
マカオ半島の中堅ホテルのベストはどこ?〜快適度チェック(更新)〜
▶ 目次 1.リオホテル 2.カーサレアルホテル 3.ミリオンドラゴンホテル 4.リスボアホテル 5.グランドラパ マカオ 6.ホリデイ イン マカオ 7.ニューオリエント ランドマーク ホテル 8.メトロパークホテル 9.ホテル ゴールデンドラゴン 10.エンペラーホテル |
マカオ旧市街周辺の中堅ホテルを評価
マカオへの渡航が35回に達しました。
年に7〜9回のペースで足掛け4年。宿泊も60泊はしている計算でしょうか。
ならばということで、滞在したマカオのホテルについて勝手な評価をしてみたいと思います。掲載順は宿泊した回数によるものです。
評価項目は、①立地 ②部屋等の設備(清潔感も含む) ③ホスピタリティ ④客層(騒々しい客が妙に多いです) ⑤総合快適度。
※コストパフォーマンスについては、概ね1泊1室10,000〜15,000円の中堅ホテルに限定しているため、項目から除外しました。
リオホテル‥‥宿泊日数16日
中国語名は「利澳酒店」。
北京街にあり、リスボアやサンズまで歩いて5分の好立地。
外港フェリーなら3番の路線バスで「廈門街/理工」に停車。リスボア前からも3番のバスでホテル前(「高美士/利澳」)に着きます。巡回の送迎バスもありますが、本数が少なくキャパも小さいので利用価値はありません。
私が最も頻繁に宿泊し、カジノの本拠地としているホテルです。
ややヨーロッパ風の外観とロゴマーク。ドアマンの服装もそれを意識したのでしょう。
裏腹にエロサウナと夜総会が同居していて、ひと昔前のマカオの「男の殿堂」は残っています。
カジノはB1~3Fで、ルーレットやBJのテーブルがない半鉄火場と言っていい中規模なもの。
1年以上続いていた外壁の工事が終わり、外側の禍々しいネオンが無くなりました。
昔はこんな感じ。
昔のマカオ然としています。そして現在。
だいぶすっきりしました。
部屋の内装は比較的アーバンタッチ。言い換えれば無味乾燥。
画像はスーペリアクラス。充分な広さですが縦長のため、あまり利用価値がありません。窓際にベンチ状のソファが置かれていて、これが意外と落ち着きます。でも見える風景はこんなもん。
1泊1万円強の価格帯のわりに、バスルームが広いのが特徴です。バスタブとシャワーブースが別々なのが嬉しい限り。
シャワーの水量も無問題。トイレの流すペダルの押し方が分かりにくいのが難点。
部屋の無料Wi-fiの他に、最近は無料のスマホも装備。エレベーターが5機はあるものの、なかなか来ないのがストレスです。冷蔵庫や金庫は普通に装備されています。
フロントの対応も、以前は〈塩対応〉で融通がきかない従業員が多かった印象ですが、最近はフレンドリーな気がします。一度だけ日本語で挨拶されて驚いた経験があります。
*ただ英語は広東なまりがひどく何言っているか理解できません。
客層は大陸系中国人と、欧米を含んだそれ以外の人種が半々というところ。日本人の団体さんも結構みかけます。
セブンイレブンもホテルの向かい側にあり、ホテルの周囲にカフェやパン屋もあるので案外便利です。食事にも困りません。
ルームサービスとホテル内のレストランは経験ありません。
カジノや観光中心で楽しむなら、清潔で便利なホテルです。
【立 地】★★★☆☆
【部屋等の設備】 ★★★★☆
【ホスピタリティ】★★★☆☆
【客 層】★★★☆☆
【総 合 快 適 度】 ★★★☆☆
カーサレアルホテル‥‥宿泊日数10日
中国語名は「皇家金堡酒店」。
1泊1室800HK$程度とお値打ちで、フェリーターミナルから徒歩5分と近く、コスパの良いホテル。
概ね予約サイトでは、前述のリオホテルより千円程度低めに設定されていることが多いです。
バス停(「高美士/馬六甲街停車場」または「旅遊活動中心」)も近くて、外港フェリーに関連するバスを使う場合は便利。
画像はエリートキングルーム。
壁紙などのセンスが微妙ですが、狭苦しさは皆無で快適です。て言うか、無駄に広い。
窓から見える景色はこんな感じ。金龍娯楽場を見張るかたち。
ここもお風呂はガラス張りで、部屋から丸見えです。
バスルームはコンパクトで、やや設計が古そう。シャワーは浴槽と一体型。
フロントの応対については愛想の良い方が多く好感が持てます。
ただし規定のチェックイン時間よりも前に部屋に通してくれたことはなし。また、チェックアウトの際も確認に時間がかかり、5分以上待たされます。またカードキーが反応しなくなって、フロントを往復したこともありました。
客層は主に大陸系中国人。ロビーで記念撮影しているお上りさんもたくさんいます。
こんなものをロビーに飾るからだよぉ…。
カジノは入口が別になっていて、2階・3階に設置されています。バカラ中心でミニマムベットも低く、かなり大衆的なカジノと言えます。
階上にエロサウナがあるものの、あまりそこに通う客を見たことがありません。近隣に「足康楽」等のマッサージ店や縁起のいい「金蓮花広場」があります。
屋外の食事場所に目ぼしいお店がないのが難点ながら、団体が多いわりに客室は静かで、コスト面を考えても穴場と言えます。
ただしセナド広場あたりから歩いて帰ってくるのは、かなりの苦行となることをお忘れなく。
【立 地】★★★☆☆
【部屋等の設備】 ★★★☆☆
【ホスピタリティ】★★★☆☆
【客 層】★★☆☆☆
【総 合 快 適 度】 ★★★☆☆
ミリオンドラゴンホテル‥‥宿泊日数9日
最近、私のお気に入りとなっているホテルのひとつです。
中国語名は「萬龍酒店」。旧名は「蘭桂坊酒店」(ホテルランカイフォン)。
しかし「萬龍」とは、なんとも悪趣味なネーミング。
2018年に経営が変わったらしく、「ランカイフォン(蘭桂坊酒店)」から「ミリオン・ドラゴンホテル(萬龍酒店)」に変更となりました。北京街にあり、金龍グループがこの一帯を牛耳りはじめています。
「廈門街/理工」や「理工学院」というバス停が目の前で、外港フェリーとリスボアやセナド広場を繋ぐバス(3番や10番)が頻繁に行き来していて至便です。
リオホテルの近くなので、セブンイレブンやレストランも豊富にあり、特に困りません。
驚きは部屋のコストパフォーマンス。
最初に泊まった2018年5月の宿泊は、グランドスイートが2泊で23,058円。
GWに1泊900HK$でこんな広い部屋に泊まれました。たぶんオペレーションミスなのでしょう。次回以降は1200HK$平均となっています。
バスルームがとにかく豪華。
大阪の出張で泊まったビジネスホテルは、この洗面所より狭かったような…。
パウダールームもあります。
そして、お決まりのリビング側からお風呂が見られる仕掛け。これはなんのためなんでしょう?
夜になると、薔薇のシルエットがリビングに浮かびます。
豪華なラブホテルというセンスは否めませんが、グランドスイートらしく、ウェルカムフルーツが毎日届けられることからも、もてなされている感は満足。
金庫もカッコいいんです。
堅牢さは皆無ですが、モダンなデザインだこと。
お隣りがずっと工事をしているので、眺望だけは残念。
ロビーが狭く、チェックインをするフロントは3階です。
客層は金龍グループということもあり、大陸系中国人が中心。特に家族連れが多かった印象があります。
1・2階にカジノがあり、バカラで200HK$から賭けられるテーブルが多数あるため、最近賑わっているような。
まったく一人で泊まるには勿体ない豪華さ。常宿に較べると2割くらい奮発することになりますので、毎回というわけにはいきませんが、金があって予約が取れれば、ここに泊まる機会をつくりたいと考えます。
【立 地】★★★☆☆
【部屋等の設備】 ★★★★★
【ホスピタリティ】★★★★☆
【客 層】★★★☆☆
【総 合 快 適 度】 ★★★★☆
リスボアホテル‥‥宿泊日数9日
中国語名は「葡京酒店」。
言わずと知れたマカオの顔。昔の映画では必ずここが登場しています。若大将も植木等もミスターBooもみんなそう。
目の前がバスターミナルで、英語が通じないタクシーでも唯一 「リスボア」と叫べば通じます。
フェリーターミナルにはバスで5分、セナド広場へは歩いて10分以内です。タイパやコタイ地区へも路線バスで簡単にアクセスが可能。間違いなくマカオ市街地の中心。
1泊800HK$くらいからで、リオホテルの1割増しくらい。老舗のわりに案外低めの価格設定です。
せっかくマカオを訪問したからには、代表的なホテルに泊まろうと、連続してここに宿泊していた時期がありました。
無駄に造りが豪華なのが特徴。成金趣味のクラシックホテルという感じが、いかにもマカオっぽい。
こちらはリスボアのオーナーで、SJMグループの総帥・スタンレー・ホー氏。
ただ難点はフロントが東西に2か所あって紛らわしいこと。
予期せずサービスでグレードアップされて、宿泊する建物が変わっていたりすると、右往左往することになります。
上は東翼側のフロントロビー。そして下の画像は、西翼大堂の入口です。
ドアマンの雰囲気が渋すぎる。
フロントの力量が高く(英語がちゃんと通じます)、手際がとてもいいのは有り難い。
ただ西翼大堂と東側の建物が結構離れているのに参りました。エレベーターも繋がっていなくて、まさに迷宮のラビリンス。
部屋は素晴らしいです。無料でグレードアップされていたりすると、ビックリするくらい豪華な部屋に通されることがあります。
広さと言い、伝統を感じる質感といい文句がありません。でも一人でこんな応接セットはいらないんですけど…。
コートハンガーなどは凝ったものが置いてあります。
冷蔵庫の中身がすべて無料なのは嬉しいかぎり。
バスルームは、一段とクラシカル。
最近では珍しいタイル張り。さらにバスルームのお湯の出し方は経験が必要。一筋縄ではいきません。
何度、あらぬ方向から冷水を浴びたことか‥。
*リスボアホテルの詳細はこちらでもご紹介しています。〜リスボアホテル(葡京酒店)のバスルームを攻略せよ~マカオ・ホテルレビュー~《海外旅行快適化計画⑤》〜
客層も各国から集まっている様子。ただし普通に大陸系中国人も混ざっていて、後述する「グランドラパ」ほど上品ではありません。
カジノは2カ所あって、客層が違います。
造りも古く、沢木耕太郎の「深夜特急」の往年のイメージは味わえますが、今風のマカオカジノを感じたければ、グランド・リスボアやMGMに出向いたほうがいいと思います。
マカオの歴史を体感したいなら、一度は泊まってみる価値のあるホテルです。
【立 地】★★★★★
【部屋等の設備】 ★★★☆☆
【ホスピタリティ】★★★☆☆
【客 層】★★★☆☆
【総 合 快 適 度】 ★★★☆☆
グランドラパ マカオ‥‥宿泊日数6日
中国語名は「澳門金麗華酒店」。
私が2004年に初めて訪れた頃は、マンダリンオリエンタルマカオと呼ばれていました。ロビーがとてもいい匂いのするクラシックホテルという印象。
サンズ・マカオの隣りにあり、路線バスを使うよりもサンズの無料巡回バスに便乗させていただくのが効率的です。
ホテルの作りは古いものの、それはそれで好印象。客層も含め、落ち着いているため不快さは感じません。
部屋も画像ほど広くは感じないと思いますが、普通の装備は整っています。
数年前に宿泊予約した際に、朝8時頃着いてしまい、荷物だけ預けようとフロントを訪ねたら、なんと気のきいたコンシェルジュが、こちょこちょっとフロントに話して、部屋にチェックインさせてくれました。
この出来事以来、マカオにおけるNo.1 ホスピタリティホテルだと信じています。
従業員が外国人慣れしていて、笑顔が絶えません。*そう言えば、中国人のスタッフが少ないような…。
2階のカフェ・ベラヴィスタは、私が朝食で頻繁に訪れる場所。大好きなレストランです。
ただ、ブッフェで三千円近いコストがかかるため、カジノで勝った翌朝限定になります。
朝ご飯以外では、アフリカンチキンとセラデューラに定評があります。
送迎のバスが1時間に1本だとか、日当たりがイマイチとか細かいことは気にならないくらい大らかな気分にさせてくれます。
驚くことにこんな貴婦人のようなホテルにも、カジノが入っています。それもイメージとは真逆のミニマム100HK$〜の安カジノ。
以前は「ジーメイ・カジノ」という名前でした。何か事情がありそう。まぁ、マンダリンの名前を捨てた段階で、そういう縛りは関係ないのでしょう。
それを抜きにしても、洗練された欧州っぽい雰囲気が素晴らしく、マカオで最も好きなホテルです。
【立 地】★★☆☆☆
【部屋等の設備】 ★★★☆☆
【ホスピタリティ】★★★★★
【客 層】★★★★☆
【総 合 快 適 度】 ★★★★☆
ホリデイ イン マカオ‥‥宿泊日数6日
中国語名は「澳門假日酒店」。
北京街に面した中堅ホテル。バス停も「北京街/假日酒店」がホテル前にありますので、3番、10番、28Aの路線バスで繁華街から容易に帰ってくることができます。
半年ばかり外壁を改装していましたが、見た限りではリニューアルした形跡は分かりません。
2013年暮れの社員旅行で泊まったのが初めてで、2年に1度の頻度でお世話になっています。リオやリスボアに較べると少し高めの価格設定でしたが、最近は同等レベル。平日なら1泊1室800HK$程度です。
画像はスーペリアダブルルーム。
部屋の装備も金庫や冷蔵庫等、必要最小限のものは整っています。風呂が硝子張りで部屋から丸見えという特徴が。
しかし部屋の作りがいかにも古く、快適性が損なわれているのが難点。
まず壁が薄い。大声で会話する中国人の音が丸聞こえです。そしてシャワーの水流が弱すぎる。蒸し暑いマカオでは汗を流す頻度が多いから、これは重要。この水量では髪が洗えません。
場所柄、窓からの風景等はともかく、そこらは努力していただきたいものです。
フロントの接客については合格点。愛想も良く、チェックイン&アウトの手際もぼちぼちです。
1~3階のカジノは鉄火場系。
このせいかどうか分かりませんが、ホテルの方の客層もかなり低ランク。エレベーターでも下りる前に乗り込んでくるマナー皆無の大陸系中国人ばかりが目立ちます。同席したくないため、施設内のレストランも使ったことがありません。
リスボアホテルまで徒歩で3分ほどで、場所がらコンビニやスーパー、食事場所には困りません。セナド広場あたりにいても15分もあれば徒歩で帰れます。アクティブに行動するなら、最適なホテルでしょう。
【立 地】★★★★☆
【部屋等の設備】 ★★☆☆☆
【ホスピタリティ】★★★☆☆
【客 層】★☆☆☆
【総 合 快 適 度】 ★★☆☆☆
ニューオリエント ランドマーク ホテル‥‥宿泊日数2日
中国語名は「新東方置地酒店」。
旧名は「ザ・ランドマーク・マカオ」です。比較的最近、経営が替わりました。
以前は、カジノに巨大なツタンカーメンの顔面オブジェを置いたり、エジプト色を前面に打ち出したイメージだったのが、少しだけイメージチェンジ。
すみません。改装後に訪問していないので、現在、この装飾が存在しているのか未確認です。
スターワールドの斜め前で、好立地と言えます。リスボアホテルへも徒歩5分圏内。
ど派手な外観やカジノとは違って、ホテルのロビーに入ると、落ち着いたシックなイメージ。1階にブランドショップ並び高級感もあります。
部屋は欧州クラシック風。
スーペリア・ダブルルームで週末の宿泊で、1泊1室900HK$ならお得と言えるクオリティ。
広くて、調度品もなかなかのセンスで、いい部屋です。
バスタブとシャワーブースが別々なのも有り難いです。
見晴らしはと言うと……、リオ・ホテルが見えるだけ。
セキュリティのためなのか、エレベーターを6階で乗り継ぐのが面倒くさいのが難点。
カジノは3階にあり、老朽化した感が否めません。密度感が乏しく無駄に広いのも特徴。でもコーヒーはなぜか美味。
2階に「ナンバーワンサウナ」という名前のエロサウナがありますが、客を見た覚えはなし。
フロントを含む従業員についてはお行儀はいいものの、要領が悪かった記憶があります。
滞在中にあまり大陸系中国人と出くわさなかったのは、私の記憶違いでしょうか。
ルームサービスとレストランは未体験。
アメニティも洒落てるし、良いホテルと言えます。
ただし泊まった時にカジノで凄く負けたので、良い印象がありません。残念。
【立 地】★★★☆☆
【部屋等の設備】 ★★★★☆
【ホスピタリティ】★★★☆☆
【客 層】★★★☆☆
【総 合 快 適 度】 ★★★☆☆
メトロパークホテル‥‥宿泊日数2日
中国語名は「澳門維景酒店」。
北京街のホリデイインのはす向かいにある中規模ホテル。1泊1室800HK$で2016年に宿泊。最近は少しランクがあがっています。
バス停も「北京街/假日酒店」が使えます。3番、10番、28Aの路線バスで繁華街から帰ってくることができるので便利。
このホテルの最大の特徴はカジノがないこと。
また最上階は回転レストランになっているそうです。おそらくこの地域では眺望は期待できませんが…。
エアコンが効き過ぎて調整が上手くいかなかったことだけ、よく覚えています。眠っている間、凍えていました。なぜ1月なのに冷房が必要なのでしょう。
普通にいい部屋でしたが、1室12,000円であれば、リオやリスボアより少し割高な気もします。
珍しく朝食のビュッフェも試したものの、NO GOODでした。
【立 地】★★★☆☆
【部屋等の設備】 ★★☆☆☆
【ホスピタリティ】★★★☆☆
【客 層】★★★☆☆
【総 合 快 適 度】 ★★☆☆☆(寒かった)
ホテル ゴールデンドラゴン‥‥宿泊日数2日
中国語名は「金龍酒店」。
ここもほぼ3年前の宿泊です。1泊1室720HK$だったことからも、当時かなり割安だったはず。
外港フェリーターミナルからも、徒歩10分圏内にあり、海立方やカーサレアルホテルがすぐ近く。
回力酒店なき後、男の欲望を満たしてくれる竜宮城とも言える場所です。
十八がつくエロサウナや、最近はあまり噂を聞かない夜総会が同居しているため、エレベーターで他人とすれ違う際は、少し恥ずかしい思いをします。
この時期はまさかブログを書くとは思っておらず、当ホテルの画像が残っていません。さすがにカメラを向けるのが躊躇われる場所なんです。
部屋はそれほど広かった記憶はないものの、特に不便に感じたこともありませんでした。
装備も金庫や冷蔵庫など、普通に機能していました。恥も外聞もかなぐり捨て、男らしい遊びを全うしたいという方には、このホテルでの宿泊は無駄がなくて、いいのではないでしょうか。*だったらサウナに泊まれよ、とは言いません。
【立 地】★★★☆☆
【部屋等の設備】 ★★★☆☆
【ホスピタリティ】★★☆☆☆
【客 層】★☆☆☆☆
【総 合 快 適 度】 ★★☆☆☆(恥ずかしかった)
エンペラーホテル‥‥宿泊日数2日
中国語名は「帝濠酒店」。
やはり3年前の宿泊で、2泊で18,000円を切る金額で、週末に滞在しています。1泊1室700HK$台では、最近ではこの地域では不可能な価格。
ホリデイインの裏通りにあり、猥雑な雰囲気に位置したホテルです。規模や設備としては日本の中堅どころのビジネスホテル並み。
有名な「エンペラーサウナ」が入っていることもあり、金龍酒店とともに、宿泊先を他人に言いたくないホテルです。
帰国した次の週に、博打で借金した中国人が、金貸しに監禁され殺されるいう事件がありました。
カジノで言えば、エンペラー、金龍、プレジデント(澳門総統酒店)、フォーチュナ(財神酒店)、そしてがカムペック・カジノ(金碧滙彩娯楽場)が マカオ半島北京街エリアの5大鉄火場系賭博場。
金を貸し借りした者同士が、包丁を持って追っかけまわすという惨劇が3年前にもありました。気の弱い方は行かないことを勧めます。
ホテルはというと、画像も残っておらず、すでに記憶が殆どありません。
予約サイトで見ると、割と綺麗めな写真が使われていますが、本当にそんなだったか肯定はできません。薄暗く、あまり清潔感がなかったような印象。帰国後の悪いニュースで、かなりバイアスがかかっている可能性も。
エアコンが効かないとか、シャワーが出ないなどという不便はなかったように思いますので、泊まっていただいても特に問題はないでしょう。
ただし客層は、完全に大陸系中国人です。そこだけはご留意ください。
【立 地】★★☆☆☆
【部屋等の設備】 ★★☆☆☆
【ホスピタリティ】★★☆☆☆
【客 層】★☆☆☆☆
【総 合 快 適 度】 ★★☆☆☆
以上となります。最近はセナド広場からポンテ16に向かう埠頭に突き当たるあたりに、リノベーションした若者向けの廉価なホテルが増えている気がします。
マカオは治安が概ね良く、相当な安宿を選ばなければ、ある程度の快適さと安全は保証されています。
米国式の高級ホテルが割高と思う方は、ぜひ今回掲載した中堅ホテルを利用してみてください。お役に立てれば。
コメント ( 3 )
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お返事ありがとうございます!渡澳はまだ計7度の駆け出し者です。先週末は断続雷雨で、例外的にまるで夏の箱根にいるかのようでした(沙田競馬場は重)。サイトでご説明頂いたマカオ大橋のバス旅結構気に入ってます!
もりもり様
コメントありがとうございました。
凄い頻度で渡航されていて驚きです。これからの香港•マカオは暑くて大変ですよね。憂鬱になります。日曜に沙田競馬場に行くと夕方のエアーに間に合わないのが難点です。月曜も会社休まなきゃいけないですもんねぇ。徹夜明けで働くのも嫌だし。
今朝帰宅で週末単独弾丸を決行してきました。GWは、タイパ見学やらショッピングやらリオサウナやらの付き合いが主体で、リスボアでのバカラ3時間とQEⅡC(香港競馬)以外はほとんど博打ができなかったため、今回はがっつり博打に専念し(ウインでポーカー7時間&香港競馬7レース)、成績はちょい負けでしたが、大いに楽しめました。なお、サンズのカジノの5大鉄火場系とは対極にありつつフレンドリーな応対・雰囲気が気にいり、低レートのポーカールームも新設されたことから、次々々回の12月8日の香港国際競走の前日(単独弾丸)は、(サンズにほど近く、上述の貴婦人のようなとおっしゃてる)グランドラパを予約しました。