蒸さずに焼く「四代目菊川」田町店の一本鰻重〜にっぽん鰻旅【第36弾】
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目次 1.話題の一本鰻の店へ 2.創業90年の老舗卸問屋 3.一本重の試食 |
話題の一本鰻の店へ
2021年の人間ドック後のランチは、
一本鰻で有名な「四代目菊川」を選びました。
土曜日で、健診後の医師からのフィードバックが、11時50分。
念のため、予約の電話を入れて、東京駅から田町まで移動しました。
場所は、田町駅から直結している田町ステーションタワーのN側。通称「ムスビ(msb)田町」の1階にあります。
オープンしたのは、2020年の夏頃だったかな?
会社は駅の反対側(芝公園側)にあるものの、コロナ騒ぎで在宅勤務が多くなり、足が遠のいておりました。
創業90年の老舗卸問屋
ところで、この「四代目菊川」さん、かなりのペースで店舗展開しています。
石川県金沢駅の駅ビルの中にも出店されています。名古屋ではグローバルゲートやミッドランドスクエアに入っています。
コンセプトは「鰻の目利きが経営する本格的な鰻屋」。
でも元は、愛知県北名古屋市を本拠とする
「中庄商店」という鰻をはじめとする海鮮系の卸問屋。
調べると中庄商店直営の「うなぎ中庄」というお店もあるみたい。たぶんこちらが元祖。
そして、四代目として生まれた菊川雄平さんという方が、飲食業展開の一つとして始めたのが「一本鰻の四代目菊川」というわけです。
以前、紹介した「おか富士」も東京の日比谷ミッドタウンに出店されていますし、鰻やひつまぶしはこんな時代でも商売になるんですかね?
一本重の試食
厨房がガラス張りで見える仕掛けになっています。
ちなみにアクリル板で囲まれたカウンター席に通されました。個室も3ブースくらいあって、客の入りは土曜12時半で8割というところでしょうか。
メニューの写真もたくさん撮ったのですが、あまり見栄えがしなかったので控えます。(お店のHP貼っておきます)
ざっくり説明すると、一本重とひつまぶしの一本重(約5千円)があって、ちょっと上品な鰻の会席料理(8,000〜13,000円)。
うな丼は3千円台。最も廉価なのは天婦羅御膳で2,580円でした。
で、私が注文したのは〈一本重〉(4,980円)。
ごはんの大盛りは150円増し。
ちゃんと蓋がされた長い重箱で運ばれてきます。
しゃもじにちょっと違和感が…。(後で必要性は理解できますが)
そして、これがうなぎの全貌。
一切蒸さず、自社ブランドの備長炭の強い火力で、旨味を逃がさずに焼き上げるようです。
だから外はパリッと、中は肉厚でふわっとという脂の乗った理想的な鰻になっていると、メニューには書かれていました。
それが事実なのか、実食で確かめます。
鰻は約300gというサイズ。
左側。確かに30cm以上はあります。
直焼きの宿命か、尻尾の側は焦げ気味。
で、この長い重箱、意外と箸で食べづらいんです。
だから、茶碗としゃもじが付いてくるわけ。
食べた瞬間に、蒸した鰻でないことは判りました。パリッとした食感です。
ただ鰻の厚みはそれほどでもない気がします。
夏場だからこんなものでしょうか?
まぁ臭みもないし、中は柔らかくて、普通に美味しい鰻です。
少し思ったのは、蒸し焼きでないこともあり、注文後15分程度で運ばれてきました。
それもあってか、タレが気持ち薄いような気がします。
何度もつけて焼いた感じがしない。
タレ自体も辛さも甘さも特化した印象はありません。
卓上に山椒が2種類用意されていました。
右から2番目は練り山椒?だそうです。(説明いただいた際にそう聞こえました)
かけてみると、粉山椒より粒子が細かくて、目の悪い私には見えないくらいでした。
でも、山椒のピリッとした風味はしっかり感じたので、鰻のタレの味自体は薄いんでしょう。
ちなみに肝吸いと漬物もついてきます。
一本重というと、やや野性的な耳触りがありますが、荒っぽい印象はありません。
どちらかというと、あっさりした鰻でした。
総合満足度は、84点
としておきます。値段も5千円を超えているので、やや厳しめです。
ひつまぶしを頼んだ客は、私なんかより余程旨そうに食べていました。
ま、そういうことなのかもしれません。
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