屋台の名店「利記珈琲」で出前一丁~マカオの微妙なグルメ#59

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日本では少なくなりましたが、アジア観光の醍醐味は屋台料理と言っても過言ではありません。
今回はマカオの屋台軽食をご紹介します。
場所はセナド広場にも程近い福隆新街を少し外れた路地。
ちなみに福隆新街は昨年から歩行者天国になった賑やかなストリート。

かつては遊郭があった通りが鮮やかに変貌しました。
お目当ての屋台は通りの中程、「佛笑楼」というポルトガル料理店の角を曲がった小路の脇にひっそりと営業しています。

店名は「利記珈琲」。

マカオのファストフードと云えば、カレーおでんや牛雑(モツ)屋を連想しますが、ここはカテゴリーでいうならカフェ。

メニューの上段にはドリンク類が並び、食事はサンドイッチや麺類が中心なんです。
こんなバラックでどうやって炭焼珈琲や特濃奶茶(香港式ミルクティー)を作っているか興味津々ですが、近所のオッちゃんだけでなく、スーツを着たOLやビジネスマンも訪れているから驚き。
チキンライスや蟹味噌麺などの重たいB級グルメに飽きてきたマカオ遠征3日目の昼に来店しました。
私が注文したのは出前一丁の蛋麺と凍珈琲。
このブログでも何回も書いてきましたが、香港でもマカオでも日本の出前一丁の袋麺は大人気。
こんな屋台でも主力メニューになっているわけです。

《蛋麺》の【蛋】は卵のこと。目玉焼きを載せたラーメンということ。
要は出前一丁にハムや焼いた豚肉、野菜をトッピングしたものがラインナップされているわけ。
広東語では出前一丁は【チョッチンヤッデン】(北京語だったらごめんなさい)、そして《蛋》は【タン】で通じました。
イートインできるテーブルが10名分くらい用意されていました。

扇風機も首振り対応。

客を涼ませているのか、店員さんのためにあるのかは不明。
まずは凍珈琲の到着。

いわゆるアイスミルクコーヒーです。【ドンカーフィー】で通じました。
砂糖をいれるかどうかは事前に訊いてくれました。これは無糖。
そして数分で出前一丁玉子のせの登場。

見紛うことなき即席麺。両面焼いた目玉焼きとレタスが添えられております。

特に何の小細工もありません。スープも粉末をそのまま使っているはず。
(日本の出前一丁ってごま油も入っていた記憶がありますが、その風味はなし)

途中で目玉を崩して食べるのも乙なもの。
そして本格的な味変はこちらを使います。

一緒に持ってきてくれた辣油。

海外の辛味調味料を嘗めてはいけません。絶対に少量から試さないと怖ろしい事故になるので用心。
出前一丁はおろかカップヌードルでさえ自宅ではあまり食べないのですが、過食気味のここ数日を考えれば胃には優しいかなぁ。
ラーメンが22HK$、アイスコーヒーが16HK$で合計38HK$。約760円のランチはこれにて終了。
サンドイッチが旨いという噂もありますが、気が向いたらチャレンジしてみます。

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