【結果検証】香港ヴァーズ（2021/12/12 シャティン競馬場）

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レース展望

コロナ禍で鎖国となる前の2019年までは４年続けて、現地観戦していた「香港国際競走」。
今年も仕方なく、テレビ観戦で馬券を購入したいと思います。
まずは第４レースも芝2400m戦「香港ヴァーズ」。
中長距離を走る地元香港の馬が乏しく、欧州馬の参戦も少ないため、今年は８頭立てとなりました。

※オッズは当日の朝11時のものです。
一昨年の当レースの勝ち馬・②グローリーヴェイズが想定で１番人気。
＊香港というか、海外競馬では馬番とゲート番が一致していませんので、ご注意を。
私の持論では、平坦で３コーナー過ぎからやや下り気味に、400mの直線を走るシャティン（沙田）競馬場は、京都競馬場の外回りと似ています。
そのため、日本馬では
京都開催の重賞で好走歴のある馬に適性があると言えます。
距離はあまり関係なく、マイルCS勝ちのあるモーリスや、京都記念を勝ったサトノクラウンなどが当てはまります。
！ここ、他のレースでも出てくるので覚えておくように。
グローリーヴェイズも天皇賞春２着や京都大賞典での勝利がありますので、適性があるのは当然。
ただこのオッズでは買う気が起こらん!!
ということで私が見出したのは、④ステイフーリッシュ。
この馬の多彩な戦歴を見れば、京都適性がなくもない。３歳時に京都新聞杯を勝っていますし、京都記念では2019年は２着で2020年は３着としっかり結果を出しています。
そして親父はステイゴールド。
なかなか重賞を勝てなかった馬が最後にGⅠを制覇したのが、この香港ヴァーズ。
ドラマがありそうです。
枠については、この頭数と距離であれば、内外の有利不利はなさそうです。
エグザルタントがいない今、香港馬を買う必要はなさそうなので、②グローリーヴェイズと欧州馬３頭を絡めて、ステイフーリッシュを１頭軸で買いたいと思います。
※調子が上がらない昨年の勝ち馬モーグルや、２連勝中のパイルドライヴァーなど、欧州馬は取捨選択ができません。

馬券購入

さすがに、私とて④ステイフーリッシュが１着になるとは、自信を持って断言できません。
３連複１頭軸の４頭流しで買います。
④ー①②⑤⑧の６通り。

オッズによっては３連単１頭軸マルチ（36通り）も考えます。


ただ３連単で買うなら、グローリーヴェイズを１頭軸マルチで買いたくなりますが、シミュレーションしてみると100倍を超える馬券がほとんどないので、やめときました。
ステーフーリッシュで夢を見ます。
結果、３連複のみ総額5,000円で勝負です。

競走結果

⑥リライアブルチームと私の本命④ステーフーリッシュが逃げ、ゴール前で失速を始めると、①パイルドライヴァーが先頭に立ち、最後に②グローリーヴェイズが１馬身差をつけ差し切りました
３着は５番人気のフランス馬⑧エベイラ。
昨年の勝ち馬⑤モーグルは６着に沈み、④ステーフーリッシュは５着でした。

堅い決着です。配当です。

馬連はなんと280円。３連複も5.9倍。

敗者の結果論

香港でバカ強いグローリーヴェイズにモレイラが乗って、ステイフーリッシュで勝てるわけがないということです。
香港馬③コロンバスカウンティにも負けたところを見ると、ステイゴールド産駒だからとか、矢作厩舎だかというのは、あまり関係なく、どこの国で走っても５着くらいの馬だということです。
こんな馬券は買えん!!