マカオの家庭料理の定番〈ミンチィ〉を本場で食べてみたい 「老地方」〜マカオの微妙なグルメ⑲
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マカオの家庭料理が食べたい
ここのお店というよりも、ママさんがよくマカオを特集したグルメ番組に出てるんです。
アンナさんといって、マカニーズの中で有名人なのでしょう。いかにもビッグ・ママといった風貌の女性です。
店名は「老地方」。
福隆新街にあることまでは掴んでいたものの、お店の場所がわかりにくくて、なかなか発見できず。
それが偶然、フカヒレスープで有名な「添發碗仔翅美食」のすぐ近くで見つけました。
これが「添發碗仔翅美食」。その向かって右手、3軒くらい先です。
店名も、マカオの家庭料理を出すことから由来してると聞いたような。
土曜の夕方5時頃に来店。意外や1階は満席で、2階に通されます。
実際にはガチャガチャしている1階よりも、落ち着けそう。
客は中華系が多かったです。テレビでも、店の詳しい紹介をしてもらえないのが原因かも?
12月の「男子ごはん」の番組内で、店主のアンナさんの家まで押しかけて、ミンチィを作らせたっつーに。
しっかりパブしてあげなよ、テレ東さん。
メニューを見てオーダーを決めます。
表紙にもガロが描かれています。ポルトガル領だった頃のマカオを思わせます。
店員のあんちゃんは英語が通じました。
「ジャパンのTVプログラムでメニータイムス見たよ」と話し、
ミンチィ(免治)とバカリャウ(鱈の一種)に決定。
ドリンクは、ヴィーニョ・ヴェルデというグリーンワインを飲みたかったのですが、置いてないようです。レモンティを注文。
待っている間、テーブル脇の壁に貼られたアズレージョを眺めます。ポルトガル式のタイル。
そう言えば、バカリャウはポテトとの炒め物かコロッケなのか聞き忘れました。
レモンティーがすぐ到着。
なんだぁ、このマドラー!!
猫のマドラーが秀逸。貰って帰ろうかと悪巧みしたくなるほど。そこはまぁ大人なので、我慢…。
バカリャウはコロッケでした。2個で20ドルくらい。
いつもながら、マカオのコロッケは味が薄い。
淡白な魚っすからね。やはりバカリャウはポテトの細切りと合わせた炒め物のほうが塩味が効いてて美味しいです。
ミンチィ登場。肉の色がこちらも薄い。
テレビで紹介していたレシピと同じで、肉に味付けしてから揚げたポテトを混ぜるため、全体に色薄になります。
私が家で作る場合はポテトと混ぜてから、醤油で味付けします。
家庭料理なので、材料含めいろいろバリエーションがあるんでしょうね。肉じゃがみたいなもん?
目玉焼きを崩しながら食べたら、優しい味でした。
でも正直、パンチが欲しいかなぁ?
このメニューって、カレー粉加えちゃダメなんすかね?
ミンチィだけなら、西湾湖の「アリ・カレーハウス」のほうが旨かったかなぁ。
*こちらの記事です。アリ・カレーハウス(亞利咖喱屋)~マカオは意外とカレー大国《マカオの微妙なグルメ⑦》
お勘定も100HK$とちょっと(約1,400円)で良心的。
帰りしなにアンナさんがレジにいたので、「日本のテレビで何度も見てますよ」と声をかけて握手。見た通りの気さくな方でした。
今度はカレーチキンでも食べに来ます。
ちなみに私が家で作るミンチィのレシピは、こちらに掲載しています。*マカオ料理〈ミンチィ(免治)〉を作ってみた【男子ごはんでも再現!】
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