三浦海岸の社会貢献できるレストラン「もったいない食堂」~三浦半島だより#62

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三浦海岸と津久井浜の中間あたりにオープンした話題のレストランをご紹介します。
コンセプトは…
《食べるだけで社会貢献できるレストラン》
近隣の農家や漁港から出る余剰野菜や未利用魚などの《もったいない食材》を仕入れて、お洒落で美味しい料理として提供するという、地産地消とSDGsを両立したような感じ。
当初は茅ヶ崎市を拠点にキッチンカーとして始まったそうですが、2022年4月に三浦市に路面店をオープンして話題となりました。

最近、2軒隣に移転したようなので潜入してきました。

場所は魚常荘と同じ敷地。築60年の古民家をリノベーションした複合施設で元は民宿だったはず。
平日水曜日の午後1時半過ぎに訪問。

木造の店内は天井が高くて気持ちいいです。2階にも席があるよう。

天井のランプ?が自慢らしいです。

1階がごっそり空席になっていたのですが、14時から団体さんの予約が入っているそうで、当初はウェイティングになりました。
少しして、1階屋外のテラス席ならすぐ案内できると言われ、そちらを選択。

金田湾に強い西風が吹いた日だったものの、背に腹は代えられません。
ランチのメニュー。

ホントはカレーが食べてみたかったのですが、初見なのでやはりコンセプトメニューの
〈もったいない定食(2,530円)〉でいきます。
干物が《アジ・カマス・サバ・サバみりん》の4種類から選べるみたい。

炊き込みご飯はお代わり自由だそうです。

全貌がこちら。
丸い皿に載った6種類の地元野菜の惣菜の説明を受けましたが、覚えきれなかったので上記の黒板メニューをご参照ください。


このての小鉢系のおバンザイが好きな人は一定数いそうですね。
干物はサバを選びました。

まぁ普通のサバの塩焼きです。
炊き込みご飯には大ぶりの牡蛎が入っていました。

↓こんなの。

これは旨いなぁ。
無駄な味付けをしていないことが好感が持てます。

味噌汁は豚汁でした。
プラス440円でドリンクを付けました。

今日のフルーツソーダは、天然素材のジンジャエール。
(ストローが用意されていないのにはびっくり。これもSDGs?)
私が愛飲しているウィルキンソンの辛口と較べても、かなり薬っぽい癖のある味です。
全体の感想。
品数が多いのは有難いのですが、値段が2,500円超とお高めです。
団体の予約が入っていたとはいえ、スタッフが5人以上いてその人件費を考えるとこうなっちゃうんですかねぇ?
三浦海岸駅周辺のランチ営業しているお店は、せいぜい2名程度で回してます。
ドリンク込でほぼ3千円だと、普通の主婦には敬遠されてしまうのでは?
事実、別のカフェでご一緒したウクレレ愛好家の40代くらいのご婦人とこの店の話題になった際、「値段が一番もったいない」とこぼしていました。
さらに言うと、大食いな私には量が少ないです。
野菜の惣菜もひと口程度で食べ終わってしまうので、旨いかどうかも判らないくらい。
こういう意識高い系の小洒落たメニューに一定の需要があることは認めますが………、
品のない私には《もったいない》ランチ
と結論づけておきます。
(次回はカレーを試してみます)

もったいない食堂へのアクセス

電車で行く場合は、京浜急行の三浦海岸駅か津久井浜駅で下車。
(おそらく三浦海岸駅からの方がいくらか近いと思います)
三浦海岸駅を出たら、海側に進み国道134号線の一本手前の旧道を10分程度歩きます。

ここらがスシローとダイソーがあるあたり。残り5分くらい。
住宅街ですが、両側通行で意外と車の往来が多いので用心しましょう。

右手にココスが見えてきたら、その裏手です。

到着。
クルマの場合は、国道134号のココスとミニストップの裏手になります。

駐車場の案内がこれ。

5台分用意されているようです。

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