マカオで話題沸騰!!〈モーローチキンライス(嚤囉雞飯)〉を食べに「石岐佬樂記美食」へ~マカオの微妙なグルメ#56
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最近、マカオで人気を集め始めている料理があると聞きました。
その名も〈嚤囉雞飯〉。
【モーローガイファン】と発音します。日本語訳ならば《モーローチキンライス》。
そもそも「嚤囉」とは第二次世界大戦後のマカオで、インド人のことを「嚤囉差(モー・ロー・チャイ)」と呼んでいたことから来た言葉。
分かりやすく言えば〈インド風チキンライス〉。
メニューじたいは1960年代からマカオの茶餐廳(食堂)にあったようですが、近年じわじわ注目されているらしいんです。
日本の地上波のテレビ番組「世界頂グルメ」でもテイクアウトして食べる様子が紹介されていました。
ということで、私も話題のグルメを求め多くの飲食店が集まる十月初五日街へ。
私が《朝食ストリート》と呼んでいるローカル色豊かな商店街。
新馬路を右折してこの通りに入り、5分ほど歩き…、
「石岐老楽記美食」を目指します。
お向かいには、雲吞麺で定評のある「梁慶記」があります。(なんとテント小屋なのにミシュラン)
平日月曜の13時頃なので「石岐老」もそこまで混んでいません。
それでも1階は席が埋まっていて、2階へ通されました。
メニューを見ると〈飯類〉だけでも50種類近く並んでいて、どれがモーローチキンライスか判別できません。
おそらくこれがそうでしょう。
ここを指差しながら【モーローガイファン】とオーダーを取りに来た店員さんに告げたら、ちゃんと通じました。
しかし46HK$とは格安です。日本円にして約920円。今どきのマカオの屋台以外の飲食店で50HK$以下で食べられるメニューは稀有な存在。
調子に乗ってアイスミルクティー(17HK$)も注文。
〈凍奶茶〉=【ドンナイチャー】でこれが出てきます。
5分して「モーローチキンライス」のお出まし。
チキンステーキにカレーをかけ、ターメリックライスを添えたメニューです。
カレーは結構辛いけど、スパイスの複雑な風味はありません。
鶏肉はありがちなパサつきもなく、案外ジューシーで弾力もあり。
「ターメリックライスはインドにはない」と、カレー評論家の一条もんこ女史が語っていたのですが、マカオには存在したのですね。
調べてみたところ、ポルトガル人がマカオにウコンを持ち込んだことにより、その香辛料を使ってターメリックライスを作るようになったんだと。
でもハムとレーズンを添える必要はあるんだろうか?
ちょっと細長いジャスミン米でしょうか。
凄い旨い料理という感動はありませんが、シンプルで食べやすいメニューであることは確か。
ただいつものことだけど、野菜が全く足らん。
営業時間/10:00〜22:00(定休日なし)
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