勝海舟もこの鰻を食べたのだろうか?横須賀 浦賀の 「うなぎ 梅本」〜三浦半島だより#23&にっぽん鰻旅【第46弾】
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横須賀の浦賀と云えば、勝海舟の咸臨丸がサンフランシスコに向けて出航した港。
そんな土地に明治初めに創業し、五代に渡って守り続けてきた鰻屋さんがあります。
それが「うなぎ梅本」さん。
勝海舟さんも食べたと噂の、地元で評判の老舗の味を試してみたいと思います。
▶ 目次 1.うなぎ梅本へのアクセス 2.うな重「花」を味わう 3.周辺の観光スポット |
うなぎ梅本へのアクセス
うなぎ梅本は京浜急行浦賀駅から徒歩約10分の場所にあります。
浦賀の港に沿って走る浦賀通りから100mほど入った路地にあります。
(画像は、お店から500m離れた西叶神社の風景)
浦賀駅は、三崎口へ繋がる京急久里浜線とは堀ノ内駅で分離した京急本線の終点。
画像左の改札を出たら左に曲がり、エスカレーターを降ります。
駅上からの眺め。
直進方向(久里浜方面)に歩いていきます。
たまたま見かけた茶葉店のPOPから。
《泰平の眠りを覚ます上喜撰
たった四杯で夜も眠れず》
は幕末の有名な川柳。ペリーが襲来した際の、日本(幕府)の動揺を風刺したもの。
浦賀って茶処だったんですかね?
ダイソーが見えてきたら、曲がる場所。
かながわ信用金庫と薬局のあいだを右折します。
割と狭い路地を100mくらい歩きます。
右手に看板が見えました。
ゴール。店のHPでは徒歩5分とありますが、普通に歩くとちょっと厳しいかも?
営業時間は11:30~14:00、16:00~21:00。
席数が少ないので、当日でも電話して予約した方が安全です。
カウンターは6席。
テーブルが2つです。
鰻を焼き上げるのに30分程度かかるので、予約して注文を伝えておけば来店時間に合わせて、提供いただけるようです。
11時半の開店とともに来店した私は、10時半過ぎに電話し、席の予約と共にうな重(花)をお願いしておきました。
駐車場も用意されているようです。
うな重「花」を味わう
暖簾が掛けられる開店時間とともに来店した私は、カウンターに通されました。
店主夫婦と若い男性(息子さん)が切り盛りされています。
うな重の到着は11時40分。
注文はうな重 花(税込5,000円)。
朱塗りの重箱がなかなか鮮やか。
それでは御開帳。
鰻1尾半と聞いております。ご飯は大盛りでお願いしました。
縦に並べられた3枚の蒲焼も綺麗に焼かれてますね。
肝吸いと漬物がセットで付いてきます。
タレの色が濃いわりに、甘みが少なく醤油の味が強めと聞いていましたが、確かにその通り。
みりんや砂糖の風味はあまり感じません。
名古屋生まれで比較的甘めのたまり醤油に慣れている私には、若干の違和感が。
ただし、蒲焼やごはんにタレがかかり過ぎていなくて、味にキレもあるので非常に食べ易いです。
ご飯もベトベトせず、きれいに炊かれています。
私は卓上の山椒を蒲焼にかけず、ライスのほうに振りかけるのですが、甘みの少ないタレの場合は、辛味が引き立ちすぎて相性が良くない気がしました。途中からは何もかけず。
そういえば、金沢文庫の「鰻松」もこんな味のタレだったような…。
*ちなみに鰻松の記事はこちら。
汐入駅から横須賀中央まで30分以上歩いた後だったこともあり、12時前に完食。
ご飯は大盛りでもそれほど多くないので、食欲旺盛な男性は大盛りにしたほうがいいかも?
総合満足度は85点。
味はともかく、花はいわゆるうな重の上だと判断しますが、5,000円は少し割高かと。
ちなみに昨年食べた金沢八景の「鰻松」は特上で4,900円でした。(あちらは80点でしたけど)
うなぎ梅本の予約はこちら
周辺の観光スポット
東西の叶神社に参拝する際は、鰻をセットで観光されることをお勧めします。
西叶神社前の桟橋から東叶神社までは渡し船で行けて、実に風光明媚。
*叶神社の記事はこちら。
また梅本さんの裏手は、ソフトフランス発祥の店として有名な「はまだぶんてん」さん。
人気の叶あんぱんも買って帰りましょう。願いが叶うあんぱんです。
*はまだぶんてんの記事はこちら。
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