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〈にっぽん鰻旅 ベスト50〉独断と偏見で選んだうなぎ屋満足度ランキング発表!!

第33位【86点】仙台 国分町/うな貴

仙台で予約がなかなか取れない人気店があると知り、2回目のチャレンジで訪問できました。

2022年11月(第43弾)の来店。
明治5年に関東で創業し約50年前に仙台市に移ってきたんだとか。
仙台駅からは歩くと30分くらいありそうで、青葉通りや広瀬通りからも10分以上はかかります。

有名な繁華街・国分町からは至近距離で、勾当台公園の近くにひっそりと店を構えています。
石畳の細い通路の先に玄関が隠れていて、知らなきゃ絶対気づかないはず。

閉店が17時で、16時半に予約を入れた私のためにお店を開けて待ってくれていました。

紀州備長炭を七輪を使って焼く伝統技を継承しているこだわりの店。
メニューには、うな貴 三昧(8,200円)という蒲焼と白焼きに加え、味噌をかけた蒲焼の3種盛りもありました。
私は数量限定の極上〈極み〉(税抜5,700円)を注文。

仕入れた鰻のうち、厚みのある大きめの鰻を選んだのが〈極み〉
鰻は1尾です。(そもそもこんな高級&高価な鰻を頼む客が、1尾半の鰻を平らげるなんていう無粋はしませんわね)

端っこに焦げが残り、炭でしっかり焼いた香ばしい鰻であることは一目瞭然。照りもOK牧場。

タレはやや薄目な気がします。でも旨し。

残念なのは〈極み〉という謳い文句の割りに、鰻の身の厚みを感じない事。それに鰻が細いような…。
やや硬めのパリッとした鰻が好きな私からすると、ホロホロと崩れる柔らかい鰻は、白身の焼き魚を食べているよう。
ご飯の炊き方が、ちょっとベチョとしていて、硬め好みの私にはちょっと合いません。。
サイドオーダーで頼んだう巻(2,000円)

中にしっかり鰻がサンドされています。

鰻の風味がしっかりしていて、かなりジューシー。
かなりの甘めの味付けで、水分も多めなのでシロップがかかっているかのよう。
おそらく鰻屋で頼んだ卵焼きで一番甘いのでは?
女中さんの言うとおり、用意された醤油ともワサビも不要でした
蒸し加減なのか、鰻が焼きに耐えられないかは判断できませんが、もう少し歯ごたえ?のある鰻が私は好きです。
*うな貴の記事はこちら。仙台屈指の鰻屋「うな貴」の予約がとれた!!〜にっぽん鰻旅【第43弾】

第33位【86点】山梨 富士吉田/甲州 うなよし

ウィンドサーフィンでよく行く河口湖エリアでよさげな鰻屋を見つけました。
2019年12月(第23弾)に訪問しました。

富士急ハイランドのすぐ近くにある川沿いのお店。
民芸品酒場っぽい内装です。

三島の「うなよし」とは姉妹店ではありません。
注文はうな重・竹(5,400円)と、半白焼(1,700円)

竹とはいえ、立派なうな重。一尾半だとか。
関東風の蒸し焼きで、じっくりと蒸されているのが判ります。ただ照りのわりにタレの主張はそれほどでも。

ハーフということは半尾でしょう。脂のノリは控えめ。富士山型のお皿がキュートです。
普通に美味しいものの、うな重の竹で税込み5,500円超は地方ではToo Much?

*甲州 うなよしの記事はこちら。〈甲州 うなよし〉山梨・富士吉田の鰻は関東風だった〜にっぽん鰻旅【第23弾】

第35位【85点】横須賀 浦賀/梅本

勝海舟の咸臨丸がサンフランシスコに向けて出航した浦賀港にある地元で評判の鰻屋です。
その勝さんも食べたと噂の、老舗の味を試してきました。

明治初めに創業し、現在は5代目。

2023年6月(第46弾)の訪問。
注文はうな重 花(税込5,000円)

鰻1尾半と聞いております。

色が濃いわりに、甘みが少なく醤油の味が強め。
みりんや砂糖の風味をあまり感じないタレは、横須賀&金沢区エリアの特色なんでしょうか?

蒲焼やごはんにタレがかかり過ぎてなくて、味にキレもあるので非常に食べ易いです。

味はまずまずですが、花はいわゆるうな重の上だとすれば、5,000円は少し割高。この評価点になりました。
*うなぎ梅本の記事はこちら。勝海舟もこの鰻を食べたのだろうか?横須賀 浦賀の 「うなぎ 梅本」〜三浦半島だより#23&にっぽん鰻旅【第46弾】

第35位【85点】東京 丸ノ内/ひつまぶし 名古屋 備長 丸ビル店

愛知県丹羽郡に本店があるひつまぶしの人気店が、東京駅前の丸ビルに進出していました。
2020年8月に人間ドック明けに訪問(第28弾)。

丸ノ内の駅舎が見える特等席をご用意いただきました。

名古屋駅の新幹線口近くの地下街でも見かける「ひつまぶし備長」は創業が1994年。
上ひつまぶし(4,380円)とう巻き(1,380円)&肝焼(880円)



見た目は凄いご馳走なのですが、少しずつ足らない部分が気になり、おか富士・木屋・大和田と比較して、1ランク下の評価にしています。
ひつまぶしのボリュームといい満足度は高かったものの、〆て7,634円という価格を考えると、コストパフォーマンスはイマイチ。

*ひつまぶし名古屋備長丸ビル店の記事はこちら。パリッとした地焼きが特徴。「ひつまぶし 名古屋 備長 丸ビル店」〜にっぽん鰻旅【第28弾】

第35位【85点】静岡 三島/すみの坊 本町店

鰻の激戦区・三嶋大社の周辺で3店舗を展開するお店です。訪問は2018年12月(第9弾)。
以前の店名は「本町うなよし」。現在はお家騒動でこの名前に。

ここで食べたのは、上うな丼(5,200円)

三島は水が綺麗なこともあり、ここも平均点以上の鰻丼です。照りの良さが印象的でした。
ただクセがなさ過ぎて、白身魚っぽささえ感じ、「焼いた鯛に似ている」などという感想を漏らしています。
鰻の厚みが足りなかったからでしょうか?
茶碗蒸しとお通しでひじきが付いてくるのは正直、不要。その分を価格に反映して欲しいです。

*すみの坊本町店の記事はこちら。にっぽん鰻旅【第9弾】〈すみの坊 本町店〉〜三島の水が育んだ鰻の聖地

第35位【85点】神奈川 厚木/川入園

関東地方で関西風の焼き方をする鰻屋を探していたら行き当たりました。
2019年5月(第15弾)に訪問したお店です。

鰻重・竹(3,400円)と白焼(3,300円)を注文。


鰻重のランクが竹しかないというのは単純にして明快。
天ぷらや鮎の塩焼きをメニューに出しているのが、いかにも川沿いの鰻屋って感じ。
鰻重がやり過ぎってくらいの関西焼きで、香ばしくて硬そうな皮目を実感します。
タレは抑えめではあるものの、かなりの甘辛。
白焼は蒸して焼いた関東風のほうが上品で良いと感じました。あまりに粗野。
値段の安さは魅力です。鰻重に白焼を足して、6,700円というのはコスパ抜群。
「家が近所なら2週に一度は訪ねたいくらい」とか書いていますが、やや過大評価でした。
*川入園の記事はこちら。にっぽん鰻旅【第15弾】厚木〈川入園〉〜関西風の鰻を神奈川で食べる!!

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