台湾でも散髪体験!! 龍山寺の理髪店はたった120元(約560円)!~海外旅行快適化計画台湾篇④

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先月、マカオの街角の美容室で髪を切って以来、海外で散髪するのにハマっています。
ある意味、最大のローカル体験。
コミュニケーションが取れなければ要望は届かないし、ハサミを入れる瞬間の緊張感がたまらないわけ。
まぁ失敗しても会社で人に会うわけでもなく、最悪、坊主にしたって構わないですからね。
ということで台北に滞在中もずっと理髪店or美容室を探しておりました。
そして2日目の龍山寺観光で目ぼしい店を発見。

それがこちら。
《理髪120元》とは560円ってこと?

いかにものローカル床屋風情が堪りません。


《経験は数十年、精緻な髪切りをする》というキャッチフレーズでしょう。
職人気質が溢れていていいじゃないですか。
ベトナムあたりでは屋外の路上で髪を切る青空床屋を見たことがありますが、こちらはれっきとした路面店。
しかしながら順番を待つのは店外の椅子になったりします。

そういえば、タオルを蒸らす機材も屋外に置いてありました。

お店の存在を知ったのは土曜だったのですが、週末は混みあいそう。月曜昼を狙いうちして訪問しました。

このアコーディオンカーテンが閉まっている間は作業中ということ。
なんか往年の沖縄の真栄原社交街のチョンの間みたい。


調髪料は、カットのみ(単理髪)なら120元、
カットと髭剃り・シャンプー(理髪・修瞼・洗頭)なら300元。
フルサービスで1,500円ならば格安と云えるでしょう。
到着時の先客は1名。
すぐにカーテンが開いて入っていきました。
その男性はシャンプーまでのフルサービス。坊主頭だったものの約20分待たされることに。
待ち客用の椅子がバス停の真ん前に置かれていたため、恥ずかしさを感じます。
さらに床屋に用のないバスを待つ年寄り連中がその椅子に腰かけるものだから、紛らわしいったらありゃしない。
そんなこんなでカーテンが再び開いて、私の順番に。
女性の理容師が怪訝そうな表情で私を見つめています。

おそらく私のような小綺麗な外国人客は珍しいのでしょう。
待っている間にスマホで調べた、中国語の床屋用語を丸暗記してあります。
散髪する=理发(lifà)
髪を切る=剪发(jianfà)

バリカンで髪を刈る=推推子(tuī tuīzi)
椅子に案内されたところで
「単理发」(タンリィファ)
と告げ、さらに
「我要剪发」(ウォヤオジアンファ)
さらにツーブロックになっている側頭部の境目を指差し、
「推推子」(トゥイトゥイジィー)
とご説明。我ながら物凄く努力してます。こういうことは本気出さないと面白くないですからね。
女性理髪師は理解した表情はしてなかったものの、要旨は掴めたらしくバリカンを取り出して作業を開始。
サイドから刈り始めました。(ここまでは間違ってない。安堵)
ただ側頭部が終わった後も、ハサミに持ち帰ることなく、そのまま頭頂部に取りかかります。
「ハサミでやってね」という中国語は覚えてない…
見てたら坊主頭にするつもりはないらしく、器用に1~2cmだけ髪を落としていきます。
日本のテレビ通販で観る家庭用バリカンのCMみたいな技を使っています。
(台湾の床屋ってハサミ使わないの?)
そんなわけはないでしょうけど、およそ10分で私のカットは終了。

意外と上手じゃないか!?
日本のQBみたいに吸引機でホースで吸い取ることもなく、ドライヤーで服や首周りを吹き飛ばして解放されました。
支払は本当に120元。それ以上要求されることもありません。
淡々とした散髪行程でした。
ホテルに戻り、鏡に向かって仕上がりをチェック。

正面はすっきりしていい感じ。

後頭部も刈り上げの具合は問題なし。
ただ襟元は目の粗いバリカンで擦っただけなので、少し毛が残ってますね。

サイドは全てバリカンで作業した弊害が最も現われていて、耳上7cmでツーブロックになっていた境目がほぼ消えています。
マカオの美容室では理解してくれたのですが、台湾の街の床屋さんでは関係ないのかも?
まぁ仕方ないです。とはいえまずまず満足。
次回3月はマカオか香港で散髪してこようと企んでいます。
果てしない冒険は続くのだ。

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