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《X’masには大好きなお金の話をしよう #7》課題だった定期収入が見えてきた!~投資信託で毎月分配金 ~アーリーリタイア日記

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▶ 目次
年金以外の定期収入が欲しい!
毎月分配型の投資信託という選択
インベスコの《世界のベスト》(毎月決算型)
アライアンスバーンスタインの米国成長株投信
その他の個別株

年金以外の定期収入が欲しい!

60歳となり満期となったiDeCoを解約し現金化しました。
いわゆる退職金代わりのこのまとまったお金をどう運用するかが、2024年の大きな課題でした。
前述のとおり、今年の8月から繰上げ受給している私の年金は、約24%減額されて月額14万円弱。
*年金受給における記事はこちら。

《大好きなお金の話をしよう #1》80歳までに死ぬんだったら老齢年金は繰上げ受給が絶対お得なのだ~アーリーリタイア日記


さすがにこれだけでは…
私の貯金が目減りしていくばかり。
NISAを含めた株式投資で一定の成果は挙げているものの、個別株は不安定極まりない。
何社か個別相談していたIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)はどこも債券投資を勧めてきました。
ただリスクの低い債券で得られる利率は良くて5%。
これではiDeCoからの受領金額すべてを投入しても、年間100万円の利息しか見込めません。
さらに新NISAが使えるわけではないので、そこから20%ちょいの税金が引かれます。
年金の160万と債券利息の80万では、かなり節約したリタイア生活が強いられそうです。
*iDeCo運用・解約時の記事はこちら。

《大好きなお金の話をしよう #2》iDeCoの運用と給付申請について。投資信託の売却のタイミングが難しい~アーリーリタイア日記


毎月分配型の投資信託という選択

そこで私が信頼する「投資信託プラザ」さんが、(欲深い私から逃げる苦肉の策だったのでしょうが…)素晴らしいご提案をくださいました。
それが毎月分配型のアクティブファンド。
1ヵ月ごとに決算が行われ、分配金を毎月支払う仕組みの投資信託のことです。
ファンドの運用によって得られた値上がり益、配当等の収益はすべて基準価額(株取引でいうところの株価)に含まれており、分配金はここから支払われます。
よって分配金が支払われるとその分、純資産が減少し同時に基準価額も下がる仕組み。さらに運用状況によっては、分配金額が変わったり、分配金が支払われない場合もあります。
アライアンスバーンスタインとかインベスコという米国の企業が運用する信託商品が有名で、いわゆる成長株投資。
新NISA導入後の投資信託の人気ランキング(資産流入額)を見てもトップ5に入るようなファンドなんです。
*みんかぶのデータより。

(ただし毎月分配型は新NISA対象商品ではありません。隔月分配ならOK)
NISAの非課税枠が使える1位の〈eMAXIS SLIM全世界株式(オール・カントリー)〉*通称「オルカン」や2位のS&P500と連動した米国株式のファンドに次いで売れているとは恐れ入りました。
だって1・2位はNISA対象で、3~5位はNISA対象ではなく課税対象。しかも信託報酬が1.7~1.9%とバカ高というリスクを払っても、30%を超える利回りの良さで評価されているんです。
通常なら複利を狙って再投資を続けるところを、毎月分配金を振り込んでくれるという、リタイヤ生活者にはぴったりの商品があったわけです。これがヒットの理由でしょうね。
もちろんタコ足配当などのリスクは承知の上なので、それについては後述します。
※投資アドバイザーと聞くと不安を感じる方もいると思いますが、私が面談した3社はどこも著名で信頼できそうな企業でした。独立系のFPに相談することは海外では普通のことですし、今回IFA専用口座を開いた投資信託プラザさん(㈱fan)も日本全国に店舗を開いています。別途相談料を取られるわけでもなく、信託報酬や手数料は、ネット系の証券会社と直で取引する場合と変わりありません。銀行窓口のように無理に勧めてくることもないので、独自で販売しているファンドラップだけ避ければ平気かと思います。

インベスコの《世界のベスト》(毎月決算型)

最初に購入したのは〈インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)〉という投資信託。
通称は《世界のベスト》。

世界のベストというだけあって、米国だけでなくヨーロッパ企業の株式も組み入れています。

↑組入銘柄はこちら。GEFAMに偏っていないのが面白いです。
1万円の基準価額に対して、ずっと150円の分配金を払い続けているという優良商品。
月1.5%ということは年間18%のリターンですからね。

上記のデータを2020年1月まで遡ってチェックしても、すべからく150円の分配金が払い続けられています。
コロナ禍でも無分配の月がなかったというのは驚き。

私が買った9月上旬の基準価額は8千円台後半とかなり安くなっていました。過去1年で見てもほぼ底値。
米国の大統領選挙を控え、今後は株価が上がりやすいと読み、9/9に8,887円で約定することができました。私が保有したのは11,252,391口。(実際には1125口で計算)
毎月23日の決算日に保有していれば数日後には分配金が支払われますので、すぐに税引き後約13万4千円が得られました。

懸念だった1万円を割る基準価額もトランプ勝利に連動して9千円を優に超え、12/25現在、9,401円。
9/11以降9千円台をキープしています。
分配金以外でも5.78%の含み益を計上しています。
分配金4回を含むトータルリターンは約116万円

アライアンスバーンスタインの米国成長株投信

これに味を占めて、次に手を出したのが〈アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型〉
(長いので、AB-Dと略します)
世界のベストは名前通り、米国だけでなく欧州の成長企業が含まれますが、こちらはアメリカのマグニフィセント7を中心に50社程度の企業に絞ったもの。

↑組入銘柄はこちら。
世界のベストは分配金が毎月150円と一定であるのに対し、AB-Dは《予想分配金提示型》ということで決算時の額面によって分配金が変動します。
1万円の基準価額に対して、2024年は平均200円(2%)、最高では400円(4%)の分配金が払われている月もあるんです。
ただしインベスコと較べて違うのは、数年前に何回か無分配の月もあること。
予想分配金提示型は基準価額の額面の幅によって分配金の額が決まっていて、10,000円を切った場合、無分配になるケースもあるわけです。
その反面、12,000円を超えれば300円支払われるわけです。



2020年2月以来の分配金の支払実績がこれ。米国株が絶好調だった今年6・7月は400円の分配金を叩き出していますが、2022~23年の赤線のあたりは無分配の月もチラホラ。
最近では基準価額も1万2千円台を超えることも多く、世界のベスト以上のリターンを誇っています。

アクティブファンドらしいリスクを含んだ投資商品なわけですが、GEFAMやテスラ、エヌビディアの株価を見れば世界恐慌や疫病でも起きなければ右肩上がりであることは間違いないでしょう。(為替リスクはありますけど)
ということで、こちらも12/15の決済日に合わせ購入。なんとか11,875円の基準価額で約定することができました。
私が保有するの5,052,632口。(実際には505口で計算)
*分配金型の投信の場合、払われた分配金は、普通分配と特別分配に分かれます。
これは購入した各人がいくらの基準価額で買ったかによって変化し、決済日の基準価額よりも安く買っている場合は普通分配と呼ばれます。
それに対し、決済日の基準価額よりも高値で買った場合の分配金は特別分配と呼ばれます。
これはいわゆる〈タコ足配当〉で自分が保有している資産(個人元本)から分配金を捻出していることになります。よって特別分配金には税金がかかりません。(普通分配は約20%の所得税と住民税等がかかります)
私の場合、買った後に1万2千円台を行ったり来たりの状況が続きましたが、締切日直前に1万2千円を超えたため、分配金は300円に。普通分配です。
約500口持っている私は税引き後約12万円の収入を得ました。

これを書いている12/25現在の基準価額は12,172円。
11,875円で購入しているため時価評価額も+2.5%、約15万円の含み益が出ています。返す返す買うタイミングが重要な商品と言えます。
株の配当と違い、集めた信託資産の中から分配金を捻出しているため、分配直後に基準価額が1~2%下がることになります。再投資するわけではないので、基準価額が下がらないためには同じだけ株価が伸長し続けなければならないわけです。
まぁ日本でこれをやったら危なくて仕方ないでしょうけど、米国経済はまだ成長が続くと信じます。
買うまでは円高を望んでいましたが、総資産の半分以上を投入した今では、1円=160円になることさえ望んでいる自分がいます。(海外旅行に行くたびに「円安死ね」と吠えていたのに、我ながら
調子いいよなぁ)
まずは2つの投信を買い揃えた12月は、分配金25.4万に老齢年金13.8万(月割りで計算)。
ほぼ40万円のインカムを実現しました。
(これはサラリーマン時代の5年前あたりの賞与を除いた税引き後の月収に近いかも?)

その他の個別株

これに気を良くした私は、SBI証券の特定口座で買っていた三井住友FGと、ノボノルディスクの海外株を年末に売却。ノボノルディスクが10万円超の損失を出していたので、三井住友FGの利益(約25万円)で損益通算しました。
理論上はこれにより2万円程度の税金が還付されるはず。
日本銀行株は年明けにNISA成長投資枠で買い替える予定。(その場合は、三井住友じゃなくみずほFGかも?)
またロボアド系のFILIOについても、20万円以上の利益を出したまま最近停滞していることもあり、利益確定してしまおうかと考えています。
ここ3ヶ月ほど日々本気で、資産運用について頭を捻ってきた成果が少し見えてきました。
ほぼ2か月に1度の頻度で海外旅行していて、節約しているわけでもないのに、総資産は9月あたりと較べて100万ほど増えました。好調好調。
さぁ2025年はどうなることか。1~5月まで毎月の海外旅行を企んでいるので首尾よくやりたいものです。

 

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