熱闘!海外カジノ・マカオ篇#34《執念が生んだ奇跡。100HK$でも勝って還る!》~2020年1月~

3日目:起死回生の戻り目

1月13日最終日。気持ちが晴れているわけがありません。
それでも9時に起き、リオホテル前の「麗濠閣酒家」へ。

飲茶がまぁまぁいけるとマカオナビで紹介されていました。

モザイクだらけですけど活気があるお店です。

プーアール茶を頼み、点心は上の4品。マカオナビの情報が6年前で、だいぶメニューが変わっていました。
どれも絶品とまではいかないまでも、安定して美味いです。特に小籠包はスープが多くて好印象。
お会計は121HK$(約1,700円)でした。
*麗濠閣酒家についての詳細は、別の記事にて紹介しています。高美士街にある飲茶の店[麗濠閣海鮮酒家]〜マカオの微妙なグルメ㊵〜


11時にホテルをチェックアウトし、そのまま2階のカジノへ。

覚悟の5,000HK$バイイン。
3,000まではやるつもり。
会社で一緒のP女史に似た黒縁メガネで太ったディーラーがいる300HK$minのバカラ卓の1番の席に陣取ります。
実はこのディーラーとは好相性なんです。
罫線は完全にテレコ。
庄(バンカー)と閒(プレイヤー)が交互の流れを忠実に追っていきます。
私の張りがあまりにも潔いのと、300か500しか賭けないくせにやたら威勢がいいのを、周囲の中国人が面白がって、私にずっと絞らせてくれていました。
テレコが6回続いた時には、隣りの中国人の初老のオバちゃんが私を尊敬の眼差しで見つめる始末。
「ハングォレン(韓国人)?」と訊かれ、
「ウォー・シー・リーベンレン(日本人)!」と力強く親指を立てて応えてあげました。
この場だけに限らず、今回の遠征ではずっと気力に満ちていたため、どのテーブルでも注目を浴び、何度も「どこの国から来た?」と尋ねられていました。
独りで来た日本人で、あんまり他人の張りに声で応援したり、笑顔を振りまく輩がいないので、珍しいんでしょうねぇ。
こう見えて私、とても社交的なんです。
知らない人には愛想がいいだけなんですがね。
最初のテーブルは結局、テレコが8回続いたままボックスが終了。
3,000HK$の勝利で、負債はあと
2,000。
まだ帰りのバスに乗るリミットまで、2時間近くあります。
20分ほど立ち賭けでうろつき、先程と同じ、運のいいテーブルに戻ります。
席も同じ1番でディーラーも同じP女史。
一進一退のあと、やはり戻り目の波が訪れます。
5,000HK$で始めたため、手持ちが10,100HK$まで増えれば、3日間の累計がプラスになります。
9,600から、500HK$を張った勝負は一度目は敗北。
どう見ても、同じ目が2回以上続かない流れの中で、また9,600になったタイミングで500HK$チップを庄(バンカー)
に置きます。
閒が6、対して庄が8。
手元のチップが1万と100HK$となりました。

+100でジ・エンド。勝てばいいんです。
高額のチップに両替してもらい、この旅2度目のデカ丸を貰って勝ち逃げします。
P女史に「3days, Just winning.」と言って、100HK$チップを掲げ、おどけて見せてやりました。
「アンタ、小さいわねぇ」といった表情を向けられましたが、それはそれ。
7万円勝ちから14万円凹んで、さらに7万円戻したという事実。

まさにアストロ球団のような執念。
「夕食でビールを飲んでなかったら」とか「夜中にぶち切れた飛び込み自殺の連続を回避できていたら」と反省は必要でしょう。
でも俺は負けん!
マカオ通算22勝12敗1分け。
早めにカジノを離れ、リオ ホテル横のカフェでカプチーノ(32HK$)を余裕でいただきます。
リスボアホテル前のバス停まで歩き、102Xの路線バス 。

時間が余っている時ほどすぐ来るもので、2分と待たず乗車。HZMブリッジに着いたのが13:40で、14時にシャトルバスに乗車。
香港口岸には14:40に着。すぐにB4バスで香港国際空港へ。
先月から第2ターミナルが改装のため、香港エクスプレスも第1ターミナルにお引越しです。
空腹かどうかも分からぬまま、ただ時間があったので久々に「味千」に入り特製ラーメンを注文。


コーラ付とはいえ130HK$(約1,800円)とバカ高。
香港エクスプレスUO32便は17:50発に離陸、羽田空港にはほぼ定刻どおり22:40に到着しました。
次回のマカオ遠征は、3月14日㈮〜16日㈰の予定です。

ブログが50万アクセス突破

2017年9月に始めた当ブログが、いよいよ50万回のアクセスを超えようとしています。
読んでいただくだけで有り難いことなんですが、そもそもアクセスとPV(ページビュー)の違いってなんでしょう?
アクセス数は、当サイトへの訪問者数とほぼ同じです。
純粋に訪問者数と言い換えることができないのは、リピーターの数が含まれるから。少なくともこの「風まかせ運まかせ」ブログを40万人以上の方が見てくれたことになります。
対して、PV(ページビュー)は訪問者がWEBサイト上で訪れたページの数を表します。したがって、1人の訪問者が10の記事を続けて閲覧された場合は、1アクセス&10ページビューとなるわけです。
そもそもは、マカオのカジノ遠征の記録を書き連ねた備忘録みたいなものだったのですが、近頃はすっかりグルメブログに成り下がっているという噂もあります…。
マカオカジノの記事についても、過去最大に負けた2018年10月の遠征の記事が、最もPVを稼いでいるという事実が何とも皮肉です。GeogleやYahooの検索順位でも最上位に来てしまうのが、不満と言えば不満。
まぁ他人のギャンブルなんて、勝った話より負けた話の方が心地よいですからねぇ。
同僚などにカジノの話をしても、〈博奕も止めらないろくでなし〉とマウンティングしたい感情もあるでしょうし、〈親友の失恋が最も快感〉なんていう潜在意識もあるでしょうから、負けた時の体験談の方が響くんです。
すみません、グチっぽくなってしまいました。せめてブログの読者の皆様には温かい目でご閲覧いただきたいと願っておる次第です。
長文へのご愛読ありがとうございました。

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  • コメント ( 5 )

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  1. KazeMakase

    ひが3様
    ご愛読ありがとうございます。
    ほとんどの場合、単独でカジノにおりますので私ではありません。主戦場はリオカジノか萬龍かと思います。
    ローべッターなのでNNチップを買うとしてもリオだけで、付くポイントも大したことがないので利用したことがありません。

  2. ひが3

    いつも参考にして拝見させていただいております。

    私もこの3連休+前泊1日でマカオに行ってきました。
    最近の主戦場は、東方娯楽場、万龍、回力でして、東方では珍しく4、50代前後の日本人の方3名が長い時間バカラとBJをされていたので、もしかしたらKazeMakaseさんかと思いましたが、行かれていないようですので、違うようでした。

    KazeMakaseさんは、NNチップを購入する際は、現金キャッシュバックを選択されるのでしょうか。
    ちなみに今回、東方娯楽場で4000HKDで15HKD相当の引換券が4枚もらい、この4枚で指定した時間に珠澳大橋のボーダゲートに送迎車で送って頂けました。

  3. t.tana

    あのフロア全体が緑金會というんですね!
    知りませんでした。ありがとうございます。

  4. KazeMakase

    エスカレーターを普通に1階ずつ登っていくと4階にある平場のカジノのことです。特に入場制限もありません。ルーレットもありますよ。

  5. t.tana

    グランドリスボアの4階の緑金會って、どのあたりにありますか?