発表!【もう一度食べたい!! 2020年の旨いもの18選】〜食わずに死ねるか!〜

9月-①:吉田うどんの行列ができる店「麺許皆伝」

夏の行楽シーズンは、ウィンドサーフィンをするために河口湖・本栖湖方面に宿泊することが多いのですが、山梨名物の〈ほうとう〉と〈吉田うどん〉は遠慮しておりました。なんか中途半端で…。
ところが富士吉田市の市街地にある「麺許皆伝」を訪問して、考えが変わりました。
吉田うどんは美味しい。

そう思える一杯です。
開店は11時なのに、10時半には店前で待機している客が大勢いて驚き。平日だぞ、今日は。
↑画像は欲張りうどん(600円)。
キツネ(お揚げ)の他に、キャベツとちくわ天と牛肉(馬肉の店も多い)が入っているのが特徴。
↓これはトッピングの特大かき揚げ天。1日10枚限定で、なんと100円。直径20cmはある巨大サイズ。

浸しながら食べるのが通なんだとか。
12月に訪れた吉田うどんの重鎮的存在「みうらうどん」も負けずに美味しかったです。
*訪問記録はこちら。吉田うどんを侮るなかれ〜富士吉田の超人気店「麺許皆伝」潜入レポート

9月-②:芝大門なのに麻布十番薬膳カレー「新海」

会社のある芝公園から、ランチ難民で浜松町方面に放浪していた時に、大門の裏道で見つけたカレー屋さん。
どっちかというと外観がカフェ風なのは東京にも、大阪のスパイスカレーブームが到来した兆候でしょうか?

店名は「麻布十番薬膳カレー 新海」


↑2種合いがけ薬膳カレー(1,200円)です。
豚挽き肉と唐辛子の薬膳カレー(左)とスリランカ風薬膳スープカレー(右)を選びました。
中央を貫く白飯の盛り方が個性的です。
これも《ダムカレー》って呼んでいいのかな?
大阪に行っても、スパイスカレーの「つきのわ」とか、「せんば自由軒」のインディアンカレーを食べることがあります。東京のオフィス近くにある「上等カレー」(これも大阪発祥のカレーチェーン)の甘いカレーもかなりの頻度でリピートしています。
でもここんちの薬膳カレーが、最近では一番印象に残りました。

10月-①:大阪・天満橋「伊賀喜」の特上うなぎ重

大阪出張が始まると、蒸さないで焼く関西風の鰻が食べたくなります。
大阪・天満橋筋沿いにある「伊賀喜」さん。話し好きの老夫婦が営む鰻の名店です。
↓特上うなぎ重(4,500円)。


調べてみると、2011年頃はこれが2,600円で食べられたみたい。鰻の世界だけがハイパーインフレです。

肉厚で大ぶりの鰻はまさに私の理想。
蒸していないにも関わらず、パサパサ感がないのは、タレのつけ方が絶妙だから。
サプライズは、ご飯の間からも、もう1切れ、鰻が登場。
予期しない間蒸しは至上の悦び。
大阪で一番美味しい鰻だと、女将さんが自慢していたのも納得です。リピート必至。
*詳細な訪問記録はこちら。〈肉厚でパリフワ〉は私の鰻の理想形!大阪・天満橋の「伊賀喜」〜にっぽん鰻旅【第33弾】

10月-②:横浜・伊勢佐木町「玉泉亭」のサンマーメン

サンマーメンが横浜名物だって知らない人も多いです。そもそもその名前も知られていないかも。
ざっくり説明すると、
炒めたモヤシ入り(他に肉や諸々の具)の餡をかけた醤油ラーメン。
サンマーメンの発祥は、横浜中華街の「聘珍樓」が昭和初期に考案したというのが有力。
私が通う伊勢佐木町の「玉泉亭」が最初に始めたという説もあります。


伊勢佐木町といえば、東京でいうなら歌舞伎町か錦糸町のような、まずまずディープな夜の街。

玉泉亭はその伊勢佐木モールの奥の方にある、大正時代から続く中華屋さん。
BS-TBSの人気番組「町中華で飲ろうぜ」にも登場して、玉袋筋太郎氏もこのサンマーメンを「間違ってねぇ」と褒めておられました。


広東麺との違いがはっきりしないのは否めませんが、醤油系の柔らかなスープと、緩〜い餡のトロ味がここのサンマーメンの特徴でしょうか。とにかく優しい味。
肉がギュッと詰まった焼売も、ホッとする旨さでした。

*詳細な訪問記録はこちら。横浜名物〈サンマーメン〉発祥?の店「玉泉亭」は伊勢佐木町ブルースがよく似あう〜横浜の微妙なグルメ#5

よく見たら、11月は選抜されず。結構いろんなものを食べたのですが、無理やり選ぶのはやめておきました。



そして一気にグルメ心を騒がせる師走に続きます。

続きを読む
3 / 4

こんな記事も読まれています。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。