熱闘! 海外カジノ・マカオ篇#40《灼熱のマカオで念願の勝利なるか》~2024年7月~

5万円の勝利を決めた3日目

日付替わって7月10日(水)。
まだ就寝前の深夜ですが、便宜上3日目として記載します。
2時間ほどゴロゴロしていたら、汗も引いてきてAM1時過ぎに近隣のカジノを徘徊することに。
雨も降っていないみたいなので、10分ばかり歩いてまずは「カーサレアルカジノ(皇家金堡娯楽場)」へ。

1階のカジノは無くなり2階だけに変貌していました。しかもバカラは全てコミッションあり(バンカーで勝利は5%引き)に統一。
もっと面白くないのはミニマム200HK$のテーブルは絞りもできません。(客がカードを捲れないということ)
それでも200~500HK$のバカラ卓は深夜でもなかなかの盛況ぶり。年配の女性客が多くて活気があるのがここの特徴。
min300の卓にいたVIPのオヤジが傑作でした。顔つきは藤岡弘に似た頑固そうな60代。
下に落ちる罫線でバンカーが4ツラ中。そんな中、5回目のバンカーを誰にも張らせず自分はプレイヤーに四角いノンネゴチップを3千HK$。
そこへ何も知らない立ち賭けの若い衆がバンカーにチップを置いたら、凄い形相で振り返って睨んでいます。
結局バンカーが9で勝ち、藤岡弘は再び見上げながら威嚇する始末。怒ったって誰のせいでもないだろ?
販促の女性マネージャーがフルーツを差し入れていたことからも、結構な上客なんでしょうね。
続いてお隣りの「ハイアライカジノ(回力娯楽場)」

こちらはバカラがミニマム300~1000HK$の範囲で1フロアだけの営業になっていました。
全てノーコミッションに変更され、客層は私より年配の爺さんばっか。
ディーラーのやる気がなく動作が鈍いため、ゲームの展開が遅いのが特色。
建物自体はそう古くはないものの空気が淀んでいます。
以前はVIPルームとなっていた2階は食堂に改装。
道路を渡って、「レジェンドパレスカジノ(勵宮娯楽場)」へ。

フィッシャーマンズワーフ内にある比較的新しいホテル&カジノです。
しかし昨年夏に訪れた際と較べ、ゲームテーブルは半減しスロットマシンには差し押さえみたいな貼り紙が。
さらに両替所の正面は食堂に変貌しています。かなり異様で写真に収めたかったくらい。
バカラ卓はミニマム300~2000HK$のノーコミッションに統一されていました。
興味を引いたのは、閑古鳥が鳴いてるにも拘わらずに客が元気なこと。そして案外混んでるんです。
ディーラーもほのぼのと笑顔が多く、閉塞感はありません。
テーブル間をうろついていたところ、ツラ目が頻出していて俄然、闘志が湧いてきました。
6,000HK$をチップに交換。一応、着席してゲーム開始です。
ツラを追いかけたはずが裏目って、一度は5,100HK$まで凹ませた状況。
ここで女子バレーの元代表セッター・竹下佳江似でなぜか坊主頭の女性がいる300minのテーブルで、バンカーのツラ目が発生しました。
私も途中から参加し、7・8・9ツラ目をいただき3連勝。
ところがこの盛況の場面で、私の隣りにいたあんちゃんが勝ったチップを配当が付けられる前に手元に戻してしまい大紛糾。ピットマネージャーも登場してビデオチェックで中断の様相です。
この段階で私の手元は5,400→6,300HK$となり、水面に浮上していたため私はあっさり退散することに決めました。遠巻きに見物していたところ、その卓は結局10連チャンまで行き終了。
結果この夜は、6,000→6,300HK$。累計を+1,700HK$まで伸ばしました。
宿泊先に戻ったのは朝4時過ぎ。睡魔に襲われそのまま就寝。
*マカオカジノのコロナ後の営業(閉鎖)状況は以下の記事にまとめています。

マカオカジノの最新営業(閉鎖)情報~2023年6月現在~《熱闘! 海外カジノ・マカオ篇#35外伝》


目が覚めたのはお昼も近い11時。歩き疲れと深夜のカジノホッピングでぐっすりでした。
食べ過ぎで腹が減っていないため、陽が昇ってもカジノ巡りを続けることに。
最初は「凱旋門カジノ」

中規模ながら垢ぬけた雰囲気は相変わらず。客層は少し野暮ったいけど…。
バカラ卓はミニマム300・500・1,000HK$をきっちりエリア分けしています。ノーコミッションに統一しましたね。
この日はやけにツラ目が多い感じ。四角いノンネゴチップが目立ちます。
min500のエリアで14連チャンが発生して二重三重に客が取り囲み大盛況。賭けることもできませんでした。
そんな中、ケンドー・ナガサキ似の小太りでスキンヘッドのオヤジが、夫婦でツラ切りに出て5連敗くらいしていたのが印象的でした。この輩とは以前同卓して共闘したことがあったような?
「ウィンマカオ」ではカジノに入らず、入口で名所となったオブジェを見学。

この日も暑かったので、屋内に逃げ込んだ観光客が取り囲んでおりました。

↑ウィンのホテル側の玄関から見える風景。夜見るのとはまた違う印象です。
マカオで最も好きな景色かもしれない。
地下道を潜って「グランドリスボア」へ。

4階の緑金層は500minのバカラ卓に限って、ツラ目が多い気がしました。
プレイはせず市街散策に。途中でドーナツの手土産を買い、福隆新街の土産物屋へ顔を出します。

女性の店員さんだけでなく、そのご亭主も店番をしていました。物好きな日本人だと思われているようで、椅子を勧められしばし談笑。
この日は白のポートワインを氷入りでいただき、彼女がアジア中をあちこち旅行した話を聞かされました。
東京はホテル代が3,000パタカ(当時で約4万円)もして、寿司や和牛もバカ高かったと嘆いていました。
マカオ市民が話す英語は難解で、途中で旅行先がセブ島だかチェジュ島だか聞き取れなくなったため、話を合わせきれずハーゲンダッツを買って退席。さんざん勧められたワインの購入は見送らせてもらうことに。
でもやっぱ、地元民とコミュニケーションを取れると一気に旅が有意義になりますね。
そろそろ腹が減ってきました。少し遅めの昼食にしましょう。
福隆新街を少し外れた路地にある屋台へ。店名は「利記珈琲」
*詳細な記事はこちら。

屋台の名店「利記珈琲」で出前一丁~マカオの微妙なグルメ#59


注文したのは「出前一丁の玉子のせ」と、炭焼かもしれないアイス珈琲。

日清の出前一丁の即席麺は香港やマカオで大人気。ちなみに広東語では【
チョッチンヤッデン】と発音します。
14:30、ホテルに戻り恒例となったお昼寝。

猛暑のため体力の消耗も激しいんです。
目覚めたら夕方18時。「置地娯楽場(ランドマークカジノ)」へ出動です。

3階のミニマム200HK$のバカラ卓で、今度はバンカー1回の法則を発見。

見かけたタイミングから、プレイヤーに1度だけ賭け続け4勝1敗。
最終日前夜で3コマ分の勝ち越しは大きい。
席を離れ、立ち賭けでプレイヤーの6ツラ目をナチュラル9でいただきました。
小一時間で800HK$の勝利。
累計は+2,500HK$でついに5万円超え。

昨夕を除き、賭ける回数を徹底的に減らし、確信の持てる流れの時だけ勝負する戦法が功を奏しています。
気分上々でこの旅最後のディナーへ。
澳門理工大学前のバス停から10番の路線バスで媽閣へ。
昨日行列で食べられなかった「銘記澳葡美食」をリベンジします。

着いたのは20時過ぎ。混んではいるものの2階に空席が一つだけありました。

オーダーしたのは〈黒椒牛柳〉
直訳すれば【黒胡椒風味のビーフステーキ(ライス付き)】
*「銘記澳葡美食」の詳しいレビューはこちらの記事へ。

マカオでステーキが食べたくなったらココ。媽閣廟近くの「銘記澳葡美食」~マカオの微妙なグルメ#58


マカオでビーフステーキを食べるのは初めてでした。ボリュームもあって肉も柔らか。好印象です。
アイスレモンティーを頼んだら、氷が熊のカタチをしていて愉快でした。

帰りも10番のバスで利澳酒店前バス停まで。
満腹のためホテルで休憩。この後、カジノへ行くかは体調次第。
4日目に続きます。

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