《諏訪湖うなぎ対決 後編》岡谷市は関西風が主流らしい「うなぎ あら川」〜にっぽん鰻旅【第48弾】

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11月8・9日の長野旅行では2日続けてのうなぎランチ。
諏訪湖エリアは鰻が有名であるとともに、関東風と関西風の両方の調理法を楽しめるんです。
前日は上諏訪の「ねばし」で蒸してから焼く関東流の調理法を堪能していますので、2日目は関西風の地焼(しかも背開き)を岡谷市内で探します。
*初日に訪問した「ねばし」の記事はこちら。《諏訪湖うなぎ対決 前編》上諏訪「うなぎ ねばし」で関東風うなぎを食す〜にっぽん鰻旅【第47弾】

釜口水門前の「あら川」は関西風

選んだお店は岡谷湖畔公園にある「あら川」さん。
ここもまずまず評価の高いうなぎ屋さんです。

目の前はここも有名な「うなぎの館 天龍」(社長さんは「うなぎのまち岡谷の会」の会長さんという話)。

正直、どちらで食べても良かったのですが、「天龍」は11時半開店で「あら川」は11時開店。
この後、佐久に移動する予定だったため、早めに昼食を済ませておきたい事情がありました。
10:45頃に、湖畔公園の無料駐車場に到着。

目の前に釜口水門が見えます。


湖に沿ってジョギングコースがあって、気持ちのいい場所です。
(自然と鼻歌で森高千里の「渡良瀬橋」を口ずさんでしまいました)
開店とともにお店に入ったら一番乗り。一昨日、電話で仮予約しておいたので、名前を呼ばれ歓迎いただきました。
(ちなみに対面の天龍さんについては11時ジャストの開店30分前で、店外に置かれいる待機リストに5組ほど名前が書かれていました。さすが人気店)
で、あら川さんの店内。


湖が見渡せる大きな窓からの光が明るくて、いい感じ。


メニューを拝見。上諏訪エリアより1ランク安めです。
ここは特重(税込3,700円)をご飯大盛り。
実は、昨日の岡谷市内で泊まったホテル周辺の夕食場所が何も見つからず、ショッピングセンターのフードコートという屈辱の夕餉を味わっておりました。
(ホテルのフロントの方からも《岡谷はうなぎ以外、何もないですよ》と進言されたんですけどね…)
言うなれば今回はリベンジランチ!
15分後にうな重が到着。

さすがに地焼は提供時間が早い。
肝吸いとお新香が付きます。

見るからに分厚い蒲焼が3切れ覆いかぶさっています。1尾半でしょう。
それに昨日の関東風の「ねばし」とは、明らかに焼き色が違う!?
ちなみに「ねばし」のうな重はこちら↓

ちょっと焼き魚っぽいビジュアルですが、これこそ関西風地焼のうなぎです。

しかし「ねばし」といい、このお店といいうなぎの厚みは素晴らしい。
水が冷たくなってきていることにより、うなぎ自体が脂を溜めて太ってきていることもあると思いますが、この分厚さは特筆もの。口に入れたときの食べ応えが違います。
味については、ここでも甘めのタレが特徴。

濃さも含め、みたらし団子のタレを想像していただけば、そう違わない感じ。(さすがに醤油の風味はもう少し強いけど)
好き嫌いが分かれそうですが、白飯がつゆだくになっていないため、個人的にはそれほど気になりません。

追いタレも置いてありました。(私は少しだけ使いました)
肝吸いの肝にも焼き目が。初めて見たかも?

総合満足度は87点。
3,700円というお値段はホントにありがたいです。
傾向としては、しっかり焼かれたボリューム感のあるうなぎが好みなんですが、食べ終わった後も蒲焼の焦げが口に残りました。

タレの甘さは別として、大量の焼きサバを食べた気分。ある意味、満足度は凄かったです。
ワイルドなうな重といっておきましょう。
水曜定休(11~14時・16~19時)

いよいよ《にっぽん鰻旅》もあと2回で50回を迎えます。
数年前に発表した30位までのランキングをリバイスして、ベスト50をリリース予定。
さて記念すべき50店目はどこに行こう?

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