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〈肉厚でパリフワ〉は私の鰻の理想形!大阪・天満橋の「伊賀喜」〜にっぽん鰻旅【第33弾】

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食べ物の記事ばっかりですみません。いつになったらマカオに行けるのやら…。
私にとって、理想的な鰻を見つけました。
大阪・天満橋近くの「伊賀喜」さん。

名古屋生まれのため、外側がパリッとして身がフワフワの蒲焼が好みです。

だから関東風の蒸して焼くスタイルは柔らか過ぎて、どちらかといえば苦手。
仕事柄、日本中を食べ歩くことが多く、関西流の鰻に遭遇する機会も結構あるんです。



老夫婦が営む天満橋筋沿いにある谷町の小規模な鰻屋さんです。

前回の大阪万博(1970年)の時も営業していたとのことで、創業から50年以上であることは確か。
出張の初日の夜の夕食でいただきました。一応、電話で予約してからの訪問。

こんな時期なので夜は空いているそうです。平日夜7時で私を含め3組。
メニューです。

うな丼の並で2,000円。価格的には
ボチボチでしょうか。
ネットで過去のレビューを読んでいたら、ほぼ10年前は特上の鰻重が2,600円(2011年)だったことが判明。
いまや4,500円です。
私のオーダーは、特上うなぎ重う巻き(1,500円)
「ご飯の大盛は無料だから遠慮なく言ってね」と愛想のいい女将さんが度々やってきて、私に話しかけてくれます。
特上は鰻1尾なんだとか。ライス大盛りをお願いしました。
蒸さない地焼きだからなのか、10分程で料理が召されます。
まずはう巻きから。

ご覧の通り、ゆるゆるで他店とは一線を画しています。
明らかに卵焼きって感じ。

中身の鰻の量もたっぷりで有り難かったものの、皿の右側に浸されたタレがかなり甘めで、癖が強すぎ。
できることなら、小皿で別に欲しかったです。(漬けないという選択肢が欲しい)

普段はもっと硬めのしっかりとした卵焼きが多いからでしょうか?
なんか頼りない感じがして、ちょっと馴染めませんでした。残念。
(だし汁の分量が多くて、固まりにくいのですかね?)
そして、特上うなぎ重の登場。

堂々とした大ぶりの鰻が3切れ。重なるように盛りつけられています。

久々に肉厚な鰻をいただきました。感動。

タレはやや甘めでご飯との相性もよし。
蒸していないにも関わらず、パサパサ感が皆無なのは、タレのつけ方が絶妙だからでしょう。

予想に反して、ご飯の間からもう一切れ鰻が顔を覗かせました。
間蒸しです。

ライスの量もちゃんと大盛りで、タレもツユだく気味にたっぷりかかっています。

ついでに肝吸いを紹介。

「肝を多めに入れてあげたから、これで完全に一匹分の鰻だよぉ」
と女将さんが教えてくれました。

肝を増量してくれたという意味でしょう。一応、感謝。


身がプリッとして、焼き方も香ばしく、まさにパリフワの蒲焼に出会えました。
タレも辛みより、甘みが勝るくらいが私好み。
〈大阪一美味しいと鰻〉と女将さんが自慢していたのも納得です。
総合満足度は
100点満点で93点とします。
う巻きが緩めじゃなかったら、95点でした。(メニューに肝焼きがないのが残念)
退店時にご主人も挨拶に出てきていただきましたが、大阪らしい人情味溢れる応対がなんだか嬉しくなる気持ちのいい鰻屋さんでした。
ご馳走さまでした。

営業時間/11:15〜19:30(日曜定休)

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