人生初の台湾漫遊記~風まかせが攻めると台北4泊5日はこうなるんです!!

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▶ 目次
1日目:寧夏夜市の混雑ぶりに驚愕の夜
2日目:今日は何軒の夜市を回った?
3日目:念願の台湾シャンプーと修脚皮を体験!!
4日目:龍山寺の激安床屋で髪を切る
5日目:そして無事帰国…
注目の帰国飯

おじさんはなぜ台湾へ向かうのか?

2025年2月、台北を旅してきました。
日程は2/14~18の4泊5日。
2018年10月のソウルを最後に、19回連続で香港・マカオへの遠征を実施してきた私が、なぜ台湾へ向かったのか?
その理由は中学時代の同級生との二人旅となったから。
バレー部の同僚であるP君とは46年来の付き合い。今は名古屋と神奈川の遠くで暮らしていますが、帰省した際は酒や飯を共にする仲が続いています。
互いに生涯独身で暇なこともあり、30年ぶりに一緒に海外旅行をすることとなりました。
行き先は刺激が強い東南アジアより、食事も合いそうな台湾へ。
それぞれが成田と中部国際空港という最寄りの空港から出発し、台北の桃園エアターミナルで落ち合うことに。
60歳を前にリタイアした私とは別に、いまだ職に就くP君は2泊3日。時間がなんぼでもある私は4泊です。
(初台湾なのに、2泊で帰国するのは勿体ないというのが私の考え)
とはいえ、生粋の名古屋人である彼が、どんな旅をするかは興味津々です。
約20年ぶりの海外渡航らしく、パスポートを新調し台北観光の動画も100時間は閲覧している様子。
見栄っ張りの尾張人ゆえ、往復のフライトはチャイナエアラインのビジネスクラスを予約していると聞きます。
台北行きの便が少ないセントレア発着は、航空運賃が高くエコノミーでも5~6万円近くかかります。それがビジネスならたった3時間強のフライトで12万円超。
そんな金があるなら母親を温泉にでも連れていくか、次回の海外旅行に使えばいいのに…。
これ以上は申しません。あとはYouTubeを見過ぎて、妄想で頭でっかちになってないことを願います。
とにかく60歳を超えた独り者のおっさんの二人旅に、いざ出発です。

1日目:寧夏夜市の混雑ぶりに驚愕の夜

台北初日は2月14日。バレンタインデーの出発となりました。
ちなみに台湾のバレンタインは女性ではなく男性が好きな人に贈り物を渡すそう。
(林森北路の日本人向けスナックの女の子に聞きました)
私のフライトは成田空港発。ジェットスターGK13便。

三浦半島の突端で暮らす私からすると、成田はかなりの遠隔地。
電車で向かおうにも、始発に乗って8時の搭乗開始に間に合うかすら微妙。
ここは2時間強かけてクルマで行くことに。
(高速料金往復約8,000円と成田空港P2北パーキングの駐車料金約8,000円の合わせて1万6千円の出費です)

3時半頃に自宅を出て空港に着いたのは朝6時ちょい前。P2への分岐がわからなくて遠回りしました。
ジェットスターは成田第3ターミナルを使います。
受託手荷物~20kgを預けられるStarer Plusを選んだため、事前にオンラインチェックインができず、カウンター前の自動チェックイン機で航空券とスーツケースに巻くタグを自分で出力します。
さらに自分で受託手荷物をベルトコンベアーに載せて渡航手続きは終了。
凄く不親切で判りにくいけどこれがLCC。省力化されたオペレーションはある意味さすが。
後は案内に立つ兄ちゃんの態度が人並みだったら文句ないんだけど…。
運賃は座席指定料や手数料を含め総額50,430円。
(羽田発のLCC深夜便だったらもう少し安かった?)
GK13便は8時に搭乗を開始。

ジェットスターは搭乗口からバスに乗せられ、滑走路近くに待機するエアバスA321neoに乗り込みます。
LCCが多い第3ターミナルでもこの扱いを受けているのは、この日3便だけでした。
8:30の定刻に離陸。4時間20分のフライトです。
機内の客の入りはほぼ満席。私が座った28Dは窓側がCAの待機席なのですが、真ん中のE席も空いていて、図らずも2席分使ってリラックスできました。

Starer Plusは軽食がつきます。

いなり寿司とキンパ2個という簡素な内容ですが、潔くて却って好印象。お腹に溜らなくてOKかも?
予定よりも10分遅れて桃園空港に着陸。
ここからもバスで第1ターミナルへ運ばれました。
外国人の入国審査場の混み方は噂どおり。以前は用紙への記入だったアライバルカードがオンライン登録に変わっても、それを知らない行き当たりばったりの観光客が進行を妨げている印象。
スペースが狭い上に告知が曖昧。オペレーション側の工夫不足でしょうね。
各列7~8名なので、運よく変な輩がいなかった私の列は10分で通り抜けられました。
預けたキャリーケースを受け取り、到着ゲートの外に出たのは12時半過ぎ。
少しだけ先に着いた私が、第2ターミナルに到着するP君を迎えに行く手筈。
両替は日本で済ませてあります。
1年前に台湾旅行したブログ読者のMさんに2月初旬に会って、余った台湾通貨を3万元分引き取ってあります。
(この時期の為替レートは1元=約4.71円。3万元で141,300円)

空港の両替所の手数料を考えたら、こちらがお得でしょう。P君の分も1万元含まれます。
台北の交通機関やコンビニで使える悠遊カードは、到着ゲート前のSIMカード売場で購入。
中国語で【ヨーヨーカー】と読みます。英語名は〈EASY CARD〉。

チャージなしで100元(約470円)でした。入金はここではできないため、MRT乗り場で実施。
こちらについてはやはりMさんが以前購入したカードを預かっていたのですが、1万円近くチャージが残っており、満タン返しするのが面倒だったため自前で買うことにしたわけ。
到着ゲートを越えた先での第1と第2のターミナル間移動は、無料で乗れるスカイトレインを使います。

こんな表示が所々にあるので、これを追ってエレベーターで3階まで昇ればOK。
ただし第2ターミナルの到着ロビーに向かう導線が複雑。電車を降りたらエレベーターで一旦3階の出発ロビーに行き、そこから1階の到着ロビーにエレベーター等で移動しなければなりません。
そもそも到着ロビー同士を行き来する人が少ないということなんでしょうね。
そういえば台湾ラッキーランドという観光客向けキャンペーンに事前登録してあり、到着ロビー正面に抽選会場があったため、5千元分の電子マネーをいただこうとタブレットによる抽選にチャレンジ。

当たるコツをネット動画で仕入れてきたものの、ゲーム自体が変わっていて敢えなく外れ。
ターミナル間移動に結構な時間を要したため、第2の到着ロビーに着いた頃にはP君も入国が完了したよう。
LINEでその旨連絡が入っていました。
(ちなみに私はahamoユーザーなので、ローミングをONに切り替えるだけで殆どの国で通信が可能になります)

海外ローミングが基本無料の《ahamo》をSIMフリーの〈OPPO Reno9 A〉で使ってみた~海外旅行快適化計画⑩


地下へ降りて台北駅へ向かうMRT(台湾の地下鉄)乗り場へ。
切符売り場で悠遊カードに500元ほどチャージ。各駅停車を一本やり過ごして、次の急行で台北駅へ。
(すみません、このあたり写真を全く残してませんでした)
第2ターミナルは始発になるため早めに並べば座席が確保出そうですが、次駅となる第1ターミナル駅からだと座れない乗客もいたようです。
MRT桃園国際線は約40分で台北駅に到着。運賃は160元。

台北駅を縦断して中山地下街からホテルを目指します。
途中で通りがかった台北駅の切符売場のある構内は天井が高く広々として圧巻でした。


P君もご満悦で写真撮影。

この日の台北の気温は23℃。昨日までは寒かったようですが、画像からも判るとおりダウンなどの上着が要らないくらい。深夜の神奈川は6℃だったので寒暖差に体調を崩しそう。
台北駅から中山駅へ続く地下街へキャリーケースを轢きづり、徒歩でホテルへ。
宿泊はロイヤルイン台北リンセン(老爺会館台北林森)。

日本人街がある林森北路沿い。
15時ちょい前の到着でしたが、そのままチェックインさせていだけました。

部屋はビジネスツインの27㎡。窓も複数あり広々。
金土曜を含む4泊で13,443元。(日本円で約63,000円)
浴槽はなくシャワーだけですが、トイレは分離。
さらにシャワートイレ付! 有難や!!

しかもパナソニック製です。海外では初。

滞在中、本当に助かりました。(実感)
同宿のP君と共に荷物を解き、早速遅い昼食へ。
徒歩でMRT善導寺駅近くまで歩き、
水餃子の名店「巧之味水餃」へ。

数年前にテレ朝の旅サラダで紹介していた人気店で、ほぼ水餃子のみで勝負しています。
観光客は小籠包を好みますが、台湾ローカルは水餃子をよく食べると聞きます。
*詳細は別記事にて。

台湾は小籠包より水餃子? 「巧之味手工水餃」で3種の水餃子を食べ較べ~台湾の微妙グルメ①


食後は歩きで林森北路まで戻り、ホテル地下のマッサージ店へ。
日本語が通じることもあり観光客で賑わう「緑林足道養生」

台湾と云えば足つぼマッサージというイメージがありますが、私としては左上の〈足の角質取り〉に興味津々。

今日は初訪問なので基本どおり、足裏マッサージにしておきました。

40分で600元。約2,800円です。
*角質取りに挑戦した記事はこちら。

【動画あり】林森北路の「緑林足道養生」で足の角質取り〈修脚皮〉を体験~海外旅行快適化計画台湾篇②


ホテルで一休みした後、日も暮れたので夕食へ。
台湾と云えば夜市でしょう。
まずは歩いて「寧夏夜市」へ。

【ニンシャーイエスー】と読みます。
ホテルから程近いMRT中山駅のお隣りの雙連駅の徒歩圏内にある超人気の夜市です。
(実際には道に迷って小一時間歩きました。どうやら雙連駅を通り過ぎていたみたい)
ただ金曜の晩飯どきに立ち寄っていいかと言うと・・。
想像を絶する混雑ぶり!

狭い通路に見物で歩く客と注文したい客が交錯して身動きもままならない状況。
事故が遭った韓国の梨泰院のあの路地を彷彿させました。
ここで食事するのは無理。店を選ぶ余裕すらありません。一周回ったところでP君と協議し退避を決断。
彼がバラマキ土産を買うつもりだった近所のスーパー「カルフール」に移動しました。
なぜ初日夜から土産探しをしているのか理解不能だったものの、水餃子9個でまずまず満腹だったため買い物に付き合いました。
MRT雙連駅から中山駅経由でホテルへ戻り、土産を置いてから近くで夕食場所を再度探すことに。
長安東路周辺を歩き回って見つけたのは「33区熱炒生猛海鮮」

台湾の居酒屋を《熱炒(ルーチャオ)》と呼びます。

文字通り、肉や魚を油で炒めたメニューが多い印象。

ここでもビール等のドリンクや皿などは自分で取りに行くスタイル。

ホント、台湾って店員が楽してますな。
*詳しい記事はこちら。

台湾居酒屋《熱炒(ルーチャオ)》ってなんだ? 「33区熱炒生猛海鮮」の熱い夜~台湾の微妙なグルメ②


ビール数本でほろ酔いの二人は大通りを外れて、林森北路の小路へ寄り道。
案の定、日本人向けスナックの前で客待ちしていた女性に呼び止められました。
「Sugar XXX」という店名。
ウィスキー飲み放題で2時間1500元(約7,000円)で日本語での会話も一定のレベル。その場の流れで入店することに。カラオケのある部屋に通され水割りを数杯。
一応、我々の名誉のために言っておくと、それ相応のお誘いはありましたがきっちり断り、お酒を2時間飲んだだけでホテルに戻りました。
台北駅と中山駅の中間にホテルを取ったので、どこへ向かうにもアクセスが良く、却って歩行距離を増やしているようで、疲れました。(おそらく10km以上歩いています)
ウィスキーの酔いもあり、シャワーも浴びずに午前1時過ぎに眠りに落ちました。

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