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〈にっぽん鰻旅 ベスト50〉独断と偏見で選んだうなぎ屋満足度ランキング発表!!

第28位【87点】東京 日比谷/炙一徹

2020年2月(第24弾)に訪問したお店です。
利根川をルーツとするブランド鰻〈坂東太郎〉を養殖する忠平株式会社の直営する鰻屋です。

坂東太郎といえば、葛飾・四ツ木の「魚政」が有名ですが、まずは手頃に日比谷でお試し。
場所柄、小料理屋のような小綺麗なお店。

鰻重は梅・竹・松の上に坂東太郎(6,000円)が君臨しています。

ついでにひれ巻き串(500円)と肝串〈500円)とうまき(1,000円)をオーダー。


坂東太郎の特徴は〈肉が締まって弾力がある〉。
間違っているとは思いませんが、鰻自体にプリッとした厚みが足らない気がします。
共水うなぎや青うなぎなどのライバルのブランド鰻と比較しても、鰻の薄さが気になります。
タレはちょっと甘めでまずまず美味しいものの、値段を考えると微妙。
この店だけで〈坂東太郎〉を評価していいものか、悩ましい試食でした。
炙一徹の予約はこちら
*炙一徹の記事はこちら。日比谷〈炙一徹〉で国産ブランド鰻・坂東太郎を試す〜にっぽん鰻旅【第24弾】

第28位【87点】:大阪 高殿/うなぎの魚伊 本店

2019年7月(第18弾)に訪問したお店です。
卸問屋を兼ねていて、大阪の多くの有名な鰻屋の鰻はここから出荷されているという噂。

ネットで大阪のウナギ事情を調べると、意外に関東風の蒸し焼きで提供しているお店が多いことに驚きます。
どうしても地焼きの鰻が食べたくて、出張の帰りにタクシーで寄りました。

特上のうな丼が4,200円。

見るからにパリッと焼けた鰻です。
ただ厚みがあまりなくて、理想のパリフワとまでいかなかったのが残念!
関東のように醤油の味が強くもなく、名古屋のように甘辛でもないタレが好印象でした。
大阪で関西焼きの鰻を食べたのは久々で、ある意味、今後の基準となる点数です。
安かったのは嬉しい限り。(4千円超で安いとか麻痺してるのかも?)*う巻も1,050円でした。
魚伊本店の予約はこちら
*うなぎの魚伊本店の記事はこちら。にっぽん鰻旅【第18弾】〈魚伊 本店〉〜大阪で炭火地焼きのウナギが食べたい

第28位【87点】長野 岡谷/うなぎ あら川

本州では浜松と並ぶくらい、やたらと鰻屋が多い長野・諏訪湖エリアで、関東風と関西風の食べ較べを実施した際に訪問した店です。来店は2023年10月(第48弾)。
「うなぎ あら川」がある岡谷市は、地焼の関西風が主流と聞いています。

お店は釜口水門前の岡谷湖畔公園の正面。

テーブル席は、諏訪湖が見渡せる大きな窓からの光が明るくていい感じ。

上諏訪エリアよりも値段が1ランク安めです。
ここは思いきって、特重(税込3,700円)で。

見るからに分厚い蒲焼が3切れ覆いかぶさっています。1尾半でしょう。

関東風とは、明らかに焼き色が違ってますよね?

諏訪湖周辺の鰻は身の厚みが素晴らしい。

味については甘めのタレが特徴。
みたらし団子のタレを想像してみてください。
(さすがに醤油の風味はもう少し強いけど)
食べ終わった後も蒲焼の焦げが口に残りました。タレの甘さは別として、大量の焼きサバを食べた気分。

ちょっとやり過ぎじゃないかなぁ?
《ワイルドなうな重》といっておきましょう。
あら川の予約はこちら
*うなぎあら川の記事はこちら。《諏訪湖うなぎ対決 後編》岡谷市は関西風が主流らしい「うなぎ あら川」〜にっぽん鰻旅【第48弾】

第28位【87点】千葉 館山/五代目新松

2019年4月(第14弾)に訪問したお店です。
寿司屋の多い房総半島の館山では珍しい鰻屋さん。

こちらが江戸時代から続く五代目新松さん。
鹿児島産の鰻で、私のオーダーは超特上うな重(4,000円)!!

なんの変哲もない綺麗に焼けたうな重に映りますが、食べ進むとご飯の間から鰻がもう半尾現れてきます。

確かに〈ご飯のあいだにも鰻入り〉とメニューにも書いてありました。
関東のうな重にしては珍しい間蒸し。
関東風の調理方法で「間蒸し」をやると、鰻が柔らかくなり過ぎる気がしました。
価格も良心的で、鰻の味もボチボチなのですが、90点に達しなかったのはそれが理由です。
でもこのボリュームは捨て難い。
五代目新松の予約はこちら
*五代目新松の記事はこちら。にっぽん鰻旅【第14弾】〈五代目新松〉〜千葉・館山にも鰻の名店はあるのか?

第28位【87点】東京 新御徒町/鰻 やしま

上野の「初小川」で修行したご主人が昭和58年(1983年)に創業したお店。
2019年9月(第20弾)に訪問。

鰻重の特上は4,300円

上と特上の違いは、鰻の量ではなく大きさだということで、
特上の場合、
一尾で長さ60cm×太さ9cm。
この基準は全国的なのでしょうか?
ふっくらとした鰻で、きれいな焼き目を褒めています。価格もこの界隈なら良心的と言えるでしょう。
ただサイドメニューにう巻きや肝焼きがないのは残念。
また女中さんが何度も他の客の注文を間違えていて、私のテーブルの横で蓋を開けて確認していました。
ちょっとちょっとということで、87点になりました。

*鰻やしまの記事はこちら。にっぽん鰻旅【第20弾】〈鰻 やしま〉〜新御徒町の関東鰻の名店
33位以降はこちらです。仙台で有名なお店が登場。

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