もう一度食べたいマカオグルメ20選~マカオ渡航解禁記念企画~
13位: 南屏雅敘の南屏文治(サンドイッチ)と沙翁(サーヨン)
十月初五日街は私が《朝食ストリート》と名付けた、レトロマカオな食堂が並ぶ通り。
そして南屏雅敘は十月初五日街の中間付近に位置する人気の茶餐廳(チャーチャンテーン)。
いわゆる中華版のファミレスです。香港でも人気のスタイル。
香港なんかでは昔からやっている喫茶店のことを「冰室」(ビンサッ)と呼ぶんだそうです。日本で言えば「サテン」。
冰室は70年代には沢山あったそうですが、飲み物と軽食しか出さないため、少しずつ食事もできるカフェレストラン「茶餐廳(チャーチャンテーン)」に取って代わられたんだとか。覚えておいて損はないです。
で、ここも地元のおじさんたちが新聞読みながら、毎日朝飯を食べてる店って雰囲気。
こんなローカル食堂に平気で入っていける俺ってなんなの?
そして、この店はパンが旨いんです。テイクアウトもやっていて街のベーカリーって感じ。
こちらは南屏文治(サンドイッチ)。
卵いくつ使っているの?と訊きたいくらいのオムレツとハム&チャーシューのサンドイッチ。
そして右側のパンが「沙翁(サーヨン)」。
砂糖をたっぷりかけた菓子パン。中はスカスカで外はサクッとふわふわして美味。
ドリンクはコーヒーと紅茶を合わせた「鴛鴦(インヨン)」。香港で人気のやつ。
最初の頃は面白がって「出前一丁」を食べていました。
マカオや香港のファミレスでは、ブランド指名で即席ラーメンがあるんです。
でも最近はさすがに飽きちゃって。
まさに「マカオ版コメダ珈琲」。
マカオの朝はここから始まります。
*南屏雅敘の記事はこちら。
14位:咖喱榮のカレーおでんwith出前一丁
旧市街地の大堂巷(カテドラル)あたりの通りを歩くと、なぜかスパイシーなカレーの匂いが鼻をつく一帯があります。ベンチに座った多くの観光客が、発泡スチロールの容器を抱えて、ヒーハー言いながら練物や牛モツを食べているんです。
これが「マカオのおでん屋横丁」。
その代表的なお店のひとつが「咖喱榮」。
「恆友」なんかもメジャーです。
屋台というよりは路面店で、おでん横丁以外にも市街地のあちこちに店が建っています。
ちなみに上の画像は、福隆新街の入口の近くにあるお店。缶詰専門店の「LOJA DAS CONSERVAS」のほぼお向かいさん。店内の右手にイートインできるスペースがあるのがお気に入りです。
オペレーションは、客が勝手にボウルを取り、おでんダネを選び、決まったら店員さんに渡して湯がいてもらいます。
スープを入れる前に「カレーは辛いのがいいか?」と訊いてきます。
私は必ず「No spicy, please.」と答えます。
それでもかなり辛いので旅行中はほどほどに。
麺も用意されており、お腹が空いているときは、指差しして麺を選びます。
私は必ず「出前一丁」を追加。
「ゴンジャイミン」などと言えば、即席麺を茹でてくれます。
見栄えは〈おでん入りカレーラーメン〉といった感じですかね。
キリッとしたスパイスが効いたスープに常習性がありそうです。
*咖喱榮の記事はこちら。
15位:カフェ・ベラヴィスタで勝利の朝食
カフェ・ベラヴィスタは旧マンダリン・オリエンタルホテルの2階にあったコロニアル調のカフェテリア。
今はアーティゼン・グランド・ラパ・マカオと名を替えて営業しています。
格調高い雰囲気と面影は中国返還当時のまま。
前夜のカジノで勝利した翌朝は、こちらの朝食ブッフェに訪問するのがルーティーン。
大陸系中国人が客に少なく、欧米人が多いので、優雅な気分で食事ができるんです。
でも、いつもこんなになっちゃうんだよなぁ。
なにせ198HK$(*2020年当時)。
約3千円の食事なので本能的に欲張ってしまうわけ。(朝昼兼用にして元を取ろうという魂胆)
そして、こちらのカフェにはブッフェタイム以外にも立ち寄ることがあります。
有名なメニューが二つ。
マカオスイーツで有名なセラデューラ。
ここのセラデューラが最も美味しいと評判。それほど甘くないのが特徴。
そして、アフリカンチキン。
ソースが少なめで上品な味です。
もうひとつ、カフェ・ヴェラビスタの正面にある2階のラウンジでオーダーできるクラブハウスサンドイッチも旨いんです。
夜遅くまでやっているので、晩飯難民になった時はよくお世話になります。
名門ホテルのバーでいただく夜食も乙なもの。
*カフェ・ベラヴィスタの記事はこちら。
第16位はマカオ名物エッグタルトの有名店直営のカフェ。
こちらの記事もおすすめです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。