
マカオカジノの最新営業情報~2023年10月現在~《熱闘! 海外カジノ・マカオ篇#36外伝》
前回のマカオカジノ情報が5000ビュー突破
6月にマカオを訪問した際にレポートした、マカオカジノの営業(閉鎖)情報の記事が想像以上の閲覧数を記録しています。すでに5,000回を超える人気コンテンツ。
*その記事はこちら。マカオカジノの最新営業(閉鎖)情報~2023年6月現在~《熱闘! 海外カジノ・マカオ篇#35外伝》
お役に立てて何より。前回お知らせできなかったカジノについてのご要望もありましたので、新たにご報告したいと思います。
ちなみに、当ブログも総訪問者数が今年50万人を超えまして、総閲覧数(ビュー)もぼちぼち100万人に到達しそうな勢い。(11/17現在、935,540ビュー、528,545人)
2017年に韓国・仁川へのカジノ旅行の記録を書き記すことから始めて、Wordpressの操作に悪戦苦闘していた時代を思い起こすと、とても懐かしいです。
2020年に海外旅行ができなくなって、書きたい意欲も閲覧数も減ってきた頃は、ブログを閉鎖しようかとも考えたのですが何とか続けています。
海外渡航が再開してマカオのレポートをお届けし、5千件以上も閲覧していただけたということは、それなりに需要もあるのだと自信が持てました。
ということで、追加レポート開始です。
▶ 目次 1.バビロンカジノ(巴比倫娯樂場) 2.エンペラーパレス(英皇宮殿娯楽場) 3.カムペック・カジノ(金碧滙彩娛樂場) 4.フォーチュナカジノ(財神娯楽場) 5.〈衛星カジノ〉は3年以内に閉鎖? |
バビロンカジノ(巴比倫娯樂場)はどうなった?
当ブログの読者の質問から、外港フェリーターミナル近くのフィッシャーマンズワーフ内にバビロン・カジノ(巴比倫娯樂場)という名称の施設があったことを知りました。
この施設にレジェンドパレス以外のカジノがあると、初めて知った次第です。
↑こちらは2017年開業のレジェンドパレスカジノ(勵宮娯楽場)。
結構まじめに探してみたんです。
しかし見当たりません。
フィッシャーマンズワーフ内の案内版にもなし。
Google Map上では《臨時休業中》となっています。
フィッシャーマンズワーフ全体の工事もほぼ終わり、至近のハーバービューホテルもすでに営業していることを考えると、当カジノの再開は何とも言えぬ状況です。
続いて、元気に営業を継続しているカジノです。
エンペラーパレスカジノ(英皇宮殿娯楽場)
マカオ半島の中心部にあるグランドエンペラーホテル(英皇娯楽酒店)の中にあるカジノです。
ヤオハンデパートのすぐ近くで、馬車が目印。
ホテルはヨーロッパの宮殿をイメージしていると云われています。
↑こちらがホテルのエントランス。
マカオ新聞の2022年4月2日付のニュースでは、ホテル内のカジノの営業終了(SJM社と契約更新せず)が報じられていましたが、2023年10月現在は元気に営業しているようです。
カジノへの入口は、フロントのすぐ右手のエスカレーターを上がります。
カジノはかなり庶民的。
私自身、3度目の訪問ですが豪華などと感じたことはありません。
一応、シャンデリアがあって落ち着いた雰囲気は保たれています。
カジノフロアは2~5階。
ETG以外はバカラだけで、ブラックジャックや大小のテーブルも見かけませんででした。
会員証を作成しておきました。
VIPルームを除けば、バカラのミニマムレートも安めなので想像以上に混雑しています。
6月に訪問したカサレアル・カジノ(皇家金堡娯楽場)そっくりの客層と雰囲気。
年配の女性客(70歳以上のお婆ちゃん)の比率が異様に高く、足腰が弱いのか一度座るとなかなか席を立たないため、テーブルが空きません。チップを置いたままトイレに行っちゃうし、見た目は空いてるんですけど…。
10月の遠征では結構お世話になったこともあり、フロア別の紹介をしておきます。
2階は13台置かれたバカラ卓が3台程度開帳。ミニマム200HK$で全台コミッション有り(バンカーで勝つと5%引いて戻される)。
午後早めで、少しまったりしたムード。
同フロアに、ETG専用スペースがありますが、こちらは閑散としてました。
3階はミニマム200HK$が2台、300HK$が2台。4階は500HK$がたくさん並び、1000HK$もちらほら。
案外、どの卓にも客が多い印象。
5階はVIPフロアになります。
2020年以前に顔を出した際は、他店に比べて暇そうな様子でした。低レートカジノとして生き残った印象です。
カムペック・カジノ(金碧滙彩娛樂場)
2007年12月オープンのSJMグループが運営する中華御用達の中規模カジノ。
こちらもちゃんと営業継続中。
リスボアホテルと2階で繋がっていて、店内はものすごい賑わい。
バカラ以外のテーブルもあるのかもしれませんが、室内の照明がほの暗いのと、来場者の多さで確認できず。
セキュリティゲートのすぐ先に、バカラの出目が一望できるテレビモニターが100台近く並んでいるのは相変わらず。
ただし前述のとおり、人がごった返していて薄暗いため、テーブル番号の確認ができるはずもなく、モニターで出目を見せても意味がありません。煽り効果だけでしょう。
2階の1フロアだけを見物しましたが、バカラはミニマム200と300HK$オンリーのよう。
以前あった100HK$ミニマムはなくなっていました。全卓コミッション有りだと思います。
プレジデント(総統)カジノ亡き後は、
鉄火場中の鉄火場に認定。
悪趣味でここの会員証を作ろうと試みたら、3か所をたらい回しにされました。その係員もほぼ英語は通じません。
従業員の態度は一様に悪いし、中国語を話せない客を完全に馬鹿にしています。
天誅を食らわせたいカジノです。
フォーチュナカジノ(財神娯楽場)
ホテル・フォーチュナマカオ(財神酒店)の1階にあるカジノ。
リスボアホテル(葡京酒店)の裏手に位置します。カムペックカジノのお向かいさん。
閉店どころか、いつにもまして物凄い客数。
バカラはミニマム300HK$が中心で、こちらはノーコミッション。
大小はあったように記憶しています。
立ち止まってテーブルを覗いていると、ガンガンぶつかってくる輩が多いため、正直、スリに遭いそうな恐怖に駆られます。
それほど密集感が強くて、いつも潜入時間が短くなってしまいます。
個人的には上記2箇所では絶対に博奕をしません。
今回、判明したのは、最初のエンペラーパレスを含め、カムペックや財神あたりのローベッター向け中堅カジノは来店客数が新型コロナ前よりも増えているということ。
まさに漁夫の利ですね。
エンペラーホテル(帝濠酒店)ってカジノなかった?
最後に、エンペラーホテル(帝濠酒店)を確認に向かいました。
ホテルの周囲を一周しても、カジノの入口や看板は見当たりません。
有名なエンペラーサウナは営業しております。
ここってカジノなかったっけ?
宿泊した経験(2016年7月)もあるのですが、ホテル内をウロウロしたくなかったため、カジノの存在を意識したことがありませんでした。
元々、カジノはないんですかねぇ?
誰か教えて。
〈衛星カジノ〉は3年以内に閉鎖?
先ほどのエンペラーパレスの項の、マカオ新聞の掲載記事にこんなことが書いてありました。
要約します。
昨年来のマカオ法の改正で、《カジノ施設は、マカオ政府と契約した事業者が所有する不動産内に設置すること》と規定された。
ライセンスを保有しているのは、MGM中国、銀河娯楽、金沙中国(サンズ・チャイナ)、メルコリゾーツ、永利澳門(ウィン・マカオ)、澳門博彩控股(SJMホールディングス)の6社だけ。
この6社以外の経営となるカジノは〈衛星カジノ〉と呼ばれていて、これまではカジノ運営の契約を6社のどこかとしていたわけです。
それが法施行後、3年間の猶予が過ぎれば営業できなくなる見込みなんだとか。
リオカジノや金龍グループが閉鎖した理由も、このあたりの対策が所以なんでしょう。
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