
羽田の《穴守稲荷神社》で海外渡航の安全祈願。でも今回は成田発着なんだよね…~御朱印集め開運紀行#62
《当サイトはアフィリエイト広告を利用しています》
6月15日からのマカオ渡航の前に、羽田にある穴守稲荷神社に参拝してきました。
(今回は珍しく成田空港発着なのですが、なぜ羽田へ行っているかという問題は置いておいて)
航空会社との縁も深く、競馬馬の展示もあるという見どころいっぱいの神社にいざ参拝です。
▶ 目次 1.穴守稲荷神社へのアクセス 2.穴守稲荷の御由緒と御利益 3.ANAとコラボした御朱印帳をゲット! 4.名馬イナリワンの展示品 |
穴守稲荷神社へのアクセス
穴守稲荷神社は、京急羽田線で蒲田駅から3つめ。品川からもおよそ15分。
改札を出たら、突き当りを右方向。
都道311号線、いわゆる環八沿いにあるので簡単に見つけられます。
住宅街を抜けていたら、参道を発見。
ただ参道にありがちな飲食店は豊富ではありません。ちょっと残念。
ぐるっと回って、大鳥居に出ました。
では参拝に参りましょう。
穴守稲荷の御由緒と御利益
穴守稲荷神社の創建は19世紀初頭。現在の羽田空港の敷地内は、当時は鈴木新田という開墾地で、荒波による海水の浸食被害を受けていたそう。堤防が決壊することに困った村民が相談し、稲荷大神の勧請に至ったわけ。
穴守の名前の由来も、「風浪が作りし穴の害より田畑を守り給う稲荷大神」とストレートに《穴を守る》ためということ。
(ちょっとエッチな話ですが、同様の理由で江戸時代には遊女の参拝が多かったそうです。女性の穴を病気から守ってもらいたいと…)
御祭神は豊受姫命。衣食住の三要を守り給える最も尊き大神。
穴守稲荷は明治から戦前にかけて一大観光地として隆盛を極めたものの、太平洋戦争後すぐにGHQより強制退去を命じられ、地元の有志の尽力で現在の場所に遷座したんだとか。
では参拝へ。
こちらが手水舎。コロナ禍以降、柄杓が使えないようです。
恒例の狛犬チャック。まずは左。
これは右側。
どう見ても獅子(狛犬)ではないですね。お稲荷さんだけに狐なんでしょう。
一礼して、拝殿に向かいます。
社殿前には灯明台。
赤い色味も鮮やかな、立派な拝殿です。1964年に再建されています。(私の生まれた年です)
鈴周りの飾りもカラフル。
二礼二拍手一礼で、6月中旬の海外渡航の安全祈願。
本殿右には奥之宮へ続く千本鳥居。
都内では随一とも云える艶やかさかも?
奥之宮は2020年に改修工事を終えたばかり。
多くの奉納鳥居が置かれてます。
千本鳥居の右手には数多くの稲荷社が鎮座。
↓必勝明神。
↓繁栄稲荷。
などなど。そして、奥之宮の背後にはこれも2020年に完成した稲荷山。
この階段を登っていきます。
こちらは頂上近くにある御岳神社。
摂社が多すぎて、お賽銭を渡す小銭が足らん。
頂上にそびえるは穴守稲荷上社。
空港が見渡せるかと期待したけど、そうではなかったのね。
反対側からの階段で戻ると、お稲荷様の社殿。
「あなもりの砂」と呼ばれる御神砂を無料で授与いただけます。
床に砂とスコップがあって、脇にある小さな封筒に自分で入れるわけ。
穴守の砂には「招福」の御利益があるとされ、封筒に願い事別の撒き方が記載されています。
稲荷山の麓には、一対の神狐像に守られた福徳稲荷。
唯一、戦前からある神狐像で、今にも飛びかかってきそうな勇猛な顔をした狐様。
戦後の強制退去後に、旧社地の地面より住人が掘り返して持ってきたいう伝説が。
そのため必ず帰ってくることから「サバイバーのキツネさん」として人気があるようです。
水琴窟も忘れてはいけないスポット。2021年に整備されています。
水盤には季節に応じた花手水。
井戸で汲み上げられた御神水を神狐像に浴びせると、美しい音色が響き心を浄められるそう。
説明書きもありました。
やってみましたが、残念ながら音は聞こえず…。
反対側の参道には飛龍明神。
ANAとコラボした御朱印帳をゲット!
参拝を終え、御朱印をいただきに社務所へ伺います。
今回の目的は御朱印以外にもあって、今使っている明治神宮の御朱印帳の余白がなくなってきたため、3冊目を探していたんです。
羽田空港に近い穴守稲荷には、日本の航空会社とタイアップした御朱印帳があると聞きつけました。
(すみません、反射して見づらいですね)
2週後にマカオ渡航を控える身としては、タイミング的にバッチリかとひらめきました。
そして、選んだのはJALでなくANA。
理由はちゃんとあって、実は私、全日空に株式投資をしておりまして、マイレージもANAで貯めています。
また今回登場する澳門航空も、ANAとの共同運航便でございます。
どう考えても、ANAに縁があるはず。
合板でできた表紙が、雲と波の形でレーザーカットされていて、とても洒落ています。
値段は3,500円。御朱印が1種類含まれます。
この3種類から、オーソドックスな「穴守稲荷神社」を選定。
空の旅の安全にご利益がありそうな「航空稲荷」の御朱印は、毎月17日と空の旬間(9/20~30)だけの配布らしいので断念。
お守りやお札などの授与品も多数用意されていましたが、御朱印帳と賽銭でたくさんお金を使ったため、遠慮しておきました。
名馬イナリワンの展示品
最後に、社務所の内部でJRAの競走馬・イナリワンの展示品があると聞き、お願いして観覧させていただきました。
壁の一面に、80年代後半に活躍したイナリワンの記念の品が飾ってありました。
イナリワンの馬名の由来は「穴守稲荷」から来ているそうです。
当時から競馬ファンですが、知らなんだ。
イナリワンは、1989年に天皇賞春と有馬記念を勝利し、オグリキャップのライバルとして鎬を削りました。
今はアニメの〈ウマ娘〉にもキャラとして登場してるみたいです。
これにて全行程終了。
まさに東京を代表する稲荷神社と云える見どころの多さです。
これで復活する海外旅行も無事過ごせることでしょう。
今年、前厄だと知らされました。見なきゃよかった…。
こちらの記事もおすすめです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。