そごう横浜のウクレレ展「ウクレレの島」を見学してきました!
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横浜駅のそごうで、ウクレレの展示会(入場無料)が開催されていたので、足を運びました。
イベントの名前は、
ハワイの風吹くウクレレ展《ウクレレの島》
ウクレレの伝道師、サザンオールスターズの関口和之さんがプロデュースされています。
東京・中目黒にあるウクレレショップのPoePoeさんがバックアップしているのも、その関係でしょう。私も関口さんのDVDやウクレレ関係本をたくさん持っています。
入口にこんなコンセプトが書かれていました。
1日1回、5分でいいから、ウクレレを鳴らそうって、必ず言いますよね?
なかなかできないけど…。ベッドサイドや寛ぐ場所のそばに、ウクレレを常備しておくことが秘訣でしょうね。
通路側の目につく場所に、ウクレレのサイズの違いが説明されていました。
縦笛のようにサイズごとに名前が違ったりしないのが、ウクレレなんです。
反対のサイドには、ウクレレの歴史が掲示。
日本のウクレレと云えば、加山雄三さん、故・牧信二さんの後は、高木ブーさんとサザンの関口さんが広めるのに一役買っていると思います。
ちなみに私が最初のウクレレを購入したのは、1990年頃かなぁ。
マニア垂涎のアンティークがショーウィンドーに陳列されていました。
↓こちらはカマカの初期のパイナップル型。
瓢箪型もいいけど、パイナップル・ウクレレも可愛いもんです。
↓マーティンの名器です。こちらは5Kという型。
1920~40年代に約千本だけ作られた幻の名作。日本の楽器店でも、たまに中古品が200万円近い値段で並んでいることも。
↓そしてこっちは5Mデイジー。
マーティン社の社長が、奥さんのデイジーさんのために作ったウクレレだそうです。写真のウクレレは2007年に100本だけ製造された復刻版。
私が最も気になったエピソードはこれ。
↑マーティン・エンプロイー。
マーティン社では職人が自分のために1本だけウクレレを作ることが許されていた(今は、マーティン社のアメリカ工場でウクレレは製造されていません)という話。言うなれば、残っているエンプロイーはどれも一点モノということになります。初めて知りました。
↓そしてカマカの100周年記念モデル。確か2016年だったと記憶しています。
お次は、「ウクレレの森」と題されたブロックをご紹介。
ここには有名ウクレレビルダーが制作した独特なシェイプの楽器が並んでいます。
(推測するに、これらって関口さんのコレクションですよね?)
ホント、手を伸ばして触ってみたくなってしまいます。
真ん中から見ていきましょう。
↓ヘッドに特徴のあるのは、有名ビルダーの志茂崇弘さんが作ったパイナップルウクレレですね。
発注しても、3年近くは待たされると噂になった職人さんです。《シモレレ》と呼ばれていたんじゃないかなぁ。
↓これも志茂さんのタヒチアンバンジョーという作品。
8弦ウクレレです。15年寝かせたコア材を使っていると書かれています。
↓シモ・トリプルネック。高木ブーさん所蔵。
↓私が俄然、欲しくなったのはこれ。
「シモ・コンサート・アーチドトップ」という関口さん所有のウクレレ。やはり発注後、3年待ったんだとか。
D’Angelico(ディアンジェリコ)の購入を秘かに考えている私としては、このように優美なシェイプに魅惑されてしまいます。
この他にも海外のビルダー(名前を忘れちゃった)が製作した0フレットのウクレレなど、初めて目にした逸品が展示されていました。
そして、別のスペースには日用品を模した変わり種のウクレレたち。
↓まずは有名な、シガーボックスタイプ。
↓その隣りは、扇子型。
↓ジュークボックスかな?
他には、テニスラケットや箒の形をしたものもありますね。
続けて、「ウクレレの森」という展示スペースに、キャラクターもののウクレレが飾られています。
↓永井博さんのアートウクレレ。
↓ミュージシャンであるビリー・アイリッシュのシグニチャーモデル。
フェンダーの製品だから購入可能かな?
↓ププケアのイラストもの。フライングVとは珍しい。
↓森永キャラメルの箱をモチーフにしたウクレレ。
↓ウルトラマン・ウクレレ。トダギターズの戸田真次さんの作品。
ヘッドにカラータイマーまで付いていて、芸が細かい。
↓手塚治虫先生のキャラクターたち。
左から、マグマ大使、鉄腕アトム、ブラックジャック、ジャングル大帝。
「ウクレレのドア」なる仕掛けがありました。
ドアを開けると、ウクレレが鳴るってわけ。
イマイチ、意図がよく汲み取れなかった…。
帰りがけに、ウクレレ型のキーホルダーを買っちゃいました。1,000円です。
8月25日までの開催です。ウクレレに興味のある方は是非。
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