熱闘! 海外カジノ・マカオ篇#37《帰国間際の逆転劇! ! 香港競馬の負けも消したぞ~》~2023年12月~

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▶ 目次
1日目:39回目の香港・マカオ渡航
2日目:バカラもそこそこに競馬予想に勤しむ
3日目:4年振りの香港競馬観戦
4日目:負けては帰れない最後の聖戦

1日目:39回目の香港・マカオ渡航

2019年以来の香港国際競走の観戦を主目的に、香港・マカオ旅行に出かけました。
日程は12月8日(金)~12月12日(火)の3泊5日の旅。
前回10月の渡航に続き、フライトは香港エクスプレスを利用。

7月のキャンペーン中に予約したため航空運賃は往復13,000円。座席指定料2,000円に燃油サーチャージと手数料23,110円で、合計38,110円。
コロナ前のLCCブームが過熱気味だった頃と較べると、倍くらいの金額でしょうか。
*2023年10月のマカオ遠征の記事はこちら。

熱闘! 海外カジノ・マカオ篇#36《大リーグボール2号と風まかせは雨に弱い!?》~2023年10月~


早朝のフライトだと、神奈川県三浦市の自宅から、電車や空港バスを使った羽田空港へのアクセスはありません。
今回も愛車プリウスαを羽田空港第5駐車場に走らせます。
家を出たのが午前2時半で着いたのは4時前。
香港エクスプレスのオンラインチェックイン済みのカウンターは待ち人2組。
ボーディングパスを受け取り、荷物検査と出国検査で約15
分かかりました。(金曜朝5時前なのに、荷物検査は200人近い行列でした。殆どが外国人)


毎度のことながら、搭乗前の腹ごしらえは「六厘舎」の特製つけ麺。


前夜にアパートの隣人のAさんからカツサンドをいただいて食べたので、お腹がきつい。
機内への搭乗は予定通り6時。

95%は座席が埋まっています。ただし私の横は今回も空席。
理由を推測するに、窓側に座席がない2人並びの席に私が座ると、隣りもおひとり様に限定されるため、埋まりにくいってことでしょう。まっ、作戦勝ちです。
香港国際空港への到着は10:20。
通算39度目の香港(&マカオ)渡航となります。
*香港だけとかマカオだけの旅行は一度もありません。

予定より30分早く着いちゃいました。
今回はわがブログの読者で、2019年の香港競馬でもご一緒したMさんが同行されています。
同い年で、コロナ禍で海外にギャンブル旅行へ行けなくなった恨みつらみを、やけ酒でぶつけ合ったきた仲です。
飛行機を降りた通路で合流したものの、入国審査の〈訪港旅客〉の列は大混雑。
かくいう私は、このバーコードがパスポートに貼ってあるおかげで、行列を横目に香港居住者と同じように自動化ゲートを1分で通過しました。

↑これが香港の《e道(e-channel)》。
香港への観光客もかなり戻ってきていますので、香港フリークなら必須のアイテム。

香港国際空港でe道(e-Channel)の登録に成功!《海外旅行快適化計画③》


皆さん書くのを忘れて列に並んでいることが多いのですが、香港はいまだに入境カードの提出が求められます。こんなやつ。

最近は機内でCAが事前に配るサービスもなくなっているため、列前のカウンターで記入が必要です。
これすらも自動ゲート(e道)を通れる私の場合は不要。
さっきまで一緒にいたMさんは通常の入国審査の列に並んでおり、案の定、到着ゲートのあたりではぐれてしまいました。香港が意外な暑さで、着替えている間に見失ったようです。再度落ち合うのに30分ロスしました。
自分があまりにも要領よく物事を進められるために、人を待っていられないのが私の悪い癖。次回からは現地で待ち合わせます。
B4の路線バスで「港珠澳大橋香港口岸」まで約10分。

ここからバスでマカオに渡ります。
マカオ側の「港珠澳邊検大樓」までのバスの運賃は65HK$(約1,200円)。
※今回の為替レートは1HK$=約18.5円。10月よりかはやや円高傾向

2階建てバスの先頭を陣取りました。

マカオまでは約40分。全長55kmの世界一長い海上橋梁です。

「港珠澳邊検大樓」へは12時着。

こちらのイミグレーションでは登録ゲートを通れないため、他の訪問旅客と同じ列に並びます。各列30人くらいで約10分。
マカオ市街地へは路線バス(
101X)で向かいます。

運賃は現金なら6パタカ(6HK$)。交通機関やコンビニで使えるマカオパスを使えば4パタカに割引されます。

マカオは路線バスがたったの約50~70円。乗りこなさないと損。
宿泊するリスボアホテル行きの無料バスも見かけましたが、結構な行列ができていたので遠慮しました。
*香港空港からマカオへのバスルートについてはこちらで詳細解説しています。

港珠澳大橋横断レポート(香港~マカオルート完全解説)《海外旅行快適化計画⑧》



13時に今回3泊するリスボアホテル(葡京酒店)に到着。

荷物を預かってもらう意図で寄ったところ、運よくチェックインさせていただけました。(本来は15時チェックインの予定)

13階のスーペリアツインルームで、3泊4,105HK$(約75,900円)。
土日曜を含むとはいえ、なかなかのお値段。それが理由で今回はMさんと同宿となりました。
こちらに泊まるのはおよそ6年振り。
フロントなどの従業員の対応もスマートで、さすが老舗といった印象は相変わらず。
(冷蔵庫の中のドリンクが無料で、ミネラルウォーターもたくさん置いてあるところに余裕を感じます)
荷を解いてMさんを連れて昼食に行くことに。
向かったのは「窩婆美食(cozinha aida)」。

ギア灯台の麓、二龍喉公園付近にあるポルトガル料理の良店。
リスボア前のバス停(亞馬喇前地/通称:アーマーラー)から2Aの路線バスを使いました。(マカオパス利用で3HK$/約55円)

10月に訪問してすっかり気に入ったこの店で頼んだのは、アフリカンチキン、ミンチー、油菜と楊州炒飯。




ドリンクをいれて、2名で300HK$くらい。
上記のアフリカンチキンは、カリッと焼いた鶏肉にまずまずピリ辛のソースをかけて、いかにもビールと相性の良さそうな味。ソースの水分が少ないのが特徴で、このタイプは初めて食べました。

それに単品の値段が80HK$(約1480円)と、有名なポルトガルレストランで注文するアフリカンチキンの半分くらいというコスパの良さ。山盛りに添えられたフライドポテトもシンプルに嬉しいです。
*今回の「窩婆美食」での食事に関する詳しい記事はこちら。「窩婆美食(cozinha aida)」のアフリカンチキンは旨くてコスパも抜群!!〜マカオの微妙なグルメ㊼〜
食後の腹ごなしも兼ねて、ホテルまで約30分歩いて帰りました。
MGMあたりでポーカー(テキサスホールデム)に興じるというMさんと別れて、私はマカオ在住の友人と16時に待ち合わせ。
媽閣廟方面行きのバスに乗り、この日からマカオ半島まで延伸されたLRT(マカオ版ゆりかもめ)に乗るのがこの日の企み。

全自動無人運転システムは日本の三菱重工が担っています。

2019年に開業されたものの、タイパ・コタイ地区しか走っていなかったため、イマイチ乗客が増えなかった残念な列車です。
これが大馬路やリスボアあたりに繋がれば一気に繁盛しそうなのですが、その構想はないみたい。

しかし記念すべき延伸初日のわりに、人が少なくない?

LRTは5~10分間隔で運行されています。始発駅とはいえ普通に空いていて、座れちゃいました。
4つ目の排角駅で降車。4~6駅利用の場合は4パタカ/HK$(約75円)。
その足でタイパヴィレッジを散策に。欧米人が集まるバーへ。

店名はよく判らなかった。

カールスバーグを2杯ずつ。

氹仔・官也街のエリアは元々ポルトガル移住者が暮らしていた土地。ウェイトレスがフィリピン系のレディボーイだったりして、なんとなくお洒落。
日が沈めばマカオも少しは涼しくなってきます。(それでも今の東京のお昼くらいの気温)
ほろ酔い加減のまま路線バスで半島側に戻り、晩飯は河邊新街の「仝羽茶居」

このエリアはポルトガルからの貨物が最初に運ばれる古い港町。
そのためか営業時間はなんと早朝4時半から。

昼の休憩と夜のインターバルを各2時間半で回す驚異のオペレーションの店。(夜中休まず営業しているという噂も)

どんな時間でも飲茶メニューが食べられるようで、友人が案内してくれました。




有名だし、お店の名誉のために言っておくと、一品一品は決してまずいわけではないんですが…。
夜の23時以降に食べるには脂ッギッシュが過剰です。
特に私が疑問なメニューはこれ。

鶏の足爪の醤油煮込み。ぷるぷるでコラーゲンたっぷりなのは理解できますが…、
酒飲んだ後にこんな気色悪いもん食えるか~!?
友人のおもてなしの気持ちは有難くいただいて、全体の1/3近くをテイクアウトして持って帰っていただきました。
*「仝羽茶居」のついての詳しい記事はこちら。朝4時半でも飲茶が食える「仝羽茶居」は港湾労働者御用達?〜マカオの微妙なグルメ㊿〜
日が替わり、連れ立ってグランドリスボアでカジノに興じることに。
友人が頑なにディーラーがいるテーブルゲームを拒むため、仕方なく地下のETGエリアに。
そこで友人がまさかの大爆発です。
大小のマシンに100HK$投入して、途中で確変が起こり1,450HK$まで増やして終了。
私に100HK$だけ渡して、意気揚々と家に帰っていきました。まさにわらしべ長者。
呆気にとられた私もひとりでカジノを続ける気にはなれず、1時にホテルの部屋に帰還。
同宿のMさんについては、日本にいるときも早く寝てしまう方で、ここでも夜9時には眠りについた模様。
2~3日なら不眠不休で遊んでいたい私からすると、海外まで来て早寝する意味が理解不能。
この日の歩行距離は15.3km、22,859歩でした。
疲れ果てた私もそのままベッドに倒れました。
2日目へ続きます。

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