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《観ずして死ねるか!》香港映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」に大興奮な話
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久々に香港映画が日本でもヒットし始めました。
マカオだけでなく香港も愛する私には嬉しい限り。公開3週間弱で早くも2回目の観賞を終えました。
作品名は…
「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」
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香港名は「九龍城寨之圍城」。
1993年に取り壊された九龍城砦を舞台に、覇権を争う黒社会の男たちの闘いを描く香港アクション。
公開から20日(2025年2月1週目)で動員7万1,550名、興行収入1億431万1,520円を記録したと、朝日新聞でも記事になるほど。
香港映画が話題になるのはいつ以来ですかねぇ?
事実、土日に横浜で上映している映画館の座席を確認すると、満席売り切れの回もあったほど。
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平日水曜の1,300円で観られる日に来場している私はいいのですが…。
恋する惑星だって、こんなに客が入っていたっけ?
同作はコミックが原作らしいです。
あまりの人気に前日譚と後日譚が加わり三部作になることがすでに決定しているんだとか。
また日本人スタッフも深く関わっていて、アクション監督は「るろうに剣心」の谷垣健治氏、音楽は川井憲次氏が務めています。
70年代から映画を観ている私の印象では、深作欣二監督の「仁義なき戦い」を香港風に脚色し、マトリックスのCGアクションで味付けしたような感じ。
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とにかく、九龍城砦の指導者「龍捲風(ロン・ギュンフォン)」役のこのルイス・クーが渋いんです。
『SPL 狼たちの処刑台』という作品に出ていたらしいのですが、私は観てなくて初見でした。
ジャッキー・チェン隆盛の時代に共演したあのサモ・ハン(・キンポー)が黒社会の大ボスで出演しているのも嬉しかったし、他にも、アーロン・クォック演じる“殺人王”と呼ばれた「陳占(チャン・ジム)」も印象的。
たぶん主役は「陳洛軍(チャン・ロッグワン)」のレイモンド・ラムだと思います。でも完全に脇役の皆さんが主役を食っています。オジサンたちの存在感は偉大。
また最後に世代交代(ネタバレですみません)が進むストーリーも好感が持てました。
日本人の役者が演じると、知り過ぎていてどこか滑稽に見えてしまうという邦画のマイナス面も含めて、この圧倒的なスピード感と迫力は香港映画ならではですね。
また劇中に煙草を吸うシーンがやたら出てくるのも、今の欧米や日本ではあり得ないかも?
約9億円をかけて再現したという「九龍城砦」のセットが、現地の香港で見学できると聞きました。
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12月までは香港国際空港にあったものを、啓徳(Kai Tak)にあるショッピングモール「AIRSIDE」に移して展示されているという情報を得ています。
(知っていれば10月か12月の香港渡航時に寄ったのに、まだその時は映画鑑賞前でした。残念)
劇中で出てきた叉焼飯が、香港好きの方々に話題になっているみたいです。
劇場のショップにTシャツが売ってました。
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それだけでなく、銀座の広東料理の有名店「喜記」で、本作とコラボした叉焼飯がランチメニューで食べられるそうです。
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こんなの香港やマカオへ行けばなんぼでも食べられるんですけどね。興味のある方はどうぞ。
私個人の映画への関りを語ると、小学校6年の頃に角川映画の「犬神家の一族」にハマり、大学時代は銀座の東宝系の映画館でアルバイトをしていました。
小難しい小作品には殆ど興味を示さず、自分を投影できるアクションヒーローものが好みです。
入り込めない映画は最初の30分頃から寝てしまう癖があります。(アナ雪も有名なあの歌にたどり着けませんでした)
最近では「トップガン マーベリック」を年甲斐なく映画館で5回観に行きました。
アメリカの映画がパッとしない昨今。久々に香港映画を楽しんではいかがでしょうか?
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