高美士街にある飲茶の店[麗濠閣海鮮酒家]〜マカオの微妙なグルメ㊵〜
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意外と知られていない飲茶のできる店
私のマカオでの常宿は、リオホテル(利澳酒店)とミリオンドラゴンホテル(萬龍酒店)。
どちらも高美士街の通り沿いにあり、朝食で飲茶をしたい場合は10分程度歩く必要がありました。
今回の遠征の機会にマカオの情報サイトを流し見していたら、丁度いい中華料理店を発見しました。
店名は「麗濠閣海鮮酒家」。
リオホテルの通りを挟んで、斜め前にありました。
言われてみれば、女性店員が店前に立っているのを見かけたことがあります。
この界隈の中華屋には悲しい思いをさせられた体験が多く、自然と目を逸らしていたのでしょう。
店内はこんな感じ。
月曜の9時半頃で客は9割の入り。割と広めで活気のあるお店でした。
相席ではなく、私にも丸テーブルを与えてくれました。
英語は怪しいけど、店員の愛想が意外といいです。なかなかの好印象。
メニューにチェックを入れて注文するシステム。でも、ペンがテーブルに用意されていません。
やはりチャイナ・クオリティ。
*さっきまで置いてあったのに持って帰られちゃったのかも?
通りがかった店員にボールペンを借りて、今日の朝食を選びます。
マカオナビの情報が6年前だったため、メニューがかなり変わっていました。
お薦めの料理が載ってない!
こんなことで動揺してはいけません。ここはいつもの飲茶店でオーダーするメニューに合わせて、味比べといきましょう。
まずは「ポーレイ!」と声をかけ、プーアール茶を頼みます。
オーダーシートを渡します。
*チェック欄の上に記載された「中」とか「満」のランクで値段が決まっていて判りやすいです。
点心を4品にチェック。
上湯鮮竹巻(29HK$)、麗濠閣鮮蝦餃(29HK$)、蚧粉小籠包(29HK$)、麒麟馬拉糕(19HK$)。
腸粉や粽(ちまき)が苦手な私としては、好きな飲茶メニューのベスト4といった感じ。(お粥がどれか判らなかった)
すぐに料理が到着。
猫舌なので、海老餃子からいきましょう。
これはだいたいどこのお店も似たような味。中に一匹ずつ小海老が入っています。
お次は、上湯鮮竹巻。筍中心の具を湯葉で巻いたもの。
食感はまずまずです。
ただ、スープは聖龍酒家や陶陶居の方が旨いかなぁ。全部飲み干したいとまでは思いませんでした。
続いて、蚧粉小籠包。
「蚧」って何でしょう?
調べると〈カイガラムシ〉とか出てきて気味が悪い。虫の粉が入った小籠包なのでしょうか?
特に虫の類はいませんでした(笑)。美味しくいただきました。
中のスープがなかなかの美味。器に貯めて、締めに飲み干させていただきました。
最後に馬拉糕。
ちゃんと食べ切れるサイズで提供されました。
色は濃い目ながら、味も印象も薄め。
まあ、どれも絶品とまではいかないまでも、安定して美味しかったです。
特に小籠包はスープが多めで好印象。
お会計は121HK$(約1,700円)でした。
現状の私の経験で、マカオの飲茶店の点心の評価を下すとすれば、
聖龍酒家>陶陶居海鮮酒家>龍華茶樓>麗濠閣海鮮酒家>蘭香閣酒家
といったところでしょうか。
店の雰囲気だけなら「龍華茶樓」ですけどね…。
*記事はこちら。
香港から進出してきているミシュラン・ビブグルマンの「添好運」は敢えて順番から除外しました。
次は金龍酒店横の「陶香居酒家」に訪問の予定です。
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