熱闘! 海外カジノ・マカオ篇#40《灼熱のマカオで念願の勝利なるか》~2024年7月~

行列に呪われた2日目

7月9日(火)、2日目はAM9:50に起床。
台湾産のアロエジュース。最近ハマっていて、部屋ではずっとこれを飲んでいます。

超級市場というスーパーマーケットで1リットルで17HK$。ほのかな甘みがお気に入り。
今日はマカオ市内で行列を作っている店に、昼夜続けて突入する予定です。
そのため正午を待たずに10時半にホテルを出て、いつもの3番の路線バスで新馬路へ。

最近、メジャーなバス停はこんな表示があってバスの動きが視える化されました。進化してます。
まずはセナド広場近くの新中央酒店というホテルへ。

ここの屋上の見晴らしがいいと噂です。

展望台になっているらしく、宿泊客でなくても入れるという話。

3台あるうちの右の2つは最上階(R)の表示あり。

着いてみるとR階のエレベータホールは6畳程度の広さ。
AM10:00~PM10:00は「歴史城区観光長廊」として開放されていると表示がありました。

でも屋外へ出るためのガラス扉は鍵がかかっていて開きません。
そこには別の案内が…。

6/28~7/20まで展望台は工事中とのこと。
まぁ仕方がありませんね。(だとしたらエレベーターの中だけでも案内してほしいものだけど)
引き返そうとエレベーターの呼び出しボタンを押しても反応がありません。

古式ゆかしいのエレベーターのフロアメーターが全く動かず焦りました。
だって今いる場所は、外へのドアは施錠されていて非常階段もなし。エレベーター以外は階下へアクセスする手段がない造りになっているわけ。
電話のかけ方も判らないし、監禁されたような気持ちになっていたところ、3分ほどしてようやく左側のエレベーターが上階へ向かって動作を再開し安堵しました。
想像するに、ロケーション的にこのホテルの屋上テラスからは、セナド広場周辺の世界遺産や西湾あたりの海岸が望めると推測します。数か月したら大混雑してるかも?
そして今日の昼食で狙っていたのは、1日2時間程度しか営業しない謎の叉焼弁当屋。
店名は「芬記焼腊」

見切れちゃっているけど、これが案内。
マカオガイドにしてYouTuberのソンツンさんの古いチャンネル動画で知りました。
豚の叉焼と踵肉を豪快にぶった切った弁当を求めて行列ができると評判の店らしいです。
場所は大馬路の十月五日街の一つ手前の角を入った路地。

なんと読んでいいか判りませんが、これが通りの名前。

ここを曲がると開店時間の11時半の前から行列ができてるはず。

私が到着した開店15分前にはすでに8組くらいの中国系が待っていました。

11時半ちょうどに店が開き、老夫婦ふたりが出てきて弁当を作り始めます。
ただし手際が見るからに悪い。
予約客はひっきりなしに弁当を取りにくるし、並んでいる客の注文を訊く余裕もなし。最悪のオペレーションで全く列が進まず。予約をさばくだけで精一杯の感じ。

そんなに大した作業をしているとは思えないのですが…。
炎天下で絶望を予感しながら待つこと15分。並んでいた客は一組しか進んでいません。
熱中症にかかったら堪ったもんじゃない。そこまでして食べる価値はないと判断し断念しました。
そういえば行列に加わる直前に、店の前でYouTuberのソンツンさんとバッタリ。昨年10月以来の遭遇です。
向こうは覚えてなかったみたいですが、声掛けして1~2分程雑談。彼も新しい動画ネタを探して徘徊していたようです。
さて、ランチは何を食べるとしましょうか?
思いついたのが「牛記咖喱美食」の蟹味噌麵
5分ばかり歩けば行けそうです。

昨日も歩いた十月初五日街へ。いつ来てもクルマは多いしガチャガチャした通りです。

こちらは古い方の「牛記咖喱美食」。
さすがに小店ながらミシュランに選ばれた名店。ここにも空き待ちの客が…。
そういえば100mほど手前に同じ名前の店がありました。最近オープンした支店かも?

こちらは空いていたので、容易に席を確保できました。
注文したのは〈鮮蝦水餃蟹黃撈麵〉
蟹味噌の混ぜ麺に海老入り水餃子をトッピングしたメニュー。
*「牛記咖喱美食」の蟹味噌麵の記事はこちら。

ミシュランも認めた「牛記咖喱美食」の蟹黃撈麵(蟹みそ麺)~マカオの微妙なグルメ#57


蟹味噌麺に驚きと感動はないものの、他にも咖喱牛腩麺(牛すじカレー麺)や水蟹粥(蟹入り中華粥)などの名物料理もありますので訪れる価値はあるはず。
続いて果欄街まで移動し、有名なココナッツアイスをデザートに選びました。
*「洪馨椰子」のココナッツアイスの記事はこちら。

「洪馨椰子」のココナッツアイスはマカオNO.1スイーツ?


牛乳を使っていないのにココナッツの実だけでここまで濃厚なのは本当に謎。
ただし25HK$の価格は以前なら300円程度だったのですが、今では500円の換算。厳しいなぁ。
途中でスプーンがへし折れて、手がベタベタになってしまいました。
福隆新街の土産物店に寄ります。

3回目の来店ですが、顔も覚えられてすっかりお馴染み。
店主の娘らしい30代半ばくらいの女性店員さんと、お互い適当な英語で10分ほど歓談。
ポルトワインを試飲させていただきました。

ピーナッツ入りエッグロールを1つ購入。50HK$でした。行きつけの居酒屋に土産で渡したので
味は知らん。

この日も気温31℃、湿度は69%。
蒸し蒸し感は昨日よりは和らぎましたが、暑すぎてハンカチはすでに2枚目もびっしょり。
カジノへ寄るのは断念して、宿泊先の御龍酒店に戻ります。

リオホテル横のパン屋「麦芽堂」でマンゴージュースを買って帰るのがルーティン。

マンゴー果実のプチプチがたまらん逸品です。
シャワーを浴びてそのまま昼寝。東南アジアの中年オヤジと同じような生活習慣。
起きたら16時過ぎでした。カジノへ行かねば。
歩くのが億劫なので近所の「置地娯楽場(ランドマークカジノ)」へ。

昨日にも増して混雑しています。年寄りが多いため深夜はそうでもないのですが、夕方は凄い客数。

3階にあがり、旧ファラオカジノのスフィンクスに御挨拶。

ミニマム200HK$のバカラ卓で空席を見つけ、好みの展開になるまで待機。
目の流れが曖昧で、絞ると5ばかり引いてきます。今日は調子があまりよろしくない。
1時間半ほど遊んで、5,000→4,400HK$。
席を立った背後の卓に席を移動したところ、負けが込んでいる眼鏡の中年男性と隣り合わせに。
バンカーしか賭けないから〈バンカーおじさん〉と名付けました。
チップを全部吐き出し追い銭していたので逆張りしてみたら、バンカーおじさんが勝ち出しました。
仕方なくこちらも相乗りします。最後はバンカーの8連チャンに助けられ私も浮上。
4,400→5,000HK$で原点回帰です。
ここまでの累計も+1,
400HK$に戻りました。
夜19時、そのまま夕食へ。ステーキが旨いと評判の店を目指します。
20Bの路線バスで終点の媽閣まで行き、ネットで調べた「銘記澳葡美食」へ。

なんと店前で5組以上の団体さんが立って待っていました。1時間くらいはかかりそう。
今日は行列に祟られてるなぁ。
正直、この近所で代案が浮かびません。
早々に諦め、バスで水坑尾街まで引き返すことに。
迷ったときは「富仕葡式美食」のチキンライスと決めています。
私がマカオNO.1料理に選んだメニュー。

*「富仕葡式美食」記事はこちら。

「富仕葡式美食」のチキンライスは澳門No.1メニュー《マカオの微妙なグルメ⑤》【新情報追加】


鶏1羽の骨を尻から抜いて、その中に炒めたケチャップライスを詰め込んで油で揚げるという大技料理。世界に二つとない逸品です。
今回はバカリャウ(タラの一種)のコロッケを追加。

記憶が正しければ、マカオで最も足を運んでいるレストランです。

気になったのは、向かいの「新恒心」という店がバズってます。

ネットで調べても何が売りの店か突き止められませんでした。気になる。
帰り道の水坑尾街沿いで、「鬼口水」という聞き慣れない名前のスイーツが目に止まりました。

店名は「工人糖水鋪」
*詳細は別の記事にて。

マカオで見つけた変わり種スイーツ。〈鬼口水〉ってなんだ?~マカオの微妙なグルメ#59


ピスタチオとモチ米を混ぜたグリーンのムースでした。
女子店員に熱心に勧められたとは言え、38HK$(約760円)は痛い出費。
冷たいのを頼んだのに生温かった。
同じ通り沿いのパン屋でエッグプリンパンと菠蘿包(パイナップルパン)を朝食用に購入。

↑これがスプーン付きのエッグプリンパン。カスタード風味です。

今夜もアロエ水を買ってホテルへ帰還したのは21時でした。一旦、休憩。
ここまで雨は一度も降らず。深夜に降雨の予報が出ていました。
3日目に続きます。

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