朝4時半でも飲茶が食える「仝羽茶居」は港湾労働者御用達?〜マカオの微妙なグルメ㊿〜

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勝手に展開している〈マカオの微妙なグルメ〉シリーズの記念すべき50回目のリポートとなります。
今回、ご紹介するのはマカオ内港エリアのオールドスタイルの飲茶店。
河邊新街にある「仝羽茶居」。

このエリアはポルトガルからの貨物が最初に運ばれる古い港町らしいです。
なにより驚くべきはその営業時間。

なんと営業開始は早朝4時半。
しかも夜も深夜2時まで開けているという長時間営業。
昼の休憩と夜のインターバルを各2時間半で回す驚異のオペレーションの店。
(夜中休まず営業しているという噂も)
私が訪問したのは金曜の深夜1時頃。先客は3組ほどで案外空いていました。
丸テーブルが並ぶわりと小ぎれいな店です。

どんな時間でも飲茶メニューが食べられるようで、友人が案内してくれました。
メニューがテーブルに置かれておらず困惑します。


こんなに品数が多いのに、壁の品書きを見て選ぶのか?
マカオの中心地の客対応が整備された店のように、メニューにチェックするシステムは採用していないようです。
当然、店員さんに英語は通じませんし、広東語が話せないとかなり厳しいと言わざるを得ません。
注文を促される頃には、私の気持ちはかなり引き気味。
オーダーは友人に任せます。

運ばれて来たのがこれ。

いわゆる海老餃子ですね。

肉焼売。

白身魚の揚げものに唐辛子がかかった料理。

これなんでしょう。鶏肉の炒め物かなぁ?
有名だし、お店の名誉のために言っておくと、一品一品は決してまずいわけではないんですが…。
夜の24時を回って食べるにしては、脂っこくて味が濃すぎ。
特に私が疑問なメニューはこれ。

これは《鶏の足爪の醤油煮込み》
香港・マカオ地域で私が最も嫌いな料理。
ぷるぷるでコラーゲンたっぷりなのは理解できますが…、
酒飲んだ後にこんな気色悪いもん食えるか~!?
どう考えても、港湾で働く港湾労働者に合わせて、塩分と油分多めの味付けにしています。
友人のおもてなしの気持ちは有難くいただいて、全体の1/3近くをテイクアウトして持って帰っていただきました。

繰り返しますが、ローカル食堂としてはかなり上ランクなお店だと思います。
こういうのが楽しいケースもあるのですが、言葉は通じないし疲れ切った夜中に行くのは………です。

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