4日目:念願の《海外での散髪体験》
1月11日（土）はマカオでの最終日。気温16℃のわりに湿度36%で風がかなり冷たく感じます。
昨夜の勝利で朝方まで興奮して寝付けませんでした。10時半でもまだ眠いなか、服と土産をキャリーケースに詰め込み、11時半にようやくホテルをチェックアウト。
カジノでのプレイはしないので、15時あたりまで時間を潰さねば。フロントにキャリーケースを預け、散歩に出ます。
昼食先を求めて十月初五日街方面へ。
途中の果欄街から続く道沿いにトリコロールのサインが目に飛び込んできました。
理髪店か美容室かは判別できませんが、この模様は万国共通。
海外で髪を切る夢を叶えましょう。
店名は「Elegant Beauty Salon」。
想像するに美容室です。
ショーウィンドウに張られたメニューを確認。
開いているドアから顔をのぞかせると、男性店員が出てきてくれたので英語で質問を投げてみました。
言葉はあんまり通じていませんが、カットだけでいいなら50HK$だというのは確認できました。
千円ならQBハウスより安いじゃん。
交渉成立です。本当はシャンプーもお願いしたかったのですが、価格表が判りにくかったため遠慮することに。
接客してくれた男性美容師が担当に。客は他にいないし緊張でバクバク。
ここからが最も重要と思われる、自分が求めるヘアスタイルの伝達。
２ブロックにしたいことは伝わりました。
サイドはバリカン（カッターと説明）、トップはハサミで1cmくらい切りたいと。
バリカンの刃のミリ数などは訊かれなかったものの、なんとなく理解いただけたよう。
布を被され作業スタート。
正直、意外と上手です。手も早く同じハサミで梳き切りまでこなしてました。
ほぼ10分でカットは完了。
QBハウスはシューターで頭周りを吸い込みますが、ここではドライヤーの強烈な風で切った髪を吹き飛ばすだけ。
来店した時とは髪型も分け目も変わってるものの、カットじたいに問題はなさそう。
いちおう手鏡でバックサイドも確認させてくれました。
予想以上に丁寧な仕事をしています。50HK$を渡して退店。
店を出る際に少しだけ英語が話せる女性美容師から「シャンプーもしていったら」と声をかけられましたが、コスパを堪能したので遠慮しておきました。
昼食中に髪型を整えて、じっくりサイドの２ブロック具合を確認
いいんじゃないでしょうか？
旅行中の暇潰しにはマッサージ以上に最適かと。次回からは、毎回ここで散髪することにします。
ランチは十月初五日街の「石岐佬樂記美食」。
初日にワンタン麺を食べた「梁慶記」のお向かいの店。
今や名物となった〈モーローチキンライス（嚤囉雞飯）〉をリピート。
ターメリックライスにチキンステーキを添えてカレーをかけたメニューです。
マカオ風カツカレーといったところ。
チキンは柔らかいし、カレーのピリ辛加減も適度。
これで46HK$（約920円）は尊いです。
シュイップスのソーダ込みで60HK$でした。
＊石岐佬樂記美食の詳しい記事はこちら。
３番のバスでリスボア前まで戻り、凱旋門カジノへ。
ここならカジノテーブルの脇に、無料で飲食できて座っていられる休憩スペースがあるので、写真整理や原稿書きにもぴったり。
15時にリオホテルで荷物を受け取り、総統酒店前のバス停から102Xの路線バスで港珠澳大橋大楼へ。
15:40には香港行きの越境バスに乗車。
道中、後ろの爺さんがずっとスマホで音楽番組を見ていてかなりうるさい。マスクをせずに平気で咳をしてるし誰も注意しないのは年長者だから？ そんな爺ぃなら死んでしまえばいい。
40分後に香港口岸。
入国審査で10分かかり、すぐに来たB4バスで空港へ。
17時前に搭乗ロビーに着いたものの、香港エキスプレスのオンラインチェックインの列は停滞気味。
出国審査を終えても、搭乗開始時間まで１時間近くあるため、プラザプレミアムラウンジで休憩することに。
混んではいても人の出入りが頻繁なため座席の確保は容易でした。
皆、豚のようにビュッフェで腹を満たしていますが、私は最近ラウンジで何も食わなくなりました。実際、美味しくないし…。
＊楽天プレミアムカードの特典でもらえるプライオリティパスは、今年からラウンジの無料利用が無制限から年５回に変更に。また改悪です…。
UO628便は19:50発予定。
搭乗が25分ディレイしました。
待合所で隣り同士になった香港男子の新人エンジニアと知り合いになり、しばし雑談。24歳でジオロジーの研究者らしい。
日本の代表的な食べ物とお店を訊かれ、思いついたまま「くら寿司」と「はま寿司」と「一風堂」を教えておきました。彼に有望な未来あれ。
羽田到着は予定通り0:40。離陸は遅れたものの予定通りの到着時刻となりました。
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