横須賀・三浦市民のソウルフード?~「くるまやラーメン」の実力を探る~三浦半島だより#60
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▶ 目次 三浦半島にやけに多い「くるまやラーメン」 トヨタモビリティのソフトクリームが秀逸 |
三浦半島にやけに多い「くるまやラーメン」
国道16号や134号線をクルマで走っていると「くるまやラーメン」の看板がやけに目立ちます。
我が家の近所で云えば、三戸・北久里浜・佐原とほぼ10kmに1軒は見かけるような。(横須賀の芦名にあった店は閉めちゃったんですかね?)
行きつけの居酒屋なんかで話していると、「子供の頃から食べた味」などというソウルフード的な発言を耳にします。そんなことから神奈川県が発祥のラーメン屋さんだと信じこんでおりました。
そんな話は全くの誤解でした。
くるまやラーメンは中部~東日本に141店舗を展開するれっきとした大規模チェーン店。
神奈川に最も多いわけではなく8店舗で、埼玉県は19店、千葉県には28軒もあります。
60歳を超えても気づかない事ってあるんですねぇ~。
*ちなみにくるまやラーメンの名前の由来をご存じでしょうか?
調べたところ《1970年(昭和45年)に観光バスを改造したラーメン店を国道4号沿いの駐車場内で営業を始めた》ことなんだそう。
今回は、すっかり神奈川県民の味だと勘違いしていた私が、満を持して「くるまやラーメン佐原店」に乗り込んだ話です。
普段、ラーメンどころかランチも外でしない私が佐原店を訪問した理由は、愛車プリウスαの車検。
トヨタモビリティ佐原インター店に2年振りの車検を受けにいきました。
昔なら丸1日は預けていたのが、最近は1時間半もかかりません。
とはいえ、待ち時間が手持ちぶさたなので近所で昼飯を食べていく事に。
横浜横須賀道路の佐原出口からは100mくらい久里浜寄り。
道沿いに看板が出ているのは存じておりました。
トヨタからも徒歩で2分ほど。
どう見ても味噌ラーメン推しです。
ここで醤油ラーメンを食べていたらモグリでしょうね。そんなわけで入店。
13時過ぎでも割りと混んでいました。
心は決まっているので、メニューも味噌ラーメンのページしか見ません。
3枚チャーシューメンに辛みネギをトッピングしようとしたら、〈ネギみそラーメン+チャーシュー3枚〉にしたほうが安いとアドバイスをいただきました。
約3分で着丼です。
ネギみそラーメン(1,030円)+チャーシュー3枚トッピング(330円)。
豪快に辛みネギが載ってます。
スープを先に飲んでみましたが、味噌の風味はそれほど強くありません。
バターを追加するんだったと少し後悔…、かなり後悔。
麺は中太の縮れ麺。味噌味のスープに絡みやすくしてあるのでしょう。
少しだけ厚めのチャーシュー。3枚で330円ならコスパはいいかな?
シャキシャキのもやしです。
て言うか、追加したチャーシューとネギとこのもやし以外に具が入ってないんです。
となると普通の〈みそラーメン〉を頼んだ場合はもやししか入ってないってこと?
素うどんだって、なんか入ってないかぁ?
後で居酒屋で訊いたら、具が必要なら「スペシャル」を注文しなきゃダメなんだそうです。
だからあんなにメニューにトッピングがラインナップされていたんですね。
これぞローカルだけが知るくるまやラーメンの秘密でした。文句は言うまい。
私は名古屋生まれの名古屋育ちなので、「寿がきや」のラーメンを食べて思春期を過ごしました。
ソウルフードといえばそうなんです。
いまでも帰省すると見かければ入ってしまうのですが、コクがなくて「なんじゃこれ?」って毎回落胆するんです。でもまた名古屋に帰ると足が向いちゃったりするわけ。
ソウルフードってそういうものなんでしょうか。
トヨタモビリティのソフトクリームが秀逸
約30分でネギみそラーメンを平らげ、トヨタの佐原インター店に戻ってきた待合室。
天井が高くて快適な雰囲気。
いつものコーヒーサーバーのお隣りに、初見のサービスアイテムがお目見え。
なんとNISSEIのソフトクリームサーバー。
素人は手を出すなって書いてあります。確かに安易に我々が触ると、簡単に壊しそう。
おそらくトヨタの社員である女性スタッフが、マシンの前に張り付いてコーヒーを取りにくる来店客にソフトクリームを勧めていました。
ソフトクリーマーを自任する私も早速ご相伴に与りました。
恐るべきNISSEIの実力!!
ミルクの風味が強く、乳脂肪分は10%程度あるでしょう。
チープなソフトクリームにありがちな水分多めでシャビシャビということもなく、粘度もまずまず。
タダで振舞われるのが申し訳ないようなレベルの高さに驚きでした。
企業努力してますなぁ~。
1,360円も払って首を傾げたくなる昼食(言ってもうた!?)をいただいた後なので、感心して止まない逸品でした。
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