食べたい。
私が好きなのはこのハンバーガー。
メニュー名は〈ハンドメイド・バーガー〉。
意外とマカオではアメリカンな食事をしないので新鮮です。
野菜たっぷりのグルメバーガーに食いつきます。
オリジナルの〈ローズカフェ〉も私が好きなドリンク。シナモン入りカフェラテです。
名物のエッグタルトも店内で食べられるので、並ばずに済みます。
路線バスで行く場合、リスボア前のバス停（亞馬喇前地）から21A・25・26・26A、あるいは50あたりのバスに乗って、「路環街市」や「路環居民大會堂」といったバス停で降りるとすぐ。
空いていれば40分くらいで着くので、マカオ市街の喧騒に疲れたら、少し足を伸ばしてコロアン村の素敵なカフェで優雅な朝食はいかがでしょう？
＊ロードストウズ・ガーデンカフェの記事はこちら。
17位:添好運のチャーシュー入りメロンパン
香港で最も安いミシュラン1つ星レストランと云われる「添好運點心専門店（ティム・ホー・ワン）」
東京の日比谷や新宿にもその支店ができて大盛況。行列が絶えません。
何年経っても行列が絶えないため、私も入店できたことがありません。
マカオでもブロードウェイホテル(澳門百老匯)のフードコートに支店があるんです。
しかも、それほど混んでいません。
コタイ地区のギャラクシーホテルの系列であり、スターワールドから出る巡回バスで行くことができます。
写真付きのメニューで、選びやすいです。
オーダーシートにチェックして注文完了。
案外簡単にミシュランの飲茶が堪能できますね。
こちらが超有名な「チャーシュー入りメロンパン」。
サクサクしてて中は完璧なチャーシュー饅です。温かくて旨し。決してメロンの味はしません。
餡の甘さのバランスが絶妙です。これ以上甘かったら、たぶんアウト。
他にもマーラーカオや海老餃子などの点心もまずまずですが、私が気に入ったのがこれ。
焼きそば（炒麺）です。
細麺で醤油味が効いていて、意外とマカオでは見かけない味。撈麵とはまた違う硬めの食感がいいんです。
香港の超人気店をマカオで味わう、これもまた別の楽しみ方かも？
＊添好運の記事はこちら。
18位:リトラル（海灣餐廳）のダックライス
「リトラル（海灣餐廳）」もまた著名なポルトガル料理店といえます。
場所は媽閣廟(マーコーミュウ）の近く。
団体の観光客も収容できる大箱のレストラン。
ここでもアフリカンチキンをいただいたことがあるのですが…
注目したポルトガル料理はダックライス。
陶器の皿に炊かれたライスの上に、ソーセージとベーコンが２個ずつ載せられただけのシンプルな料理ですが、繊維状の鴨？の肉が、結構な量で入っていて、その風味がアクセントになっています。
具の脂分もあり、意外と濃厚で香ばしい。
まさに欧風釜飯。
マカオならタイパにある「アントニオ」のダックライスがよく取り上げられますが、ここのも充分美味しいです。
ちなみにここんちのアフリカンライスもご紹介。
トマトの酸味が抑えめで玉ねぎとニンニクが効いたソースが特徴。
鶏肉が手羽先のようで骨が離れにくく、少し食べにくいのが難点でした。
＊リトラルの記事はこちら。
第19位へ続きます。
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