【Ibanez(アイバニーズ)】UEW20SGE~僕のウクレレコレクション⑤~(試奏音声データ付き)

ウクレレコレクションの第5弾は、前回に続きピックアップアンプ付きウクレレです。

Ibanez(アイバニーズ)のUEW20SGEというモデル。

ウクレレメーカーとして聞き慣れない名前です。
そもそもアイバニーズというメーカーは、愛知県名古屋市に拠点を構える星野楽器が保有するギターとベースのブランド。

昭和4年にスペインの名門「イバニエズ・サルバドール」社のギターを中心に海外の楽器の輸入販売を開始。この「イバニエズ」が現在のブランド名「Ibanez」の由来とか。
オリジナルモデルのDestroyer、Iceman等が海外から逆輸入され、日本製ということで信頼され、イシバシ楽器の売上上位を占めるそうです。
KISSのポール・スタンレーなど海外の著名ミュージシャンも愛用するらしい。

そうUEW20は、ギターメーカーがプロデュースしたウクレレってわけです。
2010年頃にウクレレをリリースしています。

私が買ったのもその1年後あたり。
でもウクレレは、Made in Indnesiaとラベルに書かれていますけど…。

サイズはコンサートモデル。

トップはマンゴーのラミネート合板、ネックはマホガニー。
マンゴー材なので、ボディの木目も見たことがない微妙な柄?をしています。


左右対称なので、ロールシャッハ・テストみたい。何に見えます?

ギアペグ式でGROVER製。
最近はこの型のペグが増えましたね。チューニングが楽だからでしょう。

ウクレレ専用のプリアンプとチューナーを搭載しており、ボタン電池を2個使います。

シールドを差すジャックはエンドピン・タイプ。

これで価格は22,000円程度です。通販なら12,000円で買われた方もいるみたい。
全体にコーティングが効いていて、綺麗なウクレレです。

これだけ機能が付いているなら、エレウクが欲しい人には絶対お得です。

このウクレレを探していた時に、実機が見たいと思い、お茶の水の楽器店を探索しました。
駿河台で有名なア〇オ楽器に入って、社長がいたので
「ギターメーカーのアイバニーズが出したウクレレってどうなんですか?」
と訊いたところ、
「あんなのウクレレじゃないね」
って吐き捨てるように言われていました。

どうなんですかねぇ。
特に私の持っているウクレレの事も聞かれなかったし、こちらのウクレレの腕前も知らないはず。
買う側の懐具合ももちろんそうですが、製造されたメーカーや工場の方だって、なるべく廉価でいいウクレレを提供しようという思いで愛情をこめているかもしれません。
チューニングの不正確さや、材質や鳴りについて不満があるのか、分からずじまいでした。
お幾らするウクレレなら認めるのかなぁと思い、店を出ました。
あまり悪口は言いたくないんですが、もう少し丁寧に説明されたほうが客に親切じゃないのかなぁ…。

日本のウクレレ界でも有名な方のお言葉だったので、その時は、少し悲しくなりました。

「俺だって金があれば、100万円のウクレレ買ってやるわい!」

ウクレレごときにそんな大金ぜったい使わないけど…。

 

アイバニーズと言えば、ギターの世界では「ウィザードネック」と呼ばれる極薄のネックに定評があり、手が小さい人でも楽に弾けるのが売り。
このウクレレも同様にネックが薄いです。
カマカのコンサートと較べても、ネックの幅は同じでも厚みが全く違います。

では音を聞いてみてください。
ちなみに弦はお馴染みの「Aquila(アクイーラ)」のナイルガット弦。

最初は生音です。


サウンドホールがありますので、ナイルガット弦ということもあり、しっかり鳴ります。
サスティーン(残響)もまぁまぁあるような。
それが、ティーズのサイレントウクレレとの違い。
ボディのマンゴー材もその理由でしょうか、やや甘ったるい響きを感じます。

でもマホガニー製ほど、まろやかな音ではありません。

では、アンプを通した音はこんな感じ。
*アンプのスピーカーの前にマイクを置いて録っています。


思ったとおり、ウクレレらしさは消えています。
アンプはこれを使っています。
前回ご紹介したピグノーズ7-100R。

結論としては、オベーションを買うなら、こっちかな。(ルックスは別として)

ソロ演奏(メロディ弾き)の練習が多い僕としては、弾き易さと音の残響の良さで、使用する頻度が最も多い一台です。

アンプにはあまり繋ぎませんが…。

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