
人生初の台湾漫遊記~風まかせが攻めると台北4泊5日はこうなるんです!!
4日目:龍山寺の激安床屋で髪を切る
起床は10時過ぎ。土日を境に気温が下がりぎみ。
まだ少し腹が緩いため、食事を後回しにして土産の買い出しに出かけます。
P君が熱心に買い込んでいたパイナップルケーキに興味が湧きました。
調べてみるとホテルオークラの他にも評判のいい店が存在します。
一つは台北101や空港にも出店する「微熱山丘(サニーヒルズ)」。
もう一つが「ホテルメトロポリタンプレミア」のオリジナルパイナップルケーキ。
自分用にも買って食べ較べしてみましょう。
まずは林森北路から南京東路を2駅分歩き、ホテルメトロポリタンプレミア台北へ。
2個入りを3セット、6個入りを1つ購入。
支払いは690元。
南京復興駅からMRTを乗り継ぎ、台北101/世貿駅へ。
地上から見上げると台北101も迫力があります。
地上1階のショッピングフロアに微熱山丘(サニーヒルズ)の支店がありました。
専門店らしくさすがのラインナップ。
私が買ったのはパイナップルとアップルケーキを1個ずつ揃えた2個セットを2つ購入。
ご近所にバラまく前に自分で食べてみたいと思います。
*食べ較べの詳しい記事は後日アップ予定
さぁこれからが本日のメインイベントです。
パイナップルケーキの紙袋を抱えたまま向かったのは龍山寺駅。
近頃は海外で散髪するのにハマっています。
コミュニケーションが取れなければ上手くいかないけれど、ハサミを入れる瞬間の緊張感がたまらないわけ。
↓2日目の龍山寺観光で発見してあったお店がこちら。
《理髪120元》とは560円ってこと?
いかにものローカル床屋風情が堪りません。
調髪料は、カットのみ(単理髪)なら120元、
カットと髭剃り・シャンプー(理髪・修瞼・洗頭)なら300元。
フルサービスで1,500円ならば格安と云えるでしょう。
女性の理容師と1対1なので、先客を1名待って散髪開始。
待っている間にスマホで調べた、中国語の床屋用語を駆使して要求を伝えました。
側頭部をバリカンで刈った後も、ハサミに持ち替えることなく頭頂部に取りかかり、器用に1~2cmだけ髪を落としていきます。およそ10分で私のカットは終了。
恐るべし省エネカット!!
でも意外と上手なんです。
支払は本当に120元。それ以上要求されることもありませんでした。
ホテルに戻り、鏡に向かって仕上がりをチェック。
すっきり整っていてまずまず満足。台北の床屋も制覇。
*台北で散髪の詳しい記事はこちら。
一旦、ホテルに戻り荷物を置いて、遅い昼食に出かけます。
林森公園の向こうに評判のよい角煮丼の店があるのをネットで知りました。
向かったのは「咕嚕咕嚕小吃店」。
【小吃】は軽食という意味なので、《グルグル軽食店》とでも呼ばれてるんですかね?
美人な女性店主がいると聞きました。手前の方でしょうか?
この店の一押しは滷肉。
拳くらいの大きさの豚のモモ肉の角煮です。
これを白飯に載せた「滷肉飯」と「貢丸湯」(肉団子スープ)を注文。
甘じょっぱいスープが浸み込んでいて、安定のクオリティ。
肉団子が硬くてこちらは微妙。
*詳しい記事は後日アップ予定。
食後は咕嚕咕嚕小吃店の三辻くらい裏手の「瑞泰茶荘」という茶葉専門店へ。
自分用に台湾茶を買って帰ろうという算段。
お店は初日夜に行った林森北路のスナックで隣りに座った台湾女子に教わっていました。
日本語が達者な女性店主と話が弾み5種の台湾茶を飲み比べ。
約1時間いたため手ぶらで帰るわけにはいかなくなり、東方美人茶と高山烏龍茶で迷った挙げ句、前者を購入。
8,000円弱のお買い物。ちゃんと家で飲んでます。
店を出たのが16時。さすがに疲れて一旦ホテルへ帰還。
2時間程休んで、MRT松山新店線に乗って「饒河街観光夜市」へ。
性懲りもなくまだやり残したことがあったんです。
糸で顔の産毛を削ぐという中国伝統の秘術「挽瞼」が、この夜市にあったんです。
おそらくこれがそのメニューなんですが、如何せん施術師がこの日は少なくて対応が無理そう。
結局、2時間待ちなら施術可能という返答をいただきましたが、21時まで夜市で時間を潰すのはさすがに厳しい。
あっさり断念いたしました。
美容のリベンジは美容で果たします。
南京復興駅まで戻り、中山方面へ歩き10分。
旅サラダで観た高級マッサージ店「千里行 足体養生会館」。
全身指圧の60分コースは1,200元。最終日前夜ということもあり6,000円弱を奮発することに。
大衆的な「緑林足道養生」と較べて、待合室の雰囲気が明らかに高級です。
ただ、施術師は女性ではなく、俳優の濱田岳さんを90kg級の柔道選手に拡大したようなガタイのいい兄ちゃん。
指先の力がハンパなくて、肋骨の骨折を疑ったほど。まぁそれなりにカラダはほぐせました。
24時間営業で日本語も通じるし、ネットで予約も取れる良い店です。
千里行を出たのは20時過ぎ。マッサージの後ってお腹が空くもの。
台北最後の夕食を求めて南京東路と林森北路を彷徨いました。
思えばここまでの4日間、夕食選びにはかなり苦労しています。
今回も自分の腹具合とメニューの折り合いがつかなくて、決めかねた挙句、バーガーキングに入って注文しかけたほど。結局はタッチパネルでのオーダー手順が難し過ぎて断念したんですけど…。
そんなわけで1時間後にたどり着いた店はここ。
南京東路と林森北路の交差点近くの「温州大餛飩」。
《饂飩》=うどんと漢字が似ていますが、
こちらは《餛飩》。
台湾ではいわゆる《ワンタン》のこと。
香港では《雲吞》と表記しますが皮の様子が少し違うみたい。
ワンタンの麺&スープ専門店といったところ。
私のオーダーは「蝦肉大饂飩麺」。
日本語表記ではジャンボ海老入りワンタン麺となります。
一杯500円弱ですが、なんとも残念なお味。
スープの味が薄いのを卓上の調味料でカスタマイズしたいところなんですが、一昨日の麻辣鍋のダメージがまだ残っているため手を加えるわけにもいかず。
台湾全般の食事を省みると、B級グルメにこだわり過ぎた感があります。
特に友人がいた前半3日間は、夕食あるいは昼食では高級中華の手前くらいのレベルのレストランをちゃんと予約いくのが賢明だったと反省しました。
屋台グルメ探しは面白いんですけど、そもそも日本にいる時の私は夕食はがっつり食うものの、朝は豆乳と栄養補助食品。ランチは食べません。
年齢の割には大食いとはいえ、台北に来てひっきりなしに屋台でつまみ食いするのは無理がありましたね。
今後台湾を訪れる年配の方々は、自分に合った食事計画を練るべきですね。
22時。不完全燃焼の私は林森北路の日本人街をうろうろ。
帰国日前夜をこんな時刻に締めくくるのはもったいない。
店前で台湾人と雰囲気が違う女子が2名お喋りをしているのを見止めました。
「スナックMIDORI」。
日本人の若いママさんが経営するラウンジです。
コストを店前で確認すると女の子たちはよく判っていないみたい。
ボーイさんが出てきて訊いたら、初回は飲み放題2時間で2,200元とのこと。
(付いた女の子のドリンク代は別途かかります。さらに飲み放題はウィスキーのみ)
1万円くらいなら寝酒に適当だろうと決心して入店。
*こちらはいわゆる連れ出し系ではありません。
カウンターに座った女性たちの殆どが日本から働きにきた女性でした。
熱海出身と沖縄市出身と聞いたような。(日本と台湾のハーフの方もいましたね)
台湾に来てまだ3ヶ月くらいらしく、台北事情についての知識は私と同等。全部日本語なので東京のガールズバーで飲んでいるのと同じ感じです。
結局1.5時間延長して5,200元払って帰りました。
明日は朝9時過ぎにチェックアウト予定。寝坊しないようにしなければ。
こちらの記事もおすすめです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。