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〈甲州 うなよし〉山梨・富士吉田の鰻は関東風だった〜にっぽん鰻旅【第23弾】

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▶ 目次
1.山梨県で旨い鰻は食べられるのか?

2.うな重の竹でも満足のボリューム

山梨県で旨い鰻は食べられるのか?

富士吉田の北口本宮冨士浅間神社に参拝した帰りに、訪問した鰻屋です。

店名は「甲州 うなよし」。
場所は、富士急ハイランドの脇の川沿い。土日なら予約必至の人気店のようです。
キャパも170席と多く、法事など大型の宴会も対応できる広さ。

浜松風の鰻なんですかね?
三島の「うなよし」とは姉妹店ではないそうです。
入口に芸能人の色紙がたくさん飾ってあります。

ほぼ客が誰もおらず、1階の好きなテーブルに座っていいと案内され、一番奥に陣取ります。


掘りごたつ風になっていて、足元にヒーターがあったのが嬉しいです。

メニューを拝見。

松のうな重は、なんと鰻が2尾。あまり見ない量です。
白焼と白蒸しの違いはなんなのでしょう?

鰻川鍋という柳川に似た鍋物を用意しているのは、ほうとうに対抗しているのかな?

そばや定食もあるんです。

海なし県の山梨に来て、刺身やサザエを食べたがる客はいるのか疑問。
蒲焼割烹と謳っているのも、何でもありということでしょう。

なんでこんなに単品の料理メニューがあるのかも意味不明。
注文はうな重・竹(5,400円)と、半白焼(1,700円)
ご飯は大盛りにしておきました。
肝焼きをお願いしたものの、品切れだとか。*予約制とのこと。



うな重の竹でも満足のボリューム

約20分で続けて運ばれてきました。

まずは白焼からいただきます。

ハーフということは半尾でしょうか。わさびと塩でいただきます。

蒸されていることもあり、見た目より柔らかいです。

塩の方がお薦めでしょうか。フワフワという程でもなく、感動は控えめでした。
次はうな重に取りかかります。
竹とはいえ、立派なうな重。一尾半だとか。

普通のお店では、重箱の長い辺に平行に鰻を並べますが、ここは短い辺に沿って鰻を4列で置いています。

うな重は関東風の蒸し焼き。
じっくりと蒸されています。
その証拠に新規で入ってきた客には30分以上時間がかかると伝えていました。

見た目の鰻の照りは凄かったものの、タレはそれほど甘辛ではなく、江戸前とは一線を画していました。
タレの主張がそれほど強く、鰻本来の味に重きを置くのは、静岡寄りと言ってもいいかも?
お吸い物は普通に薄味。

肝もちょっと小ぶりかなぁ?

香の物と酢の物が付いてきます。やや寂しげ。

とにかく完食です。

総合満足度は100点満点で
86点としました。
白焼の脂のノリとインパクトが弱かったように思います。
うな重は普通に美味しいのですが、竹で税込み5,500円超は地方では高額のような気が…。
また肝吸いや香の物などのクオリティが一流店と較べると厳しい。肝焼きがないのも残念でした。
ただ鰻のボリュームには満足です。夏場の本栖湖でのウィンドサーフィンの帰りに是非リピートしたいと思います。
店の中にちょっととした池もあって、座敷も綺麗。

皇太子時代の天皇陛下も来店されたのでしょうか。それともただの皇室好き?

民芸品が飾られた玄関口。

よく見ると、小鹿の剥製が…。

大丈夫なんだろうか…。

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