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南湾大馬路で気になる茶餐廳（チャーチャンテン）がありました。
＊茶餐廳＝香港に多いファミレス（食堂）のこと。
店名は「真點心」。
Zhen Dim Sum（ジェン・ディムサム）と読みます。
位置づけとしては名前通り点心専門店となっていて、マカオ内に４店舗あるチェーン店。
今回は南湾店に潜入しました。他には宋玉生公園近くの皇朝店、氹仔店、筷子基点があるようです。
訪問はマカオ滞在２日目。
南湾大馬路が水坑尾街と分岐する信号に立つと、ほぼ角っこに緑色の店舗が見えてきます。
これは波士芬蘭浴（ボスサウナ）前の信号から見た画像。
香港ならありそうな雰囲気ですが、マカオだとわりと珍しい綺麗めな食堂。
デジタルディスプレイ等を見ても、最新鋭のカフェチェーンといった感じ。
入店は9:50AM。
店は空いていて、難なく座れたのですが、メニューの切替え時間らしく女性店員の応対がなんとなく曖昧。
日本語はおろか英語もあまり通じず、1人目に来た娘には完全に放置され、続いて現われた店員はタブレットを持ってきて翻訳アプリでコミュニケーションを取ろうとトライしていましたが、操作が上手くいかず諦めかけていました。
理解できたのは10時までは朝のセットメニューしか出せないこと。
要は紙のメニューが何種類もあって、私が何を注文しようとしているのか分からないため、どれを渡していいか困っている様子。（QRコードが貼ってある注文アプリはWechatがインストール必須のようでNG。備え付けのタブレット端末でもオーダー可能のようでしたが、私には貸してもらえず）
私としてはセットメニューを喜ばないタチなので、できればアラカルトで点心を自由に頼みたかったわけ。
でも店側としてはルール上、10時まではセットメニューしか駄目だと。
要はあと10分遅く入れば問題なかったんです。
折れた私が、仕方なく雲吞（ワンタン）のセット（49HK$）を選択。
これにドリンクでボトルミルクティーを注文しました。
届いたレシートを確認するとこうです。
最初にミルクティーが到着。
最近、オリジナルのボトルで出す店が増えましたね。
日本の午後ティーあたりのミルクティーと較べると、ここんちのは紅茶の香りがしっかり出ていて、ミルクの風味がやや弱め。濃いめでまずまず美味でした。少し甘いけど…。
10分程して「有機鮮肉菜雲吞」が到着。
ワンタン麺にしなかったのは、外れを引いた場合に腹を満たさないため。
案の定、なんとも薄味で微妙～。
何がダメだっていうのはないんですが、緩いワンタンも含め何も主張してこないんです。
香港の朝食でよく食べられているマカロニスープと似たような印象。
こういう時にチンゲン菜だかレタスだか判らないヘナヘナな葉っぱが入ってると、なんだか腹立たしいですよね？
卓上の辣油とかで味変すればいいようなものなんですけど、何でもかんでも辛くすればいいという考えは違うと思うんだよなぁ。
半分くらい食べて箸を止めていました。
すると10時を過ぎたのを見計らって、２番目の店員がやって来て「アラカルトメニューを頼んでいいぞ」と私にご進言。
（ちゃっかりしてるなぁ）
まぁ私が入店時にルールを理解して、「Can I wait till 10 o’clock?」と訊いてあげればよかったんでしょうねぇ～。
正直、入店時は不明瞭な対応にイラついて、柔軟な反応ができませんでした。大いに反省。
こちらの名物は叉焼包（チャーシュー入りメロンパン）らしいです。
完全に香港の「添好運」の二番煎じじゃないかと思いながらも、ワンタンをこれ以上食べたくないこともあり注文してみました。。
３個で25HK$。見た目は他店のものと同じですが…。
割ってみると中がスッカスカ。
どう見ても具が少な過ぎ。POPの写真とも全然違ってます。
これ、何も手をつけてない状態ですからね。
味も甘すぎでNG。皮もめっちゃ薄いです。
↓ちなみにこちらは東京日比谷の添好運で買った叉焼包の中身。
具の量が３倍くらい違います。客を舐めてますよね。
久々に怒り心頭の食堂に出くわしました。
他の客を見ると近隣で働くＯＬが多く、中華系の観光客も殆どいなかったような。
店はきれいなのになぁ、オペレーションは雑だし残念です。
口コミを見ると味を褒めている方もいるようなので、当たりメニューがあるのかも？ よければどうぞ。
営業時間／月～金 8:00～21:00
土・日 10:00～21:00
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