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金沢八景の鰻街道の老舗。伊藤博文も通った「鰻松」〜にっぽん鰻旅【第44弾】

神奈川県の京浜急行沿いにある金沢八景~金沢文庫には、鰻街道とも呼ばれるエリアがあります。
「隅田川」、「ふくしま」という有名店が並ぶ中で、最もネームバリューがあるのは
洲崎神社横にある「鰻松」さん。

日本国・初代総理大臣の伊藤博文も通ったという名店です。
ということは、創業は明治時代で、100年以上続く老舗。

この辺りは神社やお寺も多く、こちらも趣きのある佇まいです。


元々は金沢八景で鰻漁を生業にしていたそう。

入り口に置かれた鰻のオブジェ。
こちらで大井川産(もしや共水うなぎ?)の鰻が食べられると聞きつけ、有休を取った平日午後に訪問しました。
瀬戸神社から国道16号を渡って、徒歩なら5分くらいでしょうか?
クルマで行った私は、お店から50mほど離れた専用駐車場に停めました。
あらかじめ14時までに来店するように電話で聞いていたので、13:40に到着。

店内はお座敷とテーブルが混在しています。私はテーブルに座ります。

メニュー。


鰻重の〈半〉というのは半身のことみたい。並で3,500円するということは、まずまずの高級店です。
朝から何も食べていなかったので、期待を込めて、鰻重の特上(4,900円)をチョイス。ご飯も大盛りにしていただきました。
肝焼やう巻はやっていないらしく、きも大和煮(800円)をオーダーしました。
店内はほぼ私だけの状況だったため、約10分後に大和煮が到着。

うずらの卵が付いてきます。しかもかなりの量。

タレをかけないからか、肝焼とは微妙に色が違います。
そして試食。
やめときゃよかった…。
佃煮だと香ばしさがないから、肝の苦みと臭みが引き立ちますね。
元来、レバーがダメな私としては、この調理法は苦手です。
5分して、鰻重(特上)が運ばれてきました。

1尾半と推測しますが、かなりの盛りです。

重箱から尾っぽがはみ出している鰻重は久々かも?

お店の女中さんから、2種類の山椒があることを教えてもらいました。
瓢箪に入ったほうは普通の辛さで、丸い器に入っているのは辛口なんだとか。

鰻の風味を殺してしまうので、身ではなくご飯にかけるように指導をいただきました。(私はだいたいそうしています)
ビジュアルでは、パリッと焼けているように見えたんですけど、
こちらの鰻、かなり柔らかめです。

というか、
最近食べた鰻の中で一番のホロホロ具合。
ご飯に山椒をかけようと、鰻をめくるために箸を入れた瞬間に身が崩れます。

鰻の厚みはまずまずあるのですが、スプーンで食べたくなるくらいの緩さ。
(正直、名古屋生まれで地焼きの鰻に慣れて育った私からすると、これは褒めていません)

タレの味はアッサリしていて甘みやコクはそれほどなく、どちらかと云えば醤油が立った風味でしょうか。

ご飯の温度が熱々なのが特徴です。
そういえば、肝吸と漬物の写真を撮るのを忘れておりました。

デカ盛りの大和煮も含め、なんとか完食。
ライスの水分が比較的多く、ごはん粒が箸ですくいきれませんでした。
個人的満足度は80点としておきましょう。

ちょっと複雑な気分です。
同週の仙台「うな貴」もそうであったように、鰻の柔らかさが気になるようになってきました。
この界隈の方々は、蒸してここまで柔らかくした鰻がスタンダードなんですかねぇ?
あくまでも食べ物は好みなので、批判するつもりはございませんが、外側の皮目のパリッとさをキープしていただきつつ、せめて口に入れるまでは、ふっくらとした身のカタチを保っていただきたいものです。
あくまでも、私の好みですが…。

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