《香港ランタオ島探訪記②》世界最大級の天壇大仏と寶蓮禪寺(ポーリン寺)

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268段の階段を昇って天壇大仏へ
香港四大禅林のひとつ・寶蓮禅寺

268段の階段を昇って天壇大仏へ

《香港・ランタオ島探訪記①》アジア最長のケーブルカー「ゴンピン360」で昂坪ビレッジへからの続きです。
東涌からケーブルカーに乗って昂坪へ。
世界最大級の屋外大仏を見学するのが目的です。
ケーブルカーの到着直前に、山の上に聳える大仏様が見えてきました。

そしてここがゴール。昂坪駅の出口へ。

昂坪市集(昂坪ビレッジ)を抜け、天壇大仏とそのお隣りの寶蓮寺と目指します。

なんかコマーシャル感満載の看板です。こういうことじゃない気がする。
大仏様は寶蓮寺(ポーリン寺)の門の右手にいらっしゃいました。

さぁさ、ご覧あれ。

高さは台座を含めると約34m、重さは約202t。
世界で2番目に大きい屋外にある青銅製の大仏像。
(なんとギネスブックに載っている世界最大のブロンズ大仏は茨城県牛久の大仏で、高さ120m)
しかしこの268段と云われる階段が曲者。

かなり勾配がきつく途中で休憩を挟まないと着きゃしません。
山の上なのでインナーダウンを着込んでいたものの、汗びっしょり。(12月です)

そして頂上に到着。

建造は意外と新しく1989年12月に完成。開眼供養をしたのは1993年12月29日。
中国のハイテク企業・中国航天科技部によるデザインだそう。
しかし、大仏さんって万国共通のお顔をしてますよね?
奈良も鎌倉も見に行ったことはないですが、他の仏像に較べると違いがない気がします。
大仏の体内にも入場できるようなのですが、遠慮してぐるり一周。

背面はこんな感じ。
ほとんどのお寺や仏像は北を背に南を向いているのが普通ですが、天壇大仏はその逆で、北方向つまり北京に向いて座っているのです。「面向祖国、面向母親(祖国へ、母親へ)」を意味しているとのこと。
ここから寶蓮寺方面を見下ろす絶景も見事でした。

下に降りて、このお寺を見物に行きます。

香港四大禅林のひとつ・寶蓮禅寺

大仏下の円形の広場の向こうに門と社殿が見えます。

境内にある斎堂では精進料理も味わえるベジタリアンレストランがあるそうです。3人分
(1汁4菜)で150HK$程度という情報あり。

突然、カラフルな提灯のアーケードが現れて、観光客が写真を撮りまくっています。
この先を抜けるとお寺があるはず。

こちらが香港最大の仏教寺院〈寶蓮禪寺〉。

この寺院は標高520mに位置していて、創建は1906年。1924年に寶蓮禅寺と改名されたんだとか。
規模の大きさから歴史が浅いにも関わらず、「南天仏国」と呼ばれ、香港四大禅林の中で一番有名な寺とされています。

朱色の本殿である〈大雄宝殿〉が優美です。
内部の仏像を紹介。




センターはこちらでした。


事前情報を仕入れておらず、意味が分からず手を合わせるだけ。
お次は香港最大のパワースポット「心経簡林」へ。
*詳細は別記事にて。

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